2014年12月02日 [08:34]   横浜F・マリノス | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第33節 横浜M vs 新潟

残り2試合となるJ1第33節。
ここ5試合を3勝1分1敗で、順位を7位に上げてきた横浜M。
ここ5試合を2勝1分2敗で、順位を11位につける新潟。
ともに降格も優勝も無い位置の両チームの対決だが、7位入賞はかかっている戦い。

Jリーグ2014 Division1 第33節
日産スタジアム/29,379人
横浜M 1-0 新潟
(横浜M) 伊藤翔(58分)
ホーム横浜Mのスタメンは、1 榎本哲也、13 小林祐三、4 栗原勇蔵、22 中澤佑二、24 奈良輪雄太、7 兵藤慎剛、15 ファビオ、20 佐藤優平、25 藤本淳吾、11 齋藤学、16 伊藤翔の4-2-3-1。
アウェー新潟のスタメンは、21 守田達弥、25 小泉慶、3 大井健太郎、2 大野和成、24 川口尚紀、8 レオ・シルバ、6 小林裕紀、10 田中亜土夢、23 山本康裕、9 田中達也、30 指宿洋史の4-2-2-2。

横浜Mが逃げ切る
お互いに守備が良いが、攻撃が積極的で、序盤は横浜Mがサイドからチャンスを作りだす。ただ、そこを跳ね返した新潟が、思い切ったシュートを狙ってリズムを作り出すと、特に右サイドからの途中交代で入った松原健が押し上げ流れを作り出す。
横浜Mも終盤チャンスを作ったが、前半はどちらかと言うと新潟ペースで終った。
後半に入ると横浜Mが押し込み出し、58分、左サイドで奈良輪雄からのクロスをゴール前で新潟のDFがクリアし切れずそらしてしまい、裏に飛び込んだ伊藤翔が押し込んで、横浜Mが先制。
1点リードを許した新潟が、攻勢に出るが、しかし、決めることが出来ず、結局、そのまま横浜Mが逃げ切り試合終了。

守備の良い両チームの対決
お互いに守備に自信があるというか特長ををもつだが、この試合はどちらも立ち上がりから積極性を見せて、両チームともチャンスを作り出していた。
ただ、その自慢の守備が相手の攻撃を止める事、そして、チャンスを作りながらも最後の精度を欠いてしまったりと、得点の可能性を感じない試合になった。
その中で、どちらが、先に隙を作ってしまうのか、もしくは、相手の隙を作るのかという所で、先に一瞬の隙と言うか、新潟が一瞬集中を切らしてしまったように、クロスに対して、人数はいながらもクリアし切れず、そこで逆サイドの裏に飛び出した伊藤翔が押し込む事で試合が動いた。
その一瞬だけ、両チームを通じても唯一というか、たった一度の決定的なシーンを作り出した横浜Mが、その一回を活かして勝利をした。
先に書いたように両チームとも守備が良いからこそ、その特長が発揮された結果、こういう試合展開になったという所だろう。

指宿洋史と鈴木武蔵
この試合は、両名が並ぶことはなく、終盤、指宿洋と後退する形で鈴木武が投入された。
高さよりも、終盤はスピードを期待した結果だろう。
ただ、どういう運命のめぐりあわせか、今季、指宿洋がシーズン中に新潟に移籍、結果として、リオ五輪のCFW候補が新潟に並ぶことになった。
現状のリオ五輪代表は、4-2-3-1を基本ベースにするのであれば、FWは基本一人、当初、指宿洋が一歩リードするかと思われたが、五輪代表が結成されて以降、U-22ACや先日のアジア大会とFWをつとめたのは鈴木武である。
当初はウインガー気質があった事で、なかなかボールが収まるという事がなく機能しなかったが、先日のアジア大会では十二分に力を発揮した。
今後、彼らが日本のFWを引っ張っていく事になるが、その二人が丁度同じチームにいる事で、素直に両名のクラブでの争いは代表のスタメン争いに繋がる。
この試合で、指宿洋が起用されたが、横浜MのCBの前にボールがおさまらず、なかなかボールに触る事すら出来なかった。結果として、高さで勝負できないからこそ、鈴木武と交代となった。
鈴木武自身も結果を出すことが出来なかったので、この試合でどちらが勝ったとは言えないが、ベテランから吸収したり、スタメンを奪うというのも一つの勉強ではあるが、まさに同世代の二人の争いは、日本サッカーにとっても非常に大きな成果を出すことができるかもしれない。

ベテランから若手へ
昨季の横浜Mはベテランが結果を出すことで、チームを引っ張る事で、好成績を収めることが出来た。
それに対して、今季は、そのベテランが流石に機能しきれず、また、どちらかと言うと若手への移行も意図した事で、結果を出し切れなかった。
何より大きかったのが、ベテランだからと切った面があるマルキーニョスの代わりとなるべき選手が出てこなかった事が、横浜Mの苦戦に繋がった。
ただ、この終盤にきて、漸く、その横浜Mの若手への移行が成功したというべきか、1トップで起用される伊藤翔が結果を出してきた。
とはいえ、若手と言っても、伊藤翔にしても、藤本淳だったりも本来は若手とは言い難い年齢ではある。
その伊藤翔や藤本淳がポジションを取る事で、少しずつ横浜Mが若返り、昨季の色から、少しずつ新しい色も出てきている。
この試合での伊藤翔の得点は、来季を戦う上で、横浜Mの攻撃を引っ張る存在になるという宣言にもなりそうなゴールだった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。