2015年03月22日 [08:54]   ACL | スポーツ | ACL/2015 

ACL2015 GE3 柏 vs 山東

ACL第3節。
ここまで、他の3チームがACLで苦戦している中で、ここまで1勝1分と結果を出している柏。
開幕した直後のJ1も1勝1分であり、今季未だに負け無しと言う好調を維持しており、ここで、GS突破に向けて強敵である山東との対決を制する事が出来れば、GS突破に大きく近づく。

AFCチャンピオンズリーグ2015
[5]グループE 第3節 日本 日立柏サッカー場/7,657人
柏(JPN) 2-1 山東(CHN)
(柏) 武富孝介(23分)、輪湖直樹(92+分)
(山東) ワルテル・モンティージョ(51分)
ホーム柏のスタメンは、21 菅野孝憲、27 キム・チャンス、4 鈴木大輔、13 エドゥアルド、22 輪湖直樹、8 茨田陽生、15 武富孝介、7 大谷秀和、9 工藤壮人、11 レアンドロ、10 大津祐樹の4-1-2-3。
アウェー山東のスタメンは、23 ワン・ダーレイ、14 ワン・トン、2 ジャオ・ミンジエン、16 ワン・チアン、6 ジョン・ジョン、13 ジャン・チー、15 リー・ウェイ、7 ジャン・ウェンチャオ、10 ワルテル・モンティージョ、11 リュウ・ビンビン、8 ワン・ヨンポーの4-2-3-1。

柏勝利
立ち上がり立て続けに山東がチャンスを作り、柏は自分たちのミスから決定機を作られ、更にセットプレーで危ないシーンがあったが、GKの菅野孝の好セーブもあって、何とか耐える。
ただ、柏も12分には、右サイドからのキム・チャンスからのアーリークロスをDFの裏に入れると、山東のDFがクリアする為にスライディングした結果、OGかとも思われたが、GKが弾き、こぼれ球を武富孝が押し込みに行くが、このシュートもGKがセーブ。
23分、大谷秀が中盤で上手く相手と入れ替わってトラップから、スルーパス、これは工藤壮がトラップが足下に入って時間が掛かったが、切り返してシュート、これはDFに当ってこぼれた所で、武富孝が詰めていてゴールに蹴り込み、柏が先制。
先制した後、柏が優勢に試合を進めるものの、ゴールを奪えないと、後半立ち上がり、山東が右サイドからのクロスに対して、柏がクリアし切れないと、モンティージョが押し込んで、51分、山東が同点に追いつく。
その後、柏がどちらかと言うと優勢ではあるが、どちらにもチャンスが生まれる中で、しかし、ゴールが生まれなかったが、アディショナルタイム、素早くパスを繋いで、最後はフワッとしたクリスティアーノからのボールを輪湖直がゴール前に入ってヘディングシュート、これが決まって、柏が勝ち越し。
終了間際にもクリスティアーノがカウンターで抜け出して、GKもかわしたが、シュートは一瞬早く戻ったDFがブロックして、3点目はならず、しかし、試合は柏の勝利で終る。

見事な試合運び
山東は主力が出場停止と負傷で出場できなかったが、立ち上がり試合の主導権を握ってきたのは、山東だった。
ただ、その序盤の構成に対して、菅野孝が好セーブを見せてゴールを守ると、徐々に柏もチャンスを作れるようになっていき、その中で見事に先制点を奪った。
その後は、柏がペースを握って、ボールも回るようになって、特に、右サイドからの攻撃で試合を支配してチャンスを作った。
そのまま勝ち切れれば良かったのだが、後半早々に同点にされてしまった事で完璧な試合運びとは言えなかった。
それでも、主力の何人かがいないとはいえ、おそらく格上とも言える山東相手にホームで勝利できた事、また、序盤のピンチ以外では、試合内容的には、柏の方が支配していたとも言える展開で戦えた事は、非常に大きい。
3試合で2勝1分、得失点差で2位となっているものの、GS突破に近付いた勝利。
この後は、アウェーでの試合を残すものの、今の柏であれば、突破を決めてくれると信じられる内容だった。

サイドバックの力
以前は、SBに守備を求めていて、何よりも守備が出来る事を評価の対象としていたが、今のサッカーにおいて、サイドからの攻撃が増えてきたというか、人数をかける事もあって、SBの攻撃参加は必須になってきている。
そのサッカーに関して、柏は、右サイドのキム・チャンスの攻撃参加で何度もチャンスを作り出していた。
タイミングのいい攻撃参加だけでなく、思い切りも良くて、スピードのある突破もあり、先制点のシーンだけでなく、右サイドを完全に支配できていたとも言える。
そして右サイドが主体になってチャンスを作っていたのだが、その中で、決勝ゴールを奪ったのが左SBの輪湖直のシュートだった。
あの瞬間、左サイドではなく、完全にフリーでゴール正面に入っていた。
守備を蔑にする事は出来ないが、しかし、今やSBの攻撃参加も必須であるとしたら、柏の両SBの二人は、見事な演出と、見事なゴールを奪えた事で、柏の快進撃を支えているとも言えるだろう。

ボールを蹴りだすか
終了間際のシーンで、相手DFがPA内で倒れた所で、柏の選手はボールを外に出さずにプレーを続けたことで、主審が試合を止めた後、山東の選手が抗議してきた。
逆の立場なら柏も抗議するかと思うので、それ自体を批判する気はないが、しかし、これはサッカーのルールから言えば言い掛かりも良い所だろう。
主審が試合を止めない以上、勝手に選手が試合を止める必要は無い。
つまり、相手が倒れているからと言ってボールを出す必要は全くない。一時期は、それが紳士的との勘違いから、日本では、ボールを出すことが当たり前のような風潮になっていた時期があった。
しかし、それは結果として、相手が試合の流れを切りたい時に倒れ込んで、時間を稼ぐと同時に、相手の攻撃を止める事が出来る。事実、日本相手に、アジアではそういう事をする相手が増えていた。
それだけではないが、この試合の柏の判断は正しい。
今後も、柏に限らず、主審が止めない限り止める必要も、ボールを出す必要も無い。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。