2014年12月12日 [08:23]   大宮アルディージャ | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 最終節 大宮 vs C大阪

J1もついに最終節。
優勝争いと同様に重要な残留争い。
5試合連続勝ち星無しで、ここ5試合は1分4敗と降格圏の16位大宮。
相手は既に降格が決まっている17位C大阪。
落ちない大宮も今季は調子が上がらず、それでも、最終節、勝利をして、15位清水が敗れれば残留できるという状況で、その神通力は通じるのか。

Jリーグ2014 Division1 最終節
NACK5スタジアム大宮/12,035人
大宮 2-0 C大阪
(大宮) 金澤慎(21分)、ムルジャ(50分)
ホーム大宮のスタメンは、31 清水慶記、27 今井智基、18 横山知伸、17 高橋祥平、14 中村北斗、22 和田拓也、23 金澤慎、41 家長昭博、4 橋本晃司、8 ムルジャ、11 ズラタンの4-2-2-2。
アウェーC大阪のスタメンは、21 キム・ジンヒョン、16 安藤淳、23 山下達也、3 染谷悠太、14 丸橋祐介、25 キム・ソンジュン、5 長谷川アーリアジャスール、20 杉本健勇、11 楠神順平、9 永井龍、13 南野拓実の4-2-2-2。

大宮が快勝
立ち上がり早々から、C大阪の両SBの裏をついて大宮がチャンスを作り出し、何度となくC大阪ゴールを脅かすと、21分、右サイドでボールを繋ぐと、ズラタンが、上手い切り返しでDFをかわしてからのクロスに金澤慎が合わせてゴール、大宮が先制する。
先制した後、大宮のペースが少し落ちて、C大阪が前に出て行くようになると、状況は互角の内容になってくる。特に、裏を狙われていた両SBの攻撃参加からC大阪はチャンスを作れるようになってくる。
C大阪がチャンスがありながら決め切れないと、50分、自陣でボールを繋いで縦に蹴った所を、一旦はC大阪がカットしたが、それをムルジャがプレシャーをかけてこぼれた所を、橋本晃が奪って、素早く中に出すとズラタンがダイレクトでスルーパス、そこに走り込んだムルジャが決めて、大宮が追加点を奪う。
互角な展開ではあるが、C大阪はゴールを決めることが出来ず、試合終了、最終節で大宮が快勝で終る。

両チームとも降格
内容的には大宮が良く、立ち上がりから、狙い通りC大阪のサイドが上がってきている所の裏をついてチャンスを作り、2点とも、そのサイドで基点を作っての形だった。
それに対して、C大阪も先制を許すところまでは一方的にやられた感はあったが、徐々に両サイドへと展開して高い位置を取る両SB、特に左サイドの丸橋祐が精度の高いクロスを見せるなどチャンスを作った。
しかし、両チームともサイドから崩しに入ったが、中でプレーする選手の差が結果に繋がった。
総じて互角な内容ではあったが、狙い通りと言う意味でも大宮の快勝と言えるだろうが、終わったタイミングで、同時開催の清水が引き分けたという事で、大宮は勝点1が届かず、ついに降格が決まった。
既に降格が決まっていたC大阪と両チームとも、終わって喜びはなくという試合になってしまった。

戦力の活用
過去G大阪が降格し、昨季は磐田など、戦力は十分あるクラブが降格していく。
今季は、シーズン前にフォルランを獲得するなど話題となったC大阪だが、柿谷曜や南野拓など日本でもトップクラスの若手を擁したものの、結局シーズンを通して力を発揮できずに降格した。
柿谷曜は途中移籍したが、カカウを獲得するなど、その補強はネームバリューは十分だった。
一昔というか、出来たばかりのJリーグは、ジーコを筆頭にピークは過ぎていても世界的な選手がいたり、ストイコビッチなど、世界でもトップクラスの選手が訪れていたが、最近は、そうはなっていない。
それを打開して、Jリーグを盛り上げるという意味では、フォルランの獲得や若手の活用などC大阪がJリーグに主張した部分は評価できる。それでも、20年前のサッカーと異なり、一人のスーパースターがいてもチームは勝てない。
例え、メッシがJリーグに来たとしても、おそらく、そのメッシを使いこなせず終わるだろう。今のサッカーはチームでの機能性が重要で、一人のスーパースターよりもどういうサッカーをするのかに合わせて、どういう選手が必要になるかであろう。
その意味で、フォルランが最後まで機能しなかったのは両者にとっても不幸だったと言えるだろう。
おそらく、何人かの選手が抜けていくように思えるが、それも踏まえて、以前の昇格時のように、若手を今一度中心としたチームの基盤の作り直しが必要だろう。

ついに降格した大宮
長らく残留争いを繰り返しながらも、何故か落ちないという事で、クラブハウスに神社が出来て、受験生がお参りに来る、落ちない大宮もついに神通力が切れたか。
ま、勝負事ですから、いつかはこういう事もあるでしょう。とはいえ、これで大宮にとっては収入源の一部が無くなった事になってしまいますが。
いつもであれば、終盤に入ると、現実的なサッカーにシフトして結果を出していき、この最終節のC大阪戦ではそれが出来ていたように思える。
ただ、それ以前の試合では、何故かチグハグな、守るのか攻めるのか中途半端で、結果として、この終盤の5試合はこの時期の大宮にしてはおかしな成績だった。
但し、個人的には、昨季のゴタゴタが尾を引いているのではないかと思える。昨季開幕直後は好成績をおさめるが、少し調子が落ちた所で、チーム内が監督交代、色々と噂はあるが、内部事情は置いておいても、その後の大宮の下降線は今季のG大阪と対照的な成績だった。
そんな大宮が、今季は最初から下位で戦う、言ってしまえば定位置での戦いだったが、終盤にこれまでもっていた神通力は昨季のゴタゴタで既に失っていたのではないか。
過去、千葉がチームのゴタゴタで、その年は耐えたが翌年落ちたように、昨季のゴタゴタの影響が今季の降格と言う結果に繋がったようにも思える。
サッカー自体と言うよりも、クラブとしての在り方を考えていかないと、ギリギリで上がれない千葉のような事になりかねない気もする。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。