2015年03月11日 [09:09]   横浜F・マリノス | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第1節 横浜M vs 川崎F

ついに開幕したJ1第1節。
昨季は7位、失点こそ少なかったものの得点が奪えず不本意な成績に終わった横浜M。
対するは6位に終わった川崎Fは、得点は多く奪えたものの失点が多かったシーズンとなった。
内容は好対照であるが順位は並んだ両チームの開幕戦を制するのはどちらか。

Jリーグ2015 Division1 第1節
日産スタジアム/38,123人
横浜M 1-3 川崎F
(横浜M) 小林祐三(16分)
(川崎F) エウシーニョ(3分)、小林悠(22分)、大久保嘉人(72分)
ホーム横浜Mのスタメンは、1 榎本哲也、13 小林祐三、4 栗原勇蔵、22 中澤佑二、23 下平匠、27 富澤清太郎、8 中町公祐、24 奈良輪雄太、25 藤本淳吾、7 兵藤慎剛、11 齋藤学の4-2-3-1。
アウェー川崎Fのスタメンは、21 西部洋平、17 武岡優斗、3 角田誠、5 谷口彰悟、18 エウシーニョ、16 大島僚太、14 中村憲剛、20 車屋紳太郎、11 小林悠、10 レナト、13 大久保嘉人の3-4-2-1。

川崎Fが快勝
立ち上がり早々、川崎Fが左サイドへと展開すると、大島僚のスルーパスに抜け出した小林悠が中に入れると、ファーサイドに飛び込んだエウシーニョが押し込み、完璧な崩しで3分川崎Fが先制。
その後も川崎Fが優勢に試合を進めていくが、16分、右サイドから裏に抜け出した小林祐がGKとの1対1を冷静に決めて、横浜Mが同点に追いつく。
ただ、川崎Fが試合の流れを渡さず、22分には、今度は右サイドへと大久保嘉からのパスを受けたエウシーニョが早いクロス、これを小林悠がフリーで受けて素早い振り足でシュートを決めて、川崎Fが突き放す。
川崎Fが試合の主導権を握ったままだが、横浜Mも数は少ないものの、何とかサイドからチャンスを作っていく、61分には、カウンターから決定機を作ったものの、伊藤翔のシュートまで時間が掛かってDFに戻られてブロックされる。
どちらかと言うと横浜Mが徐々にペースを握る展開になってきた所で、72分、左サイドで粘って、縦に出したボールを中村憲がシュートのようなクロス、これを大久保嘉がヘディングで合わせて、川崎Fがダメ押しの3点目を奪う。
その後、横浜Mが攻めるものの点は奪えず、試合終了、開幕戦は川崎Fが制した。

川崎Fの試合
守備の横浜Mと攻撃の川崎Fの試合は、予想外に川崎Fが快勝と言う結果になった。
立ち上がり早々、川崎Fが完璧な崩しで横浜Mの守備を突破してゴールを奪えば、同点にされた後も、今度は右サイドから、これもお手本のようなサイドからの崩しでゴール、そして、追いすがる横浜Mに対して、粘っておいてから、中村憲と大久保嘉のラインでゴールを奪った。
横浜Mとしては、しっかり守っておいて、前掛かってくる所でカウンターを狙いたかったのかもしれませんが、早々に先制点を許してしまった。
それでも、すぐに同点に追いついたのだが、試合の流れが変わる事は無くて、再び勝ち越されてしまった後は、攻撃に出る事も出来るようになった後半、何度か決定機はあったものの、観ていて、ゴールが奪えるようには思えなかった。
試合内容と結果からは、はっきりと、今の両チームの力の差が明確になった試合だった。

点を取る形が無い?
昨季からの問題が改善されていない事が明確になった試合だった。
横浜Mは、昨季マルキーニョスが抜けた結果、得点力が落ちて勝てなくなった。だからこそ、今季は得点力アップが課題であったのだが、この試合は、それが明確に形にはならなかった。
齋藤学を1トップに起用した形ではあったが、残念ながら、そこが機能せず、と言うか、齋藤学の良さである前を向いて仕掛けるという形を作れなかった。
得点シーンこそ、おそらく狙いの形であった、前の選手が囮になるような形から後ろの選手が前に出て行く形でゴールを奪えたが、その後はなかなか形にならず、後半には伊藤翔を入れて、前線を2トップにしたことで、漸く前に出る事が出来るようにもなったが、最後の部分でどうにも形が見出せず、惜しい部分はあったが、それだけだった。
サッカーはゴールを奪ないと勝てない、何とか形を見出すか、誰かを獲得するのか、誰かが覚醒するのか、開幕1戦目ではあるが、早くも苦しいシーズンを感じさせる試合になった。

お手本のような崩し
昨年WCを制したドイツ代表。バイエルンのサッカーを引き継いだようなサッカーではあるが、昨年のWCは個人のエースの力がでた大会であった中で優勝したドイツが、こういうチームとしてのサッカーをやっていて、それで結果を出した。
その崩し方の一つが、この試合に横浜Mが見せた崩しの形、特に綺麗だったのが先制点のシーンだろう。
サイドでパスを繋いで、時間を作っておいて、相手DFをそちらに引っ張り出しておいて、そこから裏に抜け出すところにパスを通しておいてクロス、意識を片方のサイドに集めておいて、ファーサイドから飛び込んだ選手が合わせる、完璧な崩しでしたし、ドイツみたいだと思ったのは2点目も、中央に一旦集めておいてからサイドに開くことで意識を集めさせて、中央のDFの視線が全てボールに引き寄せられるようにサイドへと行った一瞬の隙にマークを少し外して合わせる。
何故サイドへと展開するのかと言う意図がはっきりと分かるプレーですし、見事な崩しで、あれは横浜Mの守備が悪かったのではなく、崩しが見事過ぎただけ、だからこそ、あんなプレーをされたら、相手はどうしようもない。
これを意図して続けられるのであれば、川崎Fは優勝候補として勝って行けるだろう。
そう感じさせるサッカーだった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。