2014年12月20日 [09:11]   FIFAクラブワールドカップ | スポーツ | FCWC/2014 

FCWC2014 ESセティフ vs ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ

2014年のクラブワールドカップ5位決定戦。
オセアニア王者のオークランド・シティに敗れてしまったアフリカ王者のESセティフ。
初戦を延長戦の末、北中米カリブ海王者のクルス・アルス相手に敗れたアジア王者のシドニー。
どちらも初出場のCWCで一つでも上の順位を目指す。

FIFA クラブワールドカップ Morocco 2014
【M5】5位決定戦 スタッド・ムーレイ・アブドゥラ/18,458人
ESセティフ(CAF) 2(5PK4)2 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(AFC)
(セティフ) OG(50分)、ZIAYA(57分)
(ワンダラーズ) CASTELEN(5分)、SABA(89分)
アフリカ王者のESセティフのスタメンは、1 KHEDAIRIA、6 MEGATLI、4 ARROUSSI、20 MELLOULI、17 ZE ONDO、29 ZERARA、10 DJAHNIT、13 LAMRI、3 YOUNES、19 ZIAYA、8 GASMIの4-1-2-3。
FCWC2014ESセティフvsウェスタン・シドニー・ワンダラーズ
アジア王者のシドニーのスタメンは、20 BOUZANIS、3 MULLEN、32 ALESSI、6 GOLEC、22 ADELEKE、23 TRIFIRO、8 POLJAK、17 CASTELEN、35 BACCUS、16 SOTIRIO、7 HALITIの4-2-3-1。

互角の好ゲーム
開始早々、シドニーが自陣からのクリアをセティフがクリアし切れないと、HALITIが拾って仕掛け、DFを引き付けた所で、流したパスを受けたCASTELENの強烈なミドルシュートが決まって、シドニーが5分、先制。
先制を許した後は、セティフがボールが繋がるようになって押し込むような展開になりつつあったが、18分には、右サイドでFKのチャンスを得たシドニーがゴール前に入れたボールをニアサイドでヘディングシュート、こればバー直撃で、更に跳ね返ったボールを、押し込みに行ったが、これはポスト直撃で、決定的なシーンだったが追加点は奪えず。
お互いにチャンスを作るものの決め切れず、ただ、決定機という部分ではシドニーの方が多い中で、後半開始早々、50分、右サイドからのクロスに、GASMIが飛び込んだが触れなかった所で、その裏に入っていたDFに当り、そのままゴールに吸い込まれて、セティフがOGで同点に追いつく。
同点に追いついた後は、セティフが続けざまに決定的なシーンを作るが、GKのBOUZANISが好セーブを見せた。しかし、57分、左サイドからのクロスを上手くマークを外して受けたZIAYAがトラップから素早く右足を振り抜いて、上手くコースを突いたようなシュートになり、セティフが逆転。
お互いに何度となくチャンスがあるが、シドニーが追いつけないのと同じく、セティフも突き放せず、87分、シドニーはSABAがドリブルで仕掛けてミドルシュートを放つと、これがDFの手に当り、シドニーはゴール正面の良い位置でFKのチャンスを得る。これをSABA自らが、壁の頭の上スレスレを速いボールで抜いて、89分、同点に追いつく。
結局、このゴールで試合は、同点のままPK戦に勝負が持ち越される。

PK戦
10 SABA(WS) ○ フェイントをかけて左上に決める。
10 DJAHNIT(ES) × 左を狙ったボールはGKが完全に読んで止める。
7 HALITI(WS) × 左隅を狙ったボールはポスト直撃。
8 GASMI(ES) ○ 落ち着いてGKの逆をつく右下隅に決める。
23 TRIFIRO(WS) ○ GKに読まれるも思い切って蹴ったボールは左下隅に吸い込まれる。
25 BELAMEIRI(ES) ○ GKに読まれるも左隅ギリギリに決める。
9 JURIC(WS) ○ GKの逆をつく右下隅に決める。
19 ZIAYA(ES) × 右を狙ったボールはGKが正面で止める。
20 BOUZANIS(WS) × 左を狙ったボールはGKが読んで止める。
20 MELLOULI(ES) ○ GKに触られるも左隅に決まる。
3 MULLEN(WS) × 正面右を狙ったボールはGKが触ってバーに当たる。
4 ARROUSSI(ES) × 右を狙ったボールはGKが完璧に止める。
31 FOFANAH(WS) ○ 正面上に決める。
6 MEGATLI(ES) ○ 右上隅に決める。
22 ADELEKE(WS) × 枠の上に外す。
29 ZERARA(ES) ○ 短い助走から強烈なキックで右上隅に決める。
PK戦の末、5-4でESセティフが勝利。

非常に良い試合
お互いの普段の試合は分からないので、この試合の内容が持ち味が出たかどうかは分からない。
ただ、お互いに非常に良いサッカーをして、チャンスを作る時間も流れを握っている時間帯も同じようにあり、まさに、互角のせめぎ合い。
その中で、お互いに2点ずつ取り合い同点で90分を終えれば、PK戦も、お互いに流れがあるように、GKも読み切って止めるなど、互角であった。
最終的にESセティフがPK戦で勝ったものの90分の間でどちらかが勝っていてもおかしくなかったし、PK戦もどちらに転んでもおかしくなかった。
それほどの互角のせめぎ合いは、観ている方としても非常に手に汗握る面白い試合だった。
やはり、こういう試合をする事で、例えば、両チームとも初戦で負けての5位決定戦ではあるものの、お互いに大陸王者としてのプライドがあり、負けられない試合である。
その気持ちと言うのか、ここまで来た自信も含めて、本当にお互いに良いサッカーをして、それがWCの名を冠する大会に値する気持ちいい試合だったと言える。
しかし、今後日本のクラブチームが戦ったとして、このシドニーは簡単に勝てる相手所か、更に一回り以上強くなっていると思うと、来年のACLも苦戦必至と言えるでしょうね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。