2015年03月08日 [09:07]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第1節 G大阪 vs F東京

ついに開幕したJ1第1節。
昨年、昇格1年目で3冠を達成、今季は、7冠をめざし、ACLでは2連敗ながら、XSCは勝って1冠を達成したG大阪。
対するは昨季は9位、今季は、磐田から前田遼を獲得し、上位進出を目指すF東京。
J1連覇を狙うG大阪に対して、F東京が初戦で待ったをかけるか。

Jリーグ2015 Division1 第1節
万博記念競技場/18,332人
G大阪 2-2 F東京
(G大阪) パトリック(46+分)、宇佐美貴史(53分PK)
(F東京) 武藤嘉紀(75分、91+分)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、22 オ・ジェソク、5 丹羽大輝、8 岩下敬輔、4 藤春廣輝、17 明神智和、7 遠藤保仁、11 倉田秋、19 大森晃太郎、29 パトリック、39 宇佐美貴史の4-2-2-2。
アウェーF東京のスタメンは、1 権田修一、2 徳永悠平、3 森重真人、30 カニーニ、6 太田宏介、7 米本拓司、10 梶山陽平、22 羽生直剛、17 河野広貴、20 前田遼一、14 武藤嘉紀の4-3-1-2。

開幕戦ドロー
立ち上がりはF東京が仕掛ける展開だったが、徐々にG大阪が押し返しだして、ボールを繋げるようになると、試合の主導権はG大阪ペースになるも、F東京の守備は厚く、お互いにシュートまでなかなか行けない展開。
このまま前半は終わるかと思われた前半終了間際、パスを繋いで隙を窺いながら、遠藤保のスルーパスに抜け出した宇佐美貴がドリブルで粘って、一瞬出たかとも思われたが、主審は出ていないと言う判定(VTRで見るとボールは割っていた)で、流れが止まらず、一旦戻したボールを遠藤保がシュート気味にゴール前に入れると、これをパトリックが合わせてゴール、アディショナルタイムにG大阪が先制。
51分、G大阪が再び仕掛けた所で、右サイドから宇佐美貴がパトリックとのワンツーで中に抜けようとした所で、梶山陽が倒してしまい、PK、これを宇佐美貴が自ら決めて、G大阪が53分追加点を奪う。
2点を追うF東京は、交代カードを切って、システムを変更させ、縦に長いボールを駆使して、攻撃速度が上がって行く。
75分、東がゴール前に入れたボールをファーサイドに流れながら前田遼がヘディングで落として、武藤嘉がトラップから、丹羽大を抑えながら反転してシュート、これが決まってF東京が1点を返す。
試合の流れが、F東京が攻めて、G大阪が守る展開になってきて、どこでF東京が同点ゴールを決めるかという所だったが、G大阪の守備陣も跳ね返し続けて、終了間際には右サイドから入れたボールがファーまで流れて東が飛び込み、触れば同点という所だったが触れなかったが、アディショナルタイムに入った所で、武藤嘉がG大阪のクリアボールを拾って思い切ったミドルシュートを放つと、これが決まって、F東京が同点に追いつく。

追いついたF東京、落としたG大阪
何と言うか試行錯誤の試合だったようにも思える。
G大阪は、既に3試合を行っているが、XSCこそ浦和相手に勝ったが、ACLでは2連敗で、1勝2敗と正直、ここまでの成績は良くない。
だからこそ、ホーム開幕戦は勝たないといけない試合であったのだが、既に3試合をこなしている事もあって、若干慎重な立ち上がりとなった。とはいえ、そこをF東京はつけたかと言うと、F東京も新加入選手を含めて、少しG大阪相手にボールを回して行こうという感じで、静かな立ち上がりとなった。
お互いにボールは回るのだが、得点チャンスがほとんどないという所で、前半終了間際にパトリックのゴールで先制、とはいえ、これはその前にボールが出ていたが、それでも、主審が認めた以上、F東京にとっては不利な試合展開になってしまった。
後半に逆襲しようとしたところで、F東京にとって負傷をおして出場していた太田宏がやはり続行が無理で交代した事もマイナスに出てしまった。その左サイドをG大阪につかれ、結果PKを与えて2点目を許す事になった。
正直、個人的にはここで試合が決まったと思っていたが、F東京がここから反撃、それまでショートパスを繋いでいたのを縦にロングボール主体に変化、これが奏功し、G大阪のDFラインを引き下げる事に成功して、G大阪が受ける形になった。
また、2点リードした事でG大阪に気の緩みが出た部分もあったようで、F東京が試合の主導権を握り、武藤嘉の素晴らしい2ゴール、ま、1点目は完全に掴んでいたからファールとも言えるが、で同点に追いついて試合終了。
勝たないといけなかったG大阪にとっては痛いドローであり、負けていた試合をベンチワークと思い切った戦術変更で引き分けたF東京、終わった後で言えば、F東京の方が大きい勝点1だったかもしれない。

らしくないG大阪
これでG大阪は今季公式戦1勝1分2敗と悪い立ち上がりとなった。
但し、何と言うか基本的にG大阪の春先の成績はあまり良くない印象なので、この結果自体は、何となくいつも通りな気もする。
もし問題視するのであれば、その数字に表れている内容の部分なのかもしれない。
ここまでのG大阪の数字は、4得点の6失点、完全に失点が先行している状態になっている。G大阪と言えば、過去は失点以上の点を取るという攻撃で勝ってきたが、J2降格後、長谷川監督の下で守備を立て直し、昨季は守備面でも飛躍的な結果を出していた。
そのG大阪の守備陣が、4試合で6失点、浦和相手にこそ0封だが、それ以外の3試合で常に2失点をしている状況である。
何より、この試合、途中までF東京はまともにG大阪の守備を崩せず試合の主導権を握っていた中で、F東京がサッカーを変化させた事についていけなかった。いや、観ていて感じたのは、ついていけないというよりも2点差あるから、安全に逃げ切ろうとしたように思えた。
これまでのG大阪の守備が良いのもあるが、それは一つには、相手が前掛かり過ぎると、失点してリードを広げさせてしまうという怖さがあったからでもある。しかし、全体が下がって間延びした守備では、そもそも得意とする中盤でのプレスもかからないし、何より相手に失点の怖さを与えなければ、受け続けるだけの展開になってしまう。
攻撃のための守備という考えがあるように、守備の為の攻撃もある、そのバランスが良かったのが昨季のG大阪であるが、勝たないと思うあまりか、どうにもそのバランスを崩してしまっているように思える。

乗っている武藤嘉紀
昨季のJリーグでブレイク、代表でも結果を出していて、非常に良いシーズンとなった2014年から、今年、2015年は、残念ながら初めて挑んだACでは、代表として結果を残せなかったものの、シーズン開幕で2得点と非常に良い仕上がりを見せた。
前半は、正直、マークにも苦しみ、あまり機能していたとは言えなかったが、後半に入ると、特に1列下がった位置に入ると、前を向いて仕事が出来るようになって躍動しだした。
下がった位置から前に出て行く事でマークをはがすことが出来て、ボールを受けるとゴールに向かえる強さが出てきた。
先に書いたように1点目はファールだったようにも思えるが、2点目の思い切ったミドルシュートのように、とにかくゴールに向かう姿勢、それが出ることで、結果を出して行けば、ここからF東京を引っ張っていく存在として、また、代表においても地位を確立していく事が出来るだろう。
チーム全体としても武藤嘉を上手く使おうという意図が見えており、完全にチームの中心となった今季、武藤嘉にとって勝負の年になり、その開幕戦での2ゴールという結果は、チームが引き分けた為に最高とは言い切れないが、非常に良い立ち上がりになったと言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。