2015年03月25日 [08:23]   ヴァンフォーレ甲府 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第3節 甲府 vs G大阪

J1第3節。
開幕戦は広島に敗れたものの、第2節は名古屋相手に勝利、ただ、NCの初戦は湘南相手に敗れている9位甲府。
XSCこそ勝利したものの、ここまでJ1、ACLとも勝ちが無く、苦戦をしている13位G大阪。
どちらも勝って上昇気流に乗りたい所。

Jリーグ2015 Division1 第3節
山梨中銀スタジアム/13,047人
甲府 0-2 G大阪
(G大阪) 阿部浩之(62分)、宇佐美貴史(64分)
ホーム甲府のスタメンは、1 荻晃太、3 畑尾大翔、4 山本英臣、13 野田紘史、16 松橋優、8 新井涼平、27 阿部翔平、7 石原克哉、23 稲垣祥、11 アドリアーノ、9 阿部拓馬の3-3-2-2。
アウェーG大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、8 岩下敬輔、4 藤春廣輝、17 明神智和、7 遠藤保仁、13 阿部浩之、19 大森晃太郎、29 パトリック、39 宇佐美貴史の4-2-2-2。

G大阪が初勝利
立ち上がり早々、G大阪が仕掛けて、米倉恒のクロスを大森晃がヘディングシュートまで行くが、しかし、G大阪もその後は、なかなか攻め切れず、8分には、明神智が右足太腿を痛めて11分負傷交代。
甲府もボールを回せているが、しかし、G大阪の方が主導権を握っているように見える中でも、しかし、守備の際には5バックとなってバイタルでのスペースを完全に消して、G大阪に攻めさせない事で、試合は膠着した展開になる。
後半に入って、今野泰を投入したG大阪は、中盤でボールが回るようになって、前の選手の動きがあって、G大阪が押し込みだすと、62分、パトリックがキープから左サイドの倉田秋にパスを出すと、倉田秋のクロスにニアサイドで宇佐美貴がボレーを狙うが、これはDFがブロック、しかし、こぼれ球を阿部浩が蹴り込み、G大阪が先制。
更に64分、カウンターから前線でパトリックがキープ、一旦落としたボールを、阿部浩がダイレクトで宇佐美貴に入れ、宇佐美貴は見事なトラップから反転、ミドルシュートを決めて、G大阪が早々に追加点を奪う。
2点リードしたG大阪が、落ち着いたゲーム運びで、甲府の攻撃を封じて、隙があればカウンターを仕掛けるなど、完全にゲームを支配していく。
結局、そのままG大阪が優勢のまま押し切って試合終了、G大阪が今季初勝利。

G大阪らしさ
今季勝ち星が無かったG大阪ではあるが、決して、内容が悪かった訳ではなかった。
ただ、点を取り切れない、そして、点を守り切れないという、試合を支配しきれないという所で結果がついてこなかった。
いくつか要因はあると思うが、そこは、中盤の底での安定感が大きかったのではないかと思える。
遠藤保が少し流している感があるプレーをする時間帯が増えた事もあるが、明神智がいる時は、そこでの守備でまだ悪くはないのだが、しかし、明神智自身も以前ほどの圧倒的な運動量も無くなってきている。
結局、この中盤での安定感を失った事が、支配力を弱めて、勝てる試合を作り出せなくなっていた。
それが、この試合では、今野泰を後半投入、中盤でのプレッシングが掛かるようになって、G大阪の守備が改善されると、攻撃のリズムも出て、甲府相手に完全に試合を支配する事が出来た。
漸くG大阪らしいサッカーが出てくるようになったが、ここからG大阪が巻き返して間に合うかどうか、特にACLでは届いて欲しいと思う。

良い流れもあった
甲府も決して悪くは無かった。
立ち上がり早々G大阪が明神智の負傷退場でリズムを悪くした部分があったとはいえ、守る時は、両サイドが下がって、5-4-1の形になってバイタルをがっちりと固めて、G大阪が入ってくるスペースを潰すとともに、攻めている時も3バックはきっちりとラインコントロールしながら、G大阪がボールを奪ってからのカウンターに対して対応していた。
そして、攻める時には、今度は両サイドが前に出て、サイドでG大阪のSBの裏を狙って行ってチャンスを作り出す。
前半だけに関して言えば、G大阪よりも甲府の方が確実に良い試合の入り方が出来ていた。
ただ、サイドで裏を取るまでは形が出来ていたが、ゴール前での人数や迫力が足りず、中に入れても跳ね返されてしまった。
甲府には、何よりも得点力が必要であり、今季、NCも含めて、未だに1得点しか取れていない。
1点を取った名古屋戦では勝つ事が出来たが、しかし、ゴールを奪えない事で結果が出せなくなっている。
サッカーが点を取るスポーツである以上、点を取らないと勝てない、途中まで良い攻めが出来ているだけに、フィニッシュをどうするのか、そこを考えていかないといけない。

CHの力
先に書いたように、G大阪は今野泰を投入してから、明らかにサッカーの質が変わった。
中盤の底に位置する今野泰が、甲府の中盤にきっちりとプレッシャーをかける事で、前線と中盤を分離、そこでのプレッシングで抑える事が出来ると、中盤の前目に位置するメンバーが挟み込んで、ボールを奪うことが出来る。
そうなって、漸く遠藤保がボール回しの部分で機能しだす。
結局のところ、G大阪のサッカーの中心はやはりCHであり、遠藤保を最高の形で機能させる為に、そのパートナーとなる選手の出来が大きくサッカーを左右する事になる。
今野泰が漸く負傷から戻ってきて、まだまだ90分は出来ないという判断から後半だけの起用になったが、彼が復帰した事で、強いG大阪が戻ってくる。
とはいえ、明神智が負傷退場した事で、状態は必ずしも良いわけではない。
それでも、今野泰が復帰してきた事で、G大阪のサッカーの質が上がれば、昨季の3冠を取ったG大阪の強さを取り戻すことが出来、それによって、ここからの快進撃を期待したい。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。