2015年02月26日 [08:19]   ACL | スポーツ | ACL/2015 

ACL2015 GE1 全北 vs 柏

ACLの第1節。
J1で4位だったが、G大阪が天皇杯も制したためにPO出場権を決め、タイのチョンブリ相手に延長の末3-2で、本大会出場を決めた柏。
相手は韓国の全北現代。
POで既に試合をこなしている柏が、その勢いで一気に行って欲しい。

AFCチャンピオンズリーグ2015
[1]グループE 第1節 韓国 全州ワールドカップスタジアム/13,422人
全北(KOR) 0-0 柏(JPN)
ホーム全北のスタメンは、1 クォン・スンテ、25 チェ・チョルスン、16 チョウ・ソンファン、4 キム・ギヒ、13 チョン・フン、6 チェ・ボギョン、7 ハン・ギョウォン、8 エニーニョ、32 イ・ジュヨン、17 イ・ジェソン、9 エドゥーの3-2-3-2。
アウェー柏のスタメンは、21 菅野孝憲、4 鈴木大輔、5 増嶋竜也、13 エドゥアルド、27 キム・チャンス、28 栗澤僚一、7 大谷秀和、22 輪湖直樹、9 工藤壮人、11 レアンドロ、15 武富孝介の3-4-3。

スコアレスドロー
柏は3バックにして試合の主導権を握ろうという意図があったが、なかなかボールが回らず、全北のプレッシングにはまり、奪われると、全北は一気に前線に出してくる為に、なかなか攻める事が出来ず、劣勢の展開。
立ち上がりから2度ゴールネットを柏は揺らされるも、ともにオフサイドなど判定に助けられるが、ピンチが続き、シュートがバーに当たるなど、ギリギリでゴールを許さずに済む。
後半に入ると、柏も繋ぐよりも一気に前線へと送る形で、展開が早くなるが、しかし、試合の流れ自体は、全北のままで、なかなか柏はシュートに行けない。
結局、最後まで柏が耐え抜いた形でゴールを許さず試合終了、試合はスコアレスドローで終る。

劣勢を耐え抜く
ACでの日本代表も、そして、G大阪の試合もそうだが、ここ最近見た日本勢のアジア相手の試合は圧倒的に攻めながら、結局ゴールを奪えずという展開が多かった。
それだけに、この試合、それが逆の展開になったのは非常に新鮮だった。
全北は、前線へと単純に放り込んで、前線の面子で仕掛けてくる、韓国らしいシンプルなサッカーを展開してきて、柏は劣勢の中で、ボールを繋ぐことが出来ず、なかなかチャンスも作れないという圧倒的な劣勢な展開で、危ないシーンも、相手がシュートを外してくれたという事も多かった。
と、同時に、菅野孝が、久々に乗っているというか好セーブを何度も見せる事で、柏は何とか引き分けに持ち込んだ。
この試合、相手がKリーグ王者であり、その相手のホームであることを踏まえると、この引き分けは決して悪いものではない。
それどころか、確かに勝つ方がいいが、しかし、引き分けで勝点1を獲得した事は、ベストとは言えないまでもベターな結果だった事は間違いない。
出来れば、POの勢いのまま倒したかった所ではあるものの、耐え抜いて、引き分けた事で、次にホームで戦う際には、優位に戦える基盤は作ったと思う。

やり直し
この試合の結果は、先に書いたようにベストではないがベターだった。
とはいえ、内容で言えば、はっきりと完敗だった。
監督が代わって、吉田監督は、ポゼッションをした上で、試合の主導権を握って行くサッカーを志向しているが、当たり前だが、サッカーは相手のあるスポーツであり、自分たちが主導権を握って戦いたいからと言って、「はい、そうですか」と、相手が主導権を明け渡してくれるわけではない。
この試合では、柏は相手から主導権を取る為に、3バックにして、中盤から前で勝負するために、そこに厚みを作り、前線からのプレッシングを狙っていたように見えた。
しかし、全北は、中盤あたりからボールにプレッシャーをかけると、奪ってから一気に前線へ送ってくる為に、柏の目論見は外されて、裏を取られそうな展開が続いてしまった。
今の柏がそれに柔軟に対処できなかった事は残念であった。
そしてまた、相手がそういう狙いを見せた事に対して、選手だけでなく、ベンチワークでも後半に入るまで対処できなかったのは、問題だろう。
新監督の下、新しいサッカーをやる、そして、ネルシーニョ監督のような経験や実績に裏打ちされた信頼感があったが、それを吉田監督が手に出来るかどうか、この試合では、正直、そこまでの内容を見せられなかったように思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。