2015年01月02日 [21:12]   全国高校サッカー選手権大会 | スポーツ | 第93回高校選手権 

第93回選手権2回戦 第一学院 vs 京都橘

高校サッカーも2回戦。
あまり大きな番狂わせは起こらなかった1回戦でしたが、2回戦はどうなるか。
茨城県の代表は初出場の第一学院。
そして、京都府からは2大会連続国立の舞台に駒を進めた京都橘。
京都橘が悲願の優勝の為の第一歩か、第一学院が初出場で初戦を突破するか。

第93回全国高校サッカー選手権大会
2回戦 【M24】 味の素フィールド西が丘/
第一学院(茨城) 0-3 京都橘(京都)
(京都橘) 中野克哉(55分)、堤原翼(76分)、前川太一(81+分)
茨城県代表第一学院のスタメンは、1 佐藤隼、5 高須賀悠弥、3 堀籠駿弥、8 西村達也、17 高沢成、2 畠山翔太、7 原田大雅、11 宮川岳、10 杉山ビラル正将、9 木原英勲、6 德田京也の4-2-1-3。
京都府代表京都橘のスタメンは、1 矢田貝壮貴、2 倉本光太郎、3 ハウザー・ケン、5 小川礼太、15 木村公紀、6 山村龍平、7 志知大輝、11 大野挙弥、13 則包晃哉、14 岩崎悠人、10 中野克哉の4-2-2-2。

京都橘が後半3発で勝利
立ち上がりチャンスを作ったのは京都橘だったが、10分を過ぎたあたりから、第一学院が押し返すと、右サイドからの攻撃でチャンスを作り、セットプレーで決定機を作る。
京都橘も個人技などもあってチャンスを作るものの、試合の流れは第一学院が握り、京都橘の攻撃を素早いプレッシングで潰してからサイドからの攻撃を仕掛けて、セットプレーを得るとゴールの可能性を感じさせる。
第一学院が良いリズムを見せて試合の主導権を握っているが、徐々に京都橘もパスが回せるようになって、自分たちの仕掛けの形も作り出すと、55分、自陣でボールを奪って則包晃からの絶妙なタイミングで左サイドの裏に出たパスにスピードに乗って抜け出した中野克がトラップから中に斜めに切れ込みDFが追いつく前に豪快にニアサイドを抜くシュートを決め、京都橘が先制。
すぐさま第一学院も仕掛けて、64分には、京都橘の最終ラインにプレスを仕掛けてボールを奪うと、GKをかわしてシュートまで行くが、ここは倉本光が体を張ってブロック。
第一学院ペースは変わらない展開ではあったが、76分、中盤でのFKのチャンスを得ると、一気にゴール前まで放り込み、これを逆サイドから斜めに走り込んだ岩崎悠がトラップから一気に裏へと抜け出して、マイナス方向に早いクロスを入れると、堤原翼がフリーで合わせて無人のゴールに蹴り込み京都橘が決定的な2点目を奪う。
更にアディショナルタイムには、交代で入ったばかりの前川太が、カウンターで一気に左サイドに流れながら抜け出すと、そこにパスが通って、それをしっかりと決めて、トドメとなる3点目を奪う。
結局そのまま京都橘が勝利して、3回戦に駒を進める。

内容的には第一学院
第一学院は立ち上がりこそ、初出場という事で固かったが、すぐにほぐれると、圧倒的な運動量で、相手の最終ラインからプレッシングしていくと、京都橘はなかなか縦にボールを入れることが出来ず、基点を作る事が出来ない為に劣勢になり、内容的には完全に第一学院だった。
その上で、奪ってから右サイドを主体にサイド攻撃で京都橘のDFの裏を狙って行く事で、決定機はなかなか出来なかったものの、セットプレーを奪うと、CKやFKからゴール前に入れるパターンを色々試しながらチャンスを作るなど、惜しいシーンも作り出していた。
前半は、完全に第一学院ペースであったが、そこでゴールを奪えずにいると、後半に入ってからは京都橘も早くボールを動かす事と、最初のプレッシングをかわすことで形を作れるようになる。
とはいえ、かわしに行くところでボールを奪われて決定的なピンチに京都橘がたったように多少リスクを冒している事で、試合が動き出した所で、カウンターで京都橘が3点を奪って勝利を奪い取った。

勝負強かった京都橘
京都橘はどちらかと言うと苦しんだ試合内容だった。
明らかに第一学院のプレッシングで、なかなか思い通りのプレーが出来ず、また、負傷者が居た事で中盤の所でボールをおさめる仙頭啓が不在で、どうしてもボールの繋ぎの部分でプレッシングをかわすことが出来なかった。
ただ、そういう劣勢の中でもチーム全体が3年連続の冬の選手権という事、そして、今年1年プレミアリーグで揉まれた経験を活かして、冷静な戦い方が出来た事、そして、その中で相手のプレッシングをかわしていく事が出来るようになると、最後は自分たちの最大の持ち味である、ショートカウンターでゴールを決める。
ショートカウンター3発で3点、見事に、ここぞという所で自分たちの持ち味を出し、勝負強い結果を見せた。
1年の時から経験している中野克だけでなく、チーム全体が、今回初となる1年生も含めて、これまでの経験を見事に引き継いできていて、劣勢の中でもここぞという所で自分たちの武器を出せる勝負強さを見せるのは流石である。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。