2015年04月02日 [08:28]   サッカー五輪代表 | スポーツ | カタール2016 

AFC U-23選手権予選 日本 vs マレーシア

リオ五輪の予選も兼ねるU-23選手権の予選も最終節。
ここまで、何とか2連勝で、グループ1位通過に王手をかけている日本。
最後は現在グループ2位のマレーシアは、日本に勝てば1位通過の可能性も残す。
相手のホームでの試合であるが、勝ってきっちりと突破を決めて欲しい所だ。

AFC U-23選手権予選
グループI 第3節 マレーシア シャー・アラムスタジアム
日本 1-0 マレーシア
(JPN) 久保裕也(41分)
日本のスタメンは、こんな感じ
U-23選手権予選日本vsマレーシア
再びスタメンを大きく代え、GKも含めて最終ラインは前節から植田直のみ残す。中盤の底は同じで、久保裕もスタメンだが、久保裕は中盤トップ下と言うか、鈴木武と縦関係の2トップという感じか。

前半
マレーシアのキックオフで試合開始。
日本が優勢に試合を進めるものの、ピッチの影響もあって、早いパス回しとはいかず、なかなか崩しきれない日本だったが、16分、右サイドへと展開裏に抜けた室屋成のクロスは、クリアされるも、拾った安在和が強烈なミドルシュート、これは、GKの好セーブに阻まれたが、鈴木武が詰めていってゴール前で混戦、しかし、決めきる事が出来ず。
更に20分には、野津田岳が強烈なミドルシュートを狙ったが、ここはGKが触ってポスト直撃。
日本が優勢に試合を進めて、惜しいシーンを作るようになるものの、29分には一瞬の隙をつかれるように36番ムハンマド・ファルハンに強烈なミドルシュートを放たれるが、GK牲川歩がガッチリキャッチ。
何度となくチャンスを作る日本だったが、なかなかゴールを奪えなかったものの、41分、ボールを繋いで、左サイドへと展開すると安在和のクロスをファーサイドに飛び込んだ久保裕のヘディングシュートが決まって日本が先制。
結局、前半は日本が優勢のまま1-0で折り返す。

改善されたサッカー
勝ったもののベトナム戦のサッカーはひどいものだった。
ベトナムが日本を良く知っていて、研究していたり、ピッチ状態の悪さがあったものの、それを除いても出来が悪過ぎた。
そこからスタメンを入れ替えて挑んだこの試合は、ミスはまだまだあるものの、内容的には改善のあとが見えた。
最大の部分は、少なくとも繋ごうという意図と、受けようという意図が見えるプレーが増えた事だろう。
特に、遠藤航から縦に入れるボールが効果的で、そこからサイドの攻撃を展開する事が出来ている。
それによって、攻撃自体も単調ではなく、粘り強いというか、1回でダメでも2度3度と攻める事が出来ていた。
但し、まだまだ内容的に良しと出来る訳でもなく、特にピッチ状態が悪い事もあって、どうしたってパスを繋ぐ際にミスが出てしまう事がある。
スピードを上げようとすれば上げようとする程、パスでのミスが出てしまうだけに、シンプルに縦に思いきったりすることもありかもしれない。
その上で、最終ラインは、攻撃への関与だけでなく、マレーシアが狙ってくるカウンターに対して、しっかりと対応する事、リードは1点であり、失点は許されない状況だという事を考えた戦いも必要だ。

後半
両チームとも前半終了から交代は無く、日本のキックオフで後半開始。
前半の流れのまま、日本がポゼッションで圧倒して、ボールを回しながら攻めるが、何度かサイドから攻めるも決定機を作るにはいたらず。
60分、日本が優勢ながらもなかなか決定機を作り切れない中で、まずは、久保裕に代えて中島翔を投入する。
マレーシアも63分、29番シャフワンに代えて、9番アダムを投入する。
更に日本は、66分、大島僚に代えて原川力を投入する。
日本が優勢に試合を進めて、圧倒的に優勢だったが、73分、カウンターから、日本の一瞬の隙をつかれるようにパスを繋がれフリーを作ってしまうが、最後の4番アリフのシュートは枠を外す。
マレーシアは最後の交代で77分、7番アミルルに代えて38番ナズミを投入する。
日本が優勢に試合を進めるが、攻め切れない状況で、82分、荒野拓に代えて浅野拓を投入する。
終盤再び日本が決定機を迎えるが、シュートまで行くことが出来ず、マレーシアも終盤、ボールを持っても、日本の守備を崩す方法を見出せず、結局、試合はそのまま1-0で日本勝利。

一応突破
本当に一応3連勝で突破したというだけの結果だったように思える。
とはいえ、突破をする事が大前提であり、勝たないと意味が無いという事で言えば、3連勝で無事突破した事で良しとすべきなのかもしれない。
ただ、内容的にはやはり心許なく、このままで言えば、アジアレベルでも突破が出来るだけの力が無い。
特に問題は、チームとしての決め事と言うべきか、お互いの意思疎通が出来ていないのか、プレーが合わない。結果単調なサッカーになってしまって、今大会を見ていて感じたのは、もし流れが悪くなった時に、もしくは、主導権を握れない劣勢な展開の時にチームとしてどう戦うのかというのが見えてこない。
柔軟性が無かったりとか、個の力での突破で結果を出すことはあったが、チームとして戦えているとは言えなかった。
この辺は、もう少し、チームとしての完成度を高めていく必要を感じさせる。
個々の選手では光るものを感じさせるし、それは、スタメンもベンチも同様に、誰がスタメンに出てもそれなりのプレーを見せる事が出来るが、それは同時に、これという突き抜けたものが無いという事であり、そういうものを見せるような所が必要になってくるのかもしれない。
それがあって、初めてチームとしての連動性も出てくるかもしれない。



個人的な個人評
1 牲川歩見 5.5 ほぼプレーする機会が無かった。
12 室屋成 6.0 右サイドからの良い攻めを見せて、サイド攻撃を活性化させた。
23 奈良竜樹 5.5 無難なプレーだった。
5 植田直通 5.5 良くもなく、悪くもなくという所。
50 安在和樹 6.5 素晴らしいアシストだけでなく、左サイドを完全に制していた。
3 遠藤航 6.5 本日のMOM。ボールの散らしを含めて、上手いボールの受け皿になっていた。
7 大島僚太 5.5 遠藤航が目立った分、少し大人しく感じた。もう少し出来ると思える。
8 原川力 6.0 遠藤航がバランスを取る分、上下動で積極性を見せた。
14 荒野拓馬 5.5 中に絞ってプレーをする事が多かったが、サイドをもう少し活かせればよかった。
16 浅野拓磨 -- 評価できず。
11 久保裕也 6.0 ベトナム戦よりかは良くなったが、まだまだ他の選手とのチグハグ感は残る。
10 中島翔哉 6.0 ボールが収まるが、中央を固められて、突破する事が出来ず。
24 野津田岳人 6.5 ゴールこそ無かったが、非常に良かった。
9 鈴木武蔵 5.5 試合から消えている時間が長かった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。