2014年12月25日 [09:08]   Jリーグ | スポーツ | その他/2014 

2014Jユースカップ決勝 鹿島 vs G大阪

2014年のクラブユース日本一を決めるJユースカップ決勝。
Jリーグトップチームと同じく、今季の優勝争いをしていた鹿島とG大阪が、ユースでも対決。
トップチームのリベンジを将来のJリーガーとして鹿島が果たすか、ユースも含めて、G大阪が4冠目を達成するのか。

2014 Jユースカップ
決勝 ヤンマースタジアム長居
鹿島 1(4PK3)1 G大阪
(鹿島) 寺門宥斗(42分)
(G大阪) 平尾壮(84分PK)
鹿島アントラーズユースのスタメンは、1 山田晃平、3 寺門宥斗、13 中野純、4 町田浩樹、14 大里優斗、5 千葉健太、6 大橋尚志、11 鈴木優磨、10 田中稔也、8 平戸大貴、9 吉岡樹利也の4-2-2-2。
ガンバ大阪ユースのスタメンは、1 林瑞輝、13 吉村弦、5 吉岡裕貴、3 前谷崇博、24 初瀬亮、20 堂安律、6 市丸瑞希、8 山崎拓海、10 岩本和希、9 高木彰人、14 妹尾直哉の4-4-2。

120分で決着がつかず
立ち上がりからG大阪が前線からのプレスとポゼッションで優勢に立つが、先にチャンスを作ったのは鹿島で、吉岡樹のクロスをG大阪がクリアミス、このボールを拾った平戸大がシュートまで行くが、これは枠を外す。
42分、劣勢の鹿島だったが、左サイドでFKのチャンスを得ると、平戸大がゴール前に入れたボールにニアサイドで飛び込んだ寺門宥が頭で合わせて押し込み、鹿島が先制。
G大阪が攻めるが鹿島が跳ね返す展開で、G大阪が押し込んでいるものの、しかし、1点が遠いまま。
残り時間もわずかな83分、ボールを繋いで鹿島の隙を窺い、左サイドから平尾壮がドリブルで切れ込んだ所で、倒されてPKを得ると平尾壮が冷静に左下隅に決めて、G大阪が84分ついに同点に追いつく。
その後もG大阪が押し込むが、90分では決着がつかず、延長へ。
延長も流れは変わらず、G大阪が圧倒的に攻め込むが、しかし、鹿島の守備陣が耐え抜いて、120分戦っても決着がつかず、勝負はPK戦へ。

PK戦
9 高木彰人(G大阪) ○ 左上に決める。
11 鈴木優磨(鹿島) × 右を狙ったシュートをGKが完璧に読んで止める。
18 中村文哉(G大阪) × 左下を狙ったシュートはGKが完璧に読んで止める。
6 大橋尚志(鹿島) ○ GKに読まれて触れるも左下隅に決まる。
6 市丸瑞希(G大阪) ○ 右上に決める。
14 大里優斗(鹿島) ○ 右下隅に決める。
8 山崎拓海(G大阪) × 左を狙ったシュートはGKが完璧に読んで止める。
8 平戸大貴(鹿島) ○ 左下隅に決める。
20 堂安律(G大阪) ○ 左隅に決める。
4 町田浩樹(鹿島) ○ 正面に決める。
鹿島がPK戦を4-3で制する。

内容でG大阪、勝利は鹿島
両チームとも勝利を狙うが、開始前の予想通りと言うべきか、G大阪が優勢に試合を進めて、鹿島が耐える展開になった。
ただ、その中でFKのチャンスを活かして鹿島が先制して、そのまま逃げ切りに入っていた中で、G大阪がきっちりと自分たちのサッカーを徹底して、PKではあったが、同点ゴールを奪う事が出来た。
その勢いのまま延長も戦ったが、最後までG大阪が勝ち越すことが出来なかった。
そうなると、過去、何度も何度も書いた事があるが、PK戦は試合内容と逆の結果が出ることがあるという、それこそ今まで数多の事例としてあった試合と同様に、最終的に鹿島がPK戦を制した。
内容的には面白いというよりも、結構一方的な展開ではあったが、それに耐えて、そこからゴールを狙うサッカーで、鹿島も点を取るのをあきらめた訳ではない所で、それなりに面白い試合になった。

決め切れなかったG大阪
ボールを回せる力はチップチームと変わらずあり、その上で、しっかりと仕掛ける事が出来た。
特に、途中交代で入った平尾壮は、それこそ、リズムを変える力を発揮して良い流れを作っていったが、鹿島の守備の集中力が高く、G大阪としては残念な結果となってしまった。
惜しいシーンもあったし、勝てる内容でもあったと思うが、自分たちのミスでというよりも、相手に止められてしまったのですから、ここは素直に相手を称える部分かもしれない。
ただ、守備の方が、前線からのプレスが決まっていて悪く無かったが、所々、連携が上手くいかず、非常に初歩的なミスだったり、連動しきれない事で危険な方向に突破を許すような面があった。
この辺は、今季トップチームが優勝でいた要因である守備の良さの部分で、若干、ユースの方が問題になったと言えるかもしれない。
そこが決まれば、トップチームに負けず劣らずのサッカーが出来ると思えるし、勝てると思える。
それだけ、今のチームはトップチームに上がれるだけのサッカーは出来ていると思える。

耐え抜いた鹿島
鹿島は完全に狙い通りという所だろう。
ポゼッションされる事は覚悟の上で、ゴール前で跳ね返して、セットプレーを活かして点を取る。
まさに予定通りの展開だったと言えるだろう。
とはいえ、PKで同点にされた事は想定外かもしれないが、G大阪を1点に抑えたのは見事な守備だった。
その勢いのままPK戦を制して勝利を引き寄せた訳ですが、単純な内容と言うか、サッカーとしては、もう完全に守りを意識してしまった、特に延長のサッカーなどは、正直言えば残念と言うか、勿体無いというか。
確かに、耐え抜いて勝利を引き寄せたというのは、選手にも良い経験になったかもしれない。
但し、育成面で考えた時に、さて、守備陣は良い経験になったが、守りに回されて、自分たちのサッカーを出来なかった事は、彼らにとってどうだったのだろうか?
一概に言えない事なので、そのサッカーを否定するものではないが、もしかしたら、自分たちのサッカーを全力で出して、真っ向から戦って敗れた方が成長したかもしれない。この辺が、育成も考える必要のあるユースの難しい所だろう。
とはいえ、勝つ事自体が悪いわけでも無いし、勝つための手を打ったという点を否定するものでも無い。
とにかく、鹿島アントラーズユース優勝おめでとう!
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。