2015年04月01日 [08:27]   サッカー日本代表 | スポーツ | A代表/2015 

JALチャレンジカップ2015 日本 vs ウズベキスタン

ハリルホジッチ監督が率いて第2試合目。
初戦は、悪くは無かったものの結果を出したのは、これまでの日本代表を牽引してきたメンバーだった。
ただ、宇佐美貴を筆頭に、良いパフォーマンスを見せて、代表定着をアピールしたメンバーもいて、監督自身が、スタメンを入れ替えて全員を観たいと語ったように、起用された選手が、どれだけのものを見せるのか?

JALチャレンジカップ2015
東京スタジアム
日本 5-1 ウズベキスタン
(JPN) 青山敏弘(6分)、岡崎慎司(54分)、柴崎岳(79分)、宇佐美貴史(83分)、川又堅碁(90分)
(UZB) イスロム・トゥフタフジャエフ(82分)
日本のスタメンは、こんな感じ。
JALチャレンジカップ2015日本vsウズベキスタン
前情報通りスタメンを全員入れ替えてきたが、負傷上がりの内田篤を起用してくるとは思わなかった。また、先日の試合で途中交代でゲームを決めた前線の3人を起用してきた。

前半
ウズベキスタンのキックオフで試合開始。
いきなり、キックオフ直後のボールを岡崎慎が奪いに仕掛けるなど、開始と同時に日本が畳み掛け、早いダイレクトパスなども見せて、日本が主導権を握ると、6分、左CKからGKがパンチングでクリアしたボールをダイレクトで青山敏が強烈なロングシュートを狙いすましたように右上隅に決めて、日本が先制。
立ち上がりのハイペースから一旦、日本が落ち着くのに合わせて、今度はウズベキスタンが出てきて、ウズベキスタンに攻め込まれるシーンが出てきて、18分にはFKから危ないシーンが出てくる。
日本のペースがやや落ちていて、なかなか攻め切れなくなってきて、流れが悪くなる。
37分には、日本がらしく粘り強い繋ぎと、技術の高さを見せるプレーで、最後に乾が絶妙なトラップから仕掛けようとするが、ここはDFに止められる。
ウズベキスタンも42分、右サイドでの仕掛けから角度の無い位置でFKのチャンスを得ると10番ラシドフのキックでファーサイドに3人に飛び込まれてヘディングシュートまで行かれるが、ここはウズベキスタンの選手が固まり過ぎてシュートが枠に行かず助かる。
結局、前半は1-0で折り返す。

悪くはないが
悪くはないが、まだまだ、チームとして良いとも言い切れない部分もある。
ただ、監督交代の効果と言うべきか、スタメンを入れ替えた事もあって、選手全員が積極的にアピールする意図が見えて、それは、開始直後にいきなりボールにチェックに行った岡崎慎の動きや、それに連動するように一気に仕掛けていったプレーと言うのでも明確である。
その積極性が上手くはまったのが、先制点のゴールでもあるだろう。また、香川真が思い切って仕掛けるシーンもあり、それに引っ張られるように、乾や岡崎慎も持ち味を発揮していく。
更に、得点以外でも青山敏が視野の広さや今野泰の出足の良さなど、チーム全体で良いプレーをしていた。
ただ、その中で、少し気になるのはやはり急造の最終ラインがボールに引き寄せられて、スペースが出来てしまっている所と、何よりも、少し本田圭がゲームの中で浮いている感がある所だろうか。
最終ラインに関しては、ある程度固定をしていくべきであり、誰を選ぶのか次第ではあるが、少し本田圭が浮いているのが、もしかしたら、点が入らない要因になってしまっているかもしれない。

後半
ウズベキスタンは15番ショディエフに代えて23番クジボエフを投入、日本は、内田篤に代えて太田宏、今野泰に代えて水本裕を投入、日本のキックオフで後半開始。
太田宏と酒井高のポジションを変え、水本裕が中盤の底での守備を固める事を意図したポジションとして起用された感じだが、後半立ち上がりはウズベキスタンに仕掛けられてくる。
それでも54分、左サイドで乾が仕掛けて、こぼれ球を素早く太田宏がクロスを入れると、ドンピシャのタイミングでファーサイドに飛び込んだ岡崎慎がダイビングヘッドを決めて日本が後半、漸く追加点を奪う。
ウズベキスタンは、59分、4番メルズリャコフに代えて18番ミルザイェフ、17番トゥルスノフに代えて22番サイフィエフを投入する。
日本は62分、乾に代わって宇佐美貴を投入する。
入ったすぐに宇佐美貴が見せて、前線での連動性のあるプレーから、絶妙なクロスを入れるが、岡崎慎には後一歩届かず。
ウズベキスタンにも決定機が生まれるが、67分には左CKからファーサイドでフリーの本田圭のヘディングシュートがあったが、これはウズベキスタンのDFが何とかライン上で跳ね返す。
69分、香川真に代えて柴崎岳を投入する。
更に日本は、72分、本田圭に代えて大迫勇を投入する。
ウズベキスタンも74分、14番ムハンマディエフに代えて2番ショラフメドフを投入する。
更に77分にもウズベキスタンは、6番ナシモフに代えて11番ヌルマトフを投入してくる。
79分、ウズベキスタンが良い位置でFKを得るが、このFKのボールが壁に当って跳ね返ると、一気に前線へと走り出し、カウンターを仕掛けると、相手GKが中盤まで止めに上がってきた動きをみて、柴崎岳が思い切ったロングシュート、これをDFがクリアしにいくが、岡崎慎が先に追いつきDFをブロック、柴崎岳のロングシュートがゴールに吸い込まれて日本が3点目を奪う。
82分、ウズベキスタンが左CKを得ると、フワッとゴール前に入れられたボールに対して、クリアし切れずマークがズレルと20番トゥフタフジャエフがコントロールしたシュートを決めて、ウズベキスタンが1点を返す。
ここで、日本は岡崎慎に代えて最後の交代で川又堅が投入される。
83分、中央で宇佐美貴がボールを拾うと、DFの真ん中に出来た隙をついて突破、そのまま冷静にシュートを決めて、日本が4点目。
ここでウズベキスタンも最後の交代で13番トゥラエフに代えて3番ムラジャノフを投入する。
日本が優勢に試合を進めるが、ウズベキスタンもカウンターから決定機を作るように、最後までどちらも点が入る気配のある試合は、90分、右CKからのボールをファーサイドで森重真のヘディングシュート、これはGKが弾くが、このボールを素早く拾った森重真がもう一度ゴール前に上げると、川又堅が後ろ頭で押し込むように無人のゴールに決めて、日本が5点目。
そのまま勝利をして、日本が新体制を2連勝でスタートした。

新しい可能性
これはハリルホジッチ監督の考えなのか、どこかオシム監督に通じるものを感じるのが、一つはチャレンジして失敗した場合、失敗した事で声をかけるが、しかし、チャレンジした事に関しては手を叩いて称える。
そして、それと同時に采配に関しても、各選手に当たり前のポジションではなく、いつもと異なるポジションとして、水本裕を中盤の底においたり、トップ下に柴崎岳だったり、大迫勇を中盤で起用したりしてきた。
但し、単純にそこでプレーをさせるというよりも、それぞれの持ち味を別のポジションで出させていった。
水本裕は中盤の底で、相手の中盤の選手が前に出てくる時にピンチになるので、そこを潰すことを意図していたし、柴崎岳は前線からバランスを取る事で、前の3人がフリーで動けるようになりましたし、更に大迫勇は下がった位置でパスセンスなども活かせた。
そういう意図ある選手交代に、交代して出た選手が応えたのもあるが、しかし、それ以外でも、この試合は、大多数の選手が非常に良いアピールをした。
全員が自分の持ち味を発揮しようと積極的なプレーを見せていて、本当に良いプレーが出来ていた。
但し、守備に関しては、先にも書いたように急造コンビであるからこそ、少し不安があったように思える。

しかし、宇佐美貴と川又堅は持っているというか、チームに愛されているというか・・・
動きが良かった事もあって、ボールが出てくるので、見事にゴールに繋げましたね。
こうなってくると、さて、今後、どういう選手が呼ばれて、どういう選手が起用されるのか、正直、現代表のサッカーでは本田圭がやや浮いてしまっている事もあり、スタメンを交代していく事だって考えられるだろうなぁ。



個人的な個人評
1 川島永嗣 6.0 危ないシーンもあったが、良く守れた。
2 内田篤人 5.0 攻撃などでは良いパスなども出していたが、全体的にまだ出足が鈍かったか、詰め切れなかった。
3 太田宏介 6.0 素晴らしいクロスなど持ち味は発揮した。
19 昌子源 5.0 あまり良さが活きたとは言い難かった。
6 森重真人 5.5 上手くフォローしていたが、しかし、もう少し出来たと思える。
24 酒井高徳 5.5 両サイドで無難にプレーが出来ていた。
15 今野泰幸 6.0 チーム全体のペースが少し落ちてからの中盤での気の利いたプレーや攻撃参加などベテランらしい良いプレーが出ていた。
25 水本裕貴 5.5 完璧ではなかったが、中盤で良い潰しが出来た。
28 青山敏弘 6.5 ボールの展開力だったり、良さが出ていたが、終盤は足を痛めたのか、動きが悪くなった。
4 本田圭佑 6.5 前線のメンバーとの連動は悪く無かったが、早い攻めには合っていなかった。
18 大迫勇也 5.5 無難にこなしていたが、もっとゴール前に入るプレーがあっても良かった。
10 香川真司 7.5 本日のMOM。自信のあるプレーで点こそ無かったが、非常に良かった。
7 柴崎岳 7.0 バランス感覚は流石で、チーム全体をコントロールしていた。
8 乾貴士 6.5 非常に積極的で、2点に絡んだプレーを見せて、自分の良さを発揮。
30 宇佐美貴史 7.0 面白い位ボールが出てきて、非常に良かった。これだけ動ければ、十分代表としてやっていける。
9 岡崎慎司 7.0 前線からの守備に、何度も裏を狙うプレーなど持ち味を発揮した。
20 川又堅碁 6.5 得点を入れることでチームを盛り上げた。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。