2015年01月31日 [09:19]   アジアカップ | スポーツ | AC/オーストラリア2015 

AFCアジアカップ2015 イラク vs UAE

アジアカップも残り2試合となる3位決定戦。
ベスト8でイランをPK戦で制してベスト4に進出も韓国相手に敗れたイラク。
同じく、ベスト8で日本をPK戦で突破してきたがオーストラリア相手に敗れたUAE。
優勝候補を相手の不測の事態があったとはいえ、やぶったものの2度のジャイアントキリングは出来なかったもの同士の対決。

AFCアジアカップ20115オーストラリア
【M31】 3位決定戦 ニューカッスル・スタジアム/12,829人
イラク 2-3 アラブ首長国連邦
(IRQ) Waleed Salim(28分)、Kalaf(42分)
(UAE) Ahmed Khalil(16分、51分)、Ali Mabkhout(57分PK)
イラクのスタメンは、20 Mohammed Hamed、23 Waleed Salim、2 Ahmed Ibrahim、14 Salam Shakir、15 Dhurgham Ismail、21 Abdulameer、5 Kasim、7 Kalaf、19 Kamil、9 Ahmed Yasin、10 Younus Mahmoodの4-2-3-1。
UAEのスタメンは、12 Khalid Eisa、9 Abdulaziz Haikal、23 Mohamed Ahmed、6 Mohanad Al Enezi Salem、14 Sanqour、13 Esmaeel、17 Hassan、4 Al Fardan、10 Abdulrahman、11 Ahmed Khalil、7 Ali Mabkhoutの4-1-2-3。

UAEが逆転勝利
お互いに相手の出方を観ているのが、静かな立ち上がりになった試合は、16分、UAEが素晴らしいパス回しから10番Abdulrahmanの見事なスルーパスにフリーで抜けた11番Ahmed Khalilが冷静にゴールを決めてUAEが先制。
この先制点で試合が動き出し、20分にはイラクが決定的なシーンを作るも、GKの好セーブに阻まれるが、28分、右サイドまで流れたボールを拾った7番Kalafからパスを受けた23番Waleed Salimが強烈なシュートを叩き込んで、イラクが同点に追いつく。
42分、大きくサイドチェンジするようなパスで、左サイドの9番Ahmed Yasinにボールが入ると、DFの間緒を抜くミドルシュート、これはGKが一旦は弾くも詰めてきていた7番Kalafがゴールに押し込んで、前半の内にイラクが逆転。
後半に入ると、再びUAEがボールを回しだすと、51分、10番Abdulrahmanからオフサイドギリギリのタイミングで出したボールに、上手くDFの前を回って裏に抜け出した11番Ahmed Khalilが冷静にGKをかわしてシュートを決め、UAEが同点に追いつく。
更にUAEは55分、イラクのGKのパスミスを奪って7番Ali Mabkhoutが決定的なシーンを迎えた所を2番Ahmed Ibrahimが後ろから倒して、決定的シーンを阻止したとしてRCで退場、UAEはPKのチャンスを得る。このPKを7番Ali Mabkhout自らが蹴りに行くと、GKが一瞬早く動いたのを見極めて逆をつく左下隅に決めて、UAEが逆転。
UAEが逆転した後、イラクも何とか同点、逆転を狙って攻めたい所だが、UAEが落ちつてボールを回しながら、イラクは一人少ない中で、チャンスを作る事が出来ず。
結局、UAEが3-2で勝利して、3位になる。

将来性があるイラク
敗れたとはいえ、先制された後に、追いつき、前半の内に逆転したイラクだったが、後半、一人退場者を出した事で、1点リードを追いたいが、UAEのボール回しを追いきれず再度の同点とはいかなかったものの、見事な試合だった。
特に、イラクは、五輪世代前後が、現在アジアで結果を出していて、これからの将来性がある。
日本にとっては、これから先に脅威となる相手になりえるだろう。特に、今の日本は若い世代で世界大会の経験が少なくなっており、その差は、大きなものになりかねない。
これまでの中東勢は、結果が出ないと一気にすべてをひっくり返すなど、協会があまり機能していないのか上積みがなかったのだが、それがここ数年、漸くチーム作りをしっかりするようになってきた。
今回の若いメンバーで挑んだイラクは、3位になる事こそ出来なかったものの、リオ五輪、そして、次のロシアWCに向けて、日本にとっては最も手ごわい相手になりそうだ。

淡々と勝利
何と言うか、UAEは中東らしくなく勝利したようにも思える。
悪いイメージで言えば、こういう展開の場合、終盤こけて時間を稼ぐようなイメージがあったりするし、そうでなかったとしても、UAEは荒いプレーをするのではなく、ボールを回しておいて、リードしている中で時間をかけながらも、隙あらば追加点を狙い、リスクは冒さない、そういう手堅いサッカーをしていった。
終わってみれば、何と言うか淡々と勝利を手にした印象があるが、それが、UAEの強さを感じさせるものになった。
日本は、UAEに敗れたとはいえ、内容的には圧倒、正直、そこまで強い印象は無かったが、それでも、こういう勝ち切る事ができたのは、それだけ力をつけているという事だろう。
正直言えば、イラクの方が、日本との試合から強敵に感じたのではあるが、それでも、勝ったのはUAEだという事実は、今後の力をつけていく中で、UAEが中東の雄になりえる器なのかもしれない。
そんな大きさも感じる試合だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。