2015年03月12日 [08:59]   サッカー五輪代表 | スポーツ | 五輪代表/2015 

国際親善試合 日本 vs ミャンマー

来年のリオ五輪を目指して、本格始動となるU-22日本代表。
3月末には、その五輪へのアジア予選を兼ねるAFCU-23選手権2016の予選(あぁ、ややこしい)が始まる。
正直、この予選自体は対戦相手的に突破は出来るだろうが、その為の景気付と、何より守ってくるだろう相手に対して、点を取る為にも、この試合、結果は、大勝が必要な試合。

国際親善試合
千葉 フクダ電子アリーナ
日本 9-0 ミャンマー
(JPN) 鈴木武蔵(8分、25分、41分、51分)、中島翔哉(13分、42分、47+分、60分)、岩波拓也(21分)
日本のスタメンは、こんな感じ。
国際親善試合日本vsミャンマー


前半
日本のキックオフで試合開始。
立ち上がりから日本ペースだったが、8分、左サイドの高い位置で中島翔がボールを奪い返して、一旦下げ、これを原川力がミドルシュート、GKが一旦は止めるもファンブルしてこぼした所で、鈴木武が素早く詰めてゴールに押し込み、日本が先制。
13分には、自陣から素早く縦に繋いで行って、鈴木武が左サイドから裏に抜けると見せかけて中にパスを入れると、中島翔とは合わなかったが、DFが詰めてくるより早く、中島翔が追いついてシュート、これはゴール隅にコントロールされてゴール、日本が早々に追加点を奪う。
日本ペースのまま試合が経過して、21分、右CKを得ると、中央で頭一つ競り勝った岩波拓のヘディングシュートが決まって、日本が3点目を奪う。
更に、ピッチを広く使いながら攻める日本は、25分には、原川力が一旦中に入れたボールを浅野拓が左サイドに出して、それをダイレクトで山中亮がクロス、中央でDFの前に入った鈴木武のヘディングシュートが決まって、日本4点目を奪う。
日本が4点目を取った所で、少し気が抜けたのか、ミャンマーが逆襲を仕掛けてきて、日本は、この試合最初のピンチと言えるかもしれないFKのシーンがあり、少し日本のミスが出てくる。
日本のミスと、中盤でミャンマーの方が出足が良くなった事で、日本が流れを失ったような所だったが、日本の守備陣は安定していて、ミャンマーは崩すイメージも作れず、そして、41分、左サイドで裏に出た鈴木武にボールが受けると、中にクロスと見せかけてのやや角度の悪い所からシュートを決めて、日本は5点目、鈴木武はハットトリック達成、更に、その1分後、遠藤航からのスルーパスに上手く斜めに抜けてオフサイドにならなかった中島翔のシュートはDFの足に当ってコースが変わりゴール、日本6点目。
更にアディショナルタイムには、中島翔が倒されてFKを得ると、自ら素早く蹴ってスタートさせると、フワッとDFの裏に落とすパスに対して、浅野拓の前でトラップをした中島翔が、飛び出すGKよりも一瞬早くシュートを決め、中島翔もハットトリック達成、ここで前半終了、日本は前半で7点を奪った。

圧倒した前半
力の差がある相手ではあるが、その差が明確に出てしまった圧倒的なまでの試合展開となった。
この辺は、正直、予想通りでもあったが、それにしても、相手GKがあまり良くなかった分もあるが、それでも、ここまで簡単に点が取れると、あまり強化にも繋がらないな、それでも、本番に向けての勢いに乗る事にはなるかもしれませんし、何よりも、1トップ争いとなる鈴木武がハットトリックを達成した事も、そして、中島翔までもハットトリックを達成した事も含めて非常に良かったとも言えるだろう。
もし、前半で課題をあげるとしたら、4点目を取ってから5点目を取るまでの間に、少しリズムが悪く、ミスが悪目立ちしてしまい、中盤で、全体が前に向いてしまった事で、出足でミャンマーに遅れを取ってリズムを失った事はいただけないだろうな。
こういうミスから、アジアレベルでも失点して敗れる事もある。
この試合であれば、最終ラインの強さ、1対1で絶対に負けない事もあって危なげない展開にはなっていたが、それでも、こういうミスは避けるべきであり、更に言えば、パスミスを最終ラインの選手がすると、日本が目指すところには届かない。
その辺の修正と同時に、もうハットトリックを決めた2人以外の攻撃陣を試すのも良いだろう。

後半
日本は、一気に5人、櫛引政、山中亮、遠藤航、浅野拓、荒野拓に代えて、中村航、亀川諒、安在和、野津田岳、矢島慎を投入、ミャンマーのキックオフで後半開始。
中島翔と鈴木武を2トップにした、4-2-2-2へと変化した日本が、後半も試合の主導権を握る。
51分、日本は、右サイドに展開すると、一気にオーバーラップしてきた松原健がスピードに乗ったままダイレクトでクロス、これをファーサイドに入ってきた鈴木武が左足で合わせてゴールに蹴り込み日本が8点目を奪う。
60分には、左サイドの野津田岳からの早いクロスに中島翔がヘディングで合わせてゴール、日本9点目を奪う。
日本の流れの中ではあったが、4-2-2-2から、4-1-2-3へと変化させるなど、システム変更を試していく。
日本は、78分、原川力に代えて吉野恭を投入する。
日本が優勢に試合を進めて、何度となく決定機も作るものの、しかし、ゴールを奪う事は出来ず、結局、後半は2点止まりで、試合終了、日本が9-0の圧勝で終る。

勢いをつけた試合
あまりの試合展開の為に、正直、課題を見出し辛い試合になった。
それでも、サッカーとしては、本番に向けて良い意味で、景気づけなる試合だった。
もし課題を出すとしたら、少しムラがある所だろうか、あまりの圧勝劇でもあったので、少し気を抜く場面があったのが、気になる所で、ギアの入れ替えは必要であり、日本の全てのカテゴリーでの課題となっているのだが、しかし、ギアを入れ替えるのと、気を抜くのとは違う。
その辺が、やはり問題となるだろう。
それでも、これは手倉森監督が意図してやったのは間違いなく、先を見据えてだろうが、試合中に、システムを変えていく事が出来たのは良い練習にもなっただろう。
驚いたのは、アギーレ監督がA代表監督だったからという訳でもなく、手倉森監督が4-1-2-3を使っていたのだが、それが、立ち上がりは4-2-3-1で入って、前半途中から4-2-2-2、そして、後半途中から4-1-2-3を選択した事だろう。
こういう試しで、試合展開から言っても、自信に繋がった事で、今後、試合内容に応じての変化をつけることが出来るようになったのは大きい。まだ、それぞれ、物足りなさはあるけれども。
この展開で二桁得点が取れなかった事が、少し残念ではあるが、それでも、先に書いたように景気付けの試合ですし、対戦相手だったという事を考えると、良い結果だったと言えるでしょう。
何よりも、鈴木武と中島翔にとってみれば、最高のアピールを、これから合流してくる、南野拓と久保裕に見せつけられた事も大きいでしょうね。



個人的な個人評
18 櫛引政敏 5.5 一回しかボールに触らなかったのでは?
30 中村航輔 5.5 正直、評価できるほどプレーしていない。
2 松原健 6.5 良い攻め上がりを見せるなど右サイドを蹂躙した。
4 岩波拓也 6.0 きっちりと安定した守備、少々ミスパスもあったが破綻せず。
5 植田直通 5.5 無難に守り切る。
6 山中亮輔 6.0 中島翔が中に切れ込む分、外から仕掛ける事が出来た。
15 亀川諒史 5.5 アピールしようとする意図は見えたが、少しあわなかったか。
3 遠藤航 6.0 中盤からの攻撃をコントロールできていた、ただ、少しバランスを崩す部分もあった。
50 安在和樹 5.5 後半はチーム全体のペースが落ちていた事もあり、後ろからバランスを取る形になった。
8 原川力 6.5 日本の攻守を良くコントロールしていて、ポジション争いにもリードか。
26 吉野恭平 5.5 時間が少なくアピールしきれなかった。
14 荒野拓馬 5.5 前線の中では無難な出来だった。
20 矢島慎也 6.5 良い仕掛けなどもあったが、ゴールは奪えず。
16 浅野拓磨 6.5 鈴木武と中島翔が目立ったが、彼が良くボールをおさめていた。
24 野津田岳人 6.5 動き出しでボールを引き出し、前線で攻撃にリズムを作った。
10 中島翔哉 7.5 得点は出来過ぎだが、積極的にゴールを狙う意識の高さがあった。
9 鈴木武蔵 7.5 本日のMOM。得点だけでなく、ボールの引き出しも含めて前線で非常に活発に動いた。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。