2015年02月01日 [08:51]   アジアカップ | スポーツ | AC/オーストラリア2015 

AFCアジアカップ2015 韓国 vs オーストラリア

アジアカップもついに決勝。
対決するのはグループAで対決した両雄。
あまり良い状態には見えないが、何だかんだで勝ってきて、しかも、ここまで5試合を無失点の韓国。
対するは、開催国であり、今大会最も調子が良いサッカーをしているオーストラリア。
GLでは韓国が1-0で勝利をしたが、オーストラリアがリベンジするか、それとも韓国が返り討ちにするか。

AFCアジアカップ20115オーストラリア
【M32】 決勝 スタジアム・オーストラリア/76,385人
韓国 1-2 オーストラリア
(KOR) Son Heung-min(91+分)
(AUG) Luongo(45分)、Troisi(105分)
韓国のスタメンは、23 Kim Jin-hyeon、22 Cha Du-ri、5 Kwak Tae-hwi、19 Kim Young-gwon、3 Kim Jin-su、20 Jang Hyun-soo、16 Ki Sung-yueng、7 Son Heung-min、10 Nam Tae-hee、6 Park Joo-ho、18 Lee Jeong-hyeopの4-2-3-1。
オーストラリアのスタメンは、1 Mat Ryan、2 Franjic、20 Sainsbury、6 Spiranovic、3 Davidson、15 Jedinak、5 Milligan、21 Luongo、10 Kruse、4 Cahill、7 Leckieの4-1-2-3。

オーストラリアが初優勝
どちらがペースを握っているという事も言えず、どちらかと言うとオーストラリアはいつも通り、韓国は若干後ろに比重を置いたようなプレーであるが、守備での1対1が強い韓国がオーストラリアの攻撃を止めて、オーストラリアもあまりポゼッションできていない展開で、多少韓国が狙い通りのペースを握っているような中で、チャンスも韓国の方が多くなる。
前半どちらかと言うと韓国ペースの中で、前半終了間際、45分、左スローインから入れたボールを、縦に20番Sainsburyが鋭く入れたパスを21番Luongoが素晴らしいトラップからのターンでDFをブロックしながらミドルシュートを決め、オーストラリアが先制。
徐々に、得点が奪えず韓国がイライラするようなシーンが出てきて、両チームともエキサイト未満になるような所が出てきて、接触プレーの中でオーストラリアは10番Kruseが負傷退場、更に、2番Franjicも同様に負傷退場で交代カードを使う事になる。
終盤、オーストラリアに対して韓国は、パワープレイを仕掛けるべく交代カードを切っていくが、オーストラリアも攻撃の手を緩めず、オーストラリアがこのまま勝利となるかと思われたアディショナルタイム、前線で粘って14番Han Kook-youngがボールを拾うと、16番Ki Sung-yuengがワンタッチで流したボールに7番Son Heung-minがDFの裏に抜け出し、GKとの1対1を思い切りの良いシュートを決めて、韓国が同点に追いつく。
勝敗の行方は延長へ。

延長に入っても、オーストラリアの方がペースを握っている展開で、ただ、韓国も守備が固くゴールを許さず。
何とか耐えていた韓国だったが、延長前半終了間際、右サイドで9番Juricが粘り強くボールを奪って、倒されながらもボールをキープして突破をしてからのクロス、これをGKが弾いた所で、走り込んだ14番Troisiがゴールに叩き込んでオーストラリアが105分勝ち越す。
その後、韓国が何とか攻勢を仕掛けるものの、しかし、オーストラリアペースの試合はそのまま、オーストラリアの勝利で試合終了。
オーストラリアが初優勝を決める。

1対1の重要性
韓国がここまで勝ち上がってきたのは、正直、不思議なくらいの内容ではあったが、それでも、ここまで無失点できた事は事実である。
その最大の要因が、絶対に1対1で競り負けないという所だろう。
流石に世界レベルでは通用しなかったのと、この試合でもイライラした部分で、ラフプレーになっていて、運良くファールにならなかったりカードが出なかったという部分もあったが、それでも、その1対1で絶対に負けない体をぶつけて止めるという事は、日本が出来ていない部分であり、相手にとって日本の弱点と感じる部分だろう。
この辺は、本田圭や長友佑を除くとどうにも劣る部分ですからね。
但し、それでやれている事も踏まえて、体幹を鍛えた、当りに負けない選手も重要になってくる。
そういうプラス面は、今までと同じく日本も見習う部分ではあるが、この試合、今大会初の先制された事でリードを許した展開の中での戦い方が出来ず、WCで日本がはまったのと同じように、無理矢理パワープレイを狙ってしまった。ま、運良く同点には出来たが、バランスを崩したことで、延長はオーストラリア相手に攻められなくなった。
最後まで強いと感じなかった韓国ではあったが、2位と言う結果を残した強かさは、見習うべき所だろう。

強かったオーストラリア
正直、昨年11月に戦った時には、そこまで強さを感じず、チーム作りの途中という感じがした。
そして、今大会も同様に当初はあまり強く感じず、だからこそ、個人的な優勝候補としてはイランや日本が上だと感じていた。
しかし、終わってみれば、最も安定した強さを発揮したことと同時に、日本やイランのようにベスト8で消えた優勝候補と異なり、大会が進むごとにチームが成長していったと言える。
前回大会のオーストラリア、そして、WCの時も含めて、オーストラリアはドイツWCの遺産で戦っている雰囲気があって、今の日本の敵とは思えなかった。それよりも、成長性と言う意味でイラクの方が怖くなりそうだと思っていたが、今大会で見事にベテランと若手の融合、何よりも、チームとして、新しい形を見出して結果も出した事で、更なる脅威となってきた。
元々、オセアニアのチームだったオーストラリアがアジアに移ってきて、ACでは、東南アジア、カタール、そして、今回の自国開催の3度目の挑戦で初優勝。
ま、日本人として自惚れさせてもらえれば、これまでACでオーストラリアを止めてきたのは日本であったが、今回は日本と戦わなかった事で優勝できたとも言えるだろうね。
とにかく、現状では、日本はベスト8で止まり、それに対して、優勝を決めたオーストラリア、それもポゼッションとサイド攻撃の形を作ったオーストラリアは日本にとって非常に脅威となる相手となったと言えるでしょうね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。