2015年04月16日 [08:46]   鹿島アントラーズ | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第5節 鹿島 vs 新潟

J1第5節。
前節漸く今季初勝利をあげて、ACLでも初勝利をあげて、ここで徐々に調子を上げてきた11位鹿島。
現在15位、リーグ戦の4試合は、1勝1分2敗で、先日のNCでも鳥栖相手に勝利した新潟。
鹿島が調子を上げているのに対して、なかなか新潟がリズムが乗れない中での試合。

Jリーグ2015 Division1 第5節
県立カシマサッカースタジアム/10,261人
鹿島 1-1 新潟
(鹿島) 土居聖真(46分)
(新潟) ラファエル・シルバ(41分)
ホーム鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、14 ファン・ソッコ、3 昌子源、16 山本脩斗、27 梅鉢貴秀、20 柴崎岳、25 遠藤康、8 土居聖真、33 金崎夢生、15 高崎寛之の4-2-3-1。
アウェー新潟のスタメンは、21 守田達弥、24 川口尚紀、4 舞行龍ジェームズ、3 大井健太郎、5 前野貴徳、8 レオ・シルバ、6 小林裕紀、34 平松宗、23 山本康裕、11 指宿洋史、10 ラファエル・シルバの4-2-2-2。

激闘はドロー
立ち上がりからお互いに切り替えが早く、奪ってから一気に相手ゴール前に迫っていく為に、非常に展開の早く、そして、両チームとも決定機を度々迎えながらも、最終ラインも頑張って跳ね返す事で、いつ得点が生まれてもおかしくないような展開。
41分、自陣でレオ・シルバが奪ってから一気に前線に送ったボールを、曽ヶ端準が飛び出してくるよりも一瞬早くラファエル・シルバが触って突破すると、そこから、DF二人をかわしてゴールに流し込み、新潟が先制。
しかし、後半開始早々、キックオフ早々に前線に上がった高崎寛に、植田直から一気にロングフィードを入れると、胸で、DF3人の真ん中に落とし、ここに土居聖が走り込んでシュートを決め、鹿島が46分同点に追いつく。
その後、どちらかと言うと鹿島の方が数は多いが、両チームともチャンスを作り出し、とにかく勝ちを狙って行く事で、最後まで、どちらが勝つかは分からない展開が続く。
アディショナルタイムに鹿島PA内での混戦で、ファールかと思われたが、ここはノーファールで、結局試合は、どちらも追加点を奪えずドローで終了。
また、終了後の抗議で、新潟の前野貴にYCが出てしまって、少し後味が悪い終わり方となった。

非常に面白い試合だったが
この試合、どちらも立ち上がりからスピーディーな展開で、ボールを奪えば、とにかくゴールを目指す事で、攻守の切り替えからピッチ上を広く使っていて面白い試合になった。
サッカーの試合を観ていて、面白いと感じる部分は、おそらく人それぞれであり、同じ試合を観ても、面白いと感じる人もいれば、面白くないと感じる人もいるだろう。
例えば、お互いに点が入る気配が無い試合でも、緊迫した好ゲームと考えるのか停滞した凡ゲームと感じるのかは人それぞれである。同様に、バンバン点が入るような試合も、白熱した試合と観る事も出来れば、大味な試合と思う事もある。
なので、この試合に関しても、チャンスの割にゴールを奪えないというもどかしさを感じる可能性も無くは無いだろうが、個人的には非常に面白い試合だったし、お互いの持ち味を出しながらであったので、ある程度、サッカーを観てきた人には面白い試合に感じるんじゃないかなと思えた。
得点シーンに関しては、どちらも、守備側のミスにも思えるが、そこを逃さなかったという点と、同時に、そこ以外では相手にチャンスがあったとしても、きっちり最後は締める守備が出来ていた。
ただ、それだけ面白い試合ではあったが、最後の最後で、アディショナルタイムの鹿島ゴール前での攻防の中でも判定に関して、試合後新潟が抗議したことでYCが出てしまった。
確かにファールがあったようにも思えるが、それを終了後に抗議してYCをもらうのは勿体無い。折角の好ゲームだっただけに、最後の最後でケチがついてしまったように思える。

フィットしてきた高崎寛之
何となく、もうそんな年かとも感じてしまうが、高崎寛も29歳になったんですねぇ。
かつて、水戸時代にはシーズン19ゴールをあげるなど暴れたのだが、それ以降は、どうにも泣かず飛ばずだった。
188cmと恵まれた体格で、結構あたりにも強く、本来であれば、前線で起点となれるし、シュート力もあるので、得点を量産してもおかしくないだけの素養はあると思うのだが、どうにもポジション取りが悪いのか、なかなかボールが出てこないという事が多く、特に、1トップが主流となってきている現在においては、なかなか起用されないという事が増えてきていた。
それでも、昨季は徳島で7ゴールと漸く結果を出せるようになっての鹿島移籍。
鹿島も、ダヴィの負傷などで、ここまでのリーグ戦5試合の内4試合でスタメンとなっている。
数字の上では、なかなかシュートまで行くことが出来ず、未だ無得点となっていて、物足りないものがあるが、ここ数試合、何とか他の選手と合わせようという意識が見えてきて、前線でボールを引き出す動きにこだわっているのが分かるようになってきた。
それが、同点ゴールにつながった訳ですが、徐々に他の選手とタイミングが合ってきたように感じる中で、あと一歩、スタートのポジション取りをもう少し学んでいく事が出来れば、鹿島は後ろから良いパスが出てくるし、2列目が積極的に仕掛けてくれるだけに、良い循環が作れるだろう。
現状では、ダヴィが戻ってきた時にスタメン落ちの可能性が高いが、そのポジション取りが改善されれば、十分にダヴィとスタメン争いできるだけの力はあると言えるだろう。

ダブルシルバ
ここ2年、新潟のサッカーを牽引しているのは間違いなく、レオ・シルバであろう。
中盤の底で、基本的には守備においての力を発揮し、高いボール奪取力をもっているのだが、それと同様に、頭が良い選手であり、自分の動きでチーム全体の動きをコントロールするような能力にも長けている。
正直、彼のプレーを見るだけで、サッカーにおけるCHの重要性、ボランチという役割は何であるのかという事が分かる。
そのレオ・シルバが、本当にらしいというべきか、ボール奪取から先制点に繋げたシーンは、新潟の得点パターンにもなるものだと言えるだろう。
その上で、ゴールを決めたラファエル・シルバ。
昨季は、負傷が多く、全く良さが発揮されずに終わり、正直、今季、契約更新されたんだと驚いた位ですが、その上で、しかも、開幕前のキャンプでは調整を失敗していたという事で、本当に、自己管理が出来ていないというか、プロのアスリートとしてどうなんだろうと疑問には思っていた。
しかし、今期は、ここまで4ゴールと結果を出してきている。この試合も、曽ヶ端準のミスもあったとはいえ、いいタイミングの飛び出しで一歩早く触れた、あの辺の動き出しの早さが持ち味だと思える。
レオ・シルバのボール奪取力とそこからの展開力に、ラファエル・シルバの裏への抜け出しの早さが噛み合っていくと、十分新潟の得点力が相手に脅威となるレベルになり得るだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。