2015年03月24日 [08:27]   モンテディオ山形 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第3節 山形 vs 川崎F

J1第3節。
POを勝ち上がってのJ1昇格だが、仙台、浦和相手にアウェーで敗れるが、先日のNCではホームで清水に勝利した最下位山形。
開幕戦は横浜Mに快勝、このまま独走するかとも思ったが、神戸と引き分け、NCでは名古屋に敗れ、現在4位の川崎F。
ホームで連勝したい山形に対して、今一度調子を上向けたい川崎F。

Jリーグ2015 Division1 第3節
NDソフトスタジアム山形/12,081人
山形 1-0 川崎F
(山形) キム・ボムヨン(74分)
ホーム山形のスタメンは、1 山岸範宏、17 當間建文、4 西河翔吾、13 石川竜也、2 舩津徹也、5 アルセウ、7 松岡亮輔、22 キム・ボムヨン、30 山﨑雅人、11 ディエゴ、29 川西翔太の3-4-3。
アウェー川崎Fのスタメンは、21 西部洋平、17 武岡優斗、3 角田誠、5 谷口彰悟、18 エウシーニョ、14 中村憲剛、6 山本真希、20 車屋紳太郎、11 小林悠、10 レナト、13 大久保嘉人の3-4-2-1。

山形初勝利
両チームとも奪ってから縦に早い攻めで相手ゴールに迫っていく互角の立ち上がりだったが、徐々に地力で勝る川崎Fが主導権を握り出し、17分には、左サイドでスローインのボールを受けた小林悠がドリブルで仕掛けてシュートまで行くも、ここはGK山岸範がセーブ。
ただ、一旦川崎Fの流れを耐えた後は、今度は山形が押し返し、27分には右サイドの船津徹からのパスをPA内でフリーで抜けたキム・ボムヨンだったがシュートはミートせずゴールならず。
更に、37分にはショートカウンターで裏に抜け出したディエゴが角度の無い所からのシュートだったが、これは西部洋がわずかに触りゴールならず。
山形がペースを握ったまま、時間は経過していくが、74分、右サイドでのスローインを一旦戻してからクロス、これをファーサイドで川西翔とエウシーニョが競り合いの中でこぼれたボールを狙いすましたキム・ボムヨンがミドルシュートを決めて、山形が先制。
更に勢いに乗る山形が攻勢を仕掛け、チャンスを作り、1点を追う川崎Fはなかなか攻めに転じることが出来ない。
結局そのまま試合は山形が逃げ切って、試合終了、山形が今季リーグ戦初勝利を飾った。

内容で勝る
序盤こそ川崎Fが試合の主導権を握っていたものの、徐々に山形が優勢に試合を進めだした。
中盤での攻防で、川崎Fよりも山形の方が出足が良くて、完全にそこで川崎Fのパス回しを止めて、そこから素早いカウンターを仕掛ける山形の前に、川崎Fは自分たちのサッカーを出すことが出来ず、途中で、小林悠が負傷退場すると、川崎Fは前線にボールを入れることが出来なかった。
大久保嘉にボールがほとんど入らず、川崎Fとしては攻めに転じることが出来なかった。
それに対して、山形は全員で中盤からプレッシングをかけて、最後に決めたのはキム・ボムヨンではあったが、そこに繋がるまでの攻め、3バックが攻撃参加と言うのはほとんどないが、その分、残りの7人が積極的に攻撃に関与する事で、ゴールに迫る事が出来る。
これで、J1では今季初勝利になったが、ホームではNCに続いて2連勝、しかも、内容で川崎Fを上回った事もあり、今季、ホームでの試合では自信をもって戦えることは、残留に向けて大きな財産になるだろう。
ところで、小林悠が太腿を痛めて退場したが、代表招集されているだけに、症状が心配される。

リズムが悪い
開幕戦では、非常にテンポの良いパス回しと、全体的な動き出しの良さもあって、今季のJリーグの序盤を制するのは川崎Fではないかと思っていた。
しかし、この試合で見た川崎Fにはその面影も無かった。
ボールを回そうという意図はあるが、受け手側の動きが乏しく、結果、足下を回す形になってしまい、山形のプレッシングをかわすことが出来なかった。
そして、下がった位置でのプレッシングから、徐々に山形が前からプレスを仕掛けるようになると、それに合わせて川崎Fのパスが回らず、前にボールが入らなくなっていって、攻撃に出ることが出来なくなっていた。
一つは、中村憲とコンビを組むべき大島僚がU-22代表で不在だった事もあるだろう。
結果として、中村憲から縦に入れるパスは読まれていて、前に出せなくなっていた。但し、山本真も決して、技術的に劣る訳ではない、にもかかわらず、機能しきれなかった事、そこが、二人の力の差であり、それがチームとしてのサッカーが機能不全になった一つの要因だったのかもしれない。
前線には力のある選手がいるのだが、そこと中盤が分断されてしまっていただけに、本来ならそこをかわせるだろうと思えるが、それが出来なくなる、そういう波のあるサッカーをしている限り、優勝は難しいだろう。

もう一点
見事な初勝利であり、これで残留に向けて一歩を踏み出すことが出来た。
連敗を続けていただけに、非常に大きな1勝であると言えるが、しかし、ここで満足できるものでもない。
守備は非常に良くて、川崎Fの攻撃を良く封じていた。この守りならば、そうそう崩される事も無いだろう。
但し、サッカーは点を取らないと勝てないスポーツであり、その為には攻めないといけない。そして、後半には、完全に攻撃にギアを入れて、前から勝負に出てゴールを狙って行った。
しかし、何度となくあったチャンスを決めることが出来ず、先制の後も決定的なシーンがあったが、決められなかった。
サッカーに限らず、勝負事は自分たちに流れがある時に結果が出せないと相手にやられてしまう事が往々にしてある。
だからこそ、優勢な時に戦える時に点を取りたいのだが、結局1点に止まってしまった。
チャンスをどうやって決めるのか、それが出来るかどうかが、山形が残留を決める為に絶対に必要である事は、今更言うまでも無い事だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。