2015年04月19日 [08:37]   ベガルタ仙台 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第6節 仙台 vs 川崎F

J1第6節。
ここまで5試合無敗、2勝3分と引き分けが多いものの、4位につける仙台。
開幕戦など非常に良いサッカーをする時もあれば、停滞した結果となったりと、ここまで2勝2分1敗で6位の川崎F。
上位対決となった両チームの戦い。

Jリーグ2015 Division1 第6節
ユアテックスタジアム仙台/13,644人
仙台 2-3 川崎F
(仙台)  ウイルソン(28分)、多々良敦斗(80分)
(川崎F) 小林悠(70分)、レナト(72分)、大久保嘉人(86分)
ホーム仙台のスタメンは、1 六反勇治、33 多々良敦斗、2 鎌田次郎、3 渡部博文、5 石川直樹、10 梁勇基、17 富田晋伍、31 茂木駿佑、8 野沢拓也、7 奥埜博亮、9 ウイルソンの4-2-2-2。
アウェー川崎Fのスタメンは、21 西部洋平、17 武岡優斗、3 角田誠、5 谷口彰悟、20 車屋紳太郎、14 中村憲剛、18 エウシーニョ、16 大島僚太、19 森谷賢太郎、10 レナト、13 大久保嘉人の4-1-4-1。

川崎Fが競り勝つ
立ち上がりはほぼ互角、川崎Fはボールを持っていて、サイドを突破する所まで行くが、崩しきる事が出来ず、対する仙台も素早い縦への攻撃でサイドの裏を狙って行くが、しかし、その後が繋がらない。
28分、どちらが先に点を取るのかという展開の中で、野沢拓が鋭いスルーパスをゴール前に入れた所で、奥埜博が競り、富田晋が詰めた所で、DFの谷口彰とGK西部洋がクリアしたが、これがウイルソンの体に入ってゴールに押し込み、仙台が先制。
その後、川崎Fが仕掛けていくものの、仙台の守備陣が固く、GK六反勇の好セーブもあってゴールを奪えず、ただ、仙台の攻撃も決定機があったが、川崎Fの最終ラインも粘って守る。
後半に入ると、川崎Fが優勢に試合を進めだして、チャンスを作り出すが、仙台の守備は固くゴールを決められない。
しかし、70分、何度も仕掛けた結果、左サイドからのクロスをエウシーニョが落として、それを受けた大久保嘉が小林悠にスルーパス、これをシュートフェイントでDFをかわして左足でのシュートを決め、代わったばかりの小林悠のゴールで川崎Fが同点に追いつく。
72分、川崎Fが中村憲と大島僚がパス交換をしながら隙をうかがって、大久保嘉にパスが入ると、素早くスルーパス、これをタイミング良く飛び出したレナトが決めて、川崎Fが一気に逆転。
1点を追う仙台が猛攻を仕掛けると、79分には、右サイドをウイルソンが突破からクロス、これを梁がヘディングシュートに行くが、GK西部洋が触りポストに当てる、その後も仙台が猛攻を仕掛け続けて、最後は、左サイドからのクロスがファーサイドに流れた所で、上がってきていた多々良敦が走り込みながら抑えた強烈なミドルシュートを決めて、80分仙台が同点に追いつく。
このまま終わりそうにない試合は、86分、ここまで2アシストの大久保嘉が左サイドを凄いスピードで抜け出したレナトからの早いクロスにファーサイドで滑り込むように合わせてゴール、川崎Fが勝ち越す。
その後も、得点の気配はあったが、そのまま試合終了、3-2で川崎Fが競り勝つ。

持ち味の出た試合
両チームのサッカーが好対照だった事もあって、持ち味が明確に出た試合だった。
ここまで、失点をせず、守りから素早いカウンター攻撃をもって得点を奪って逃げ切るという戦い方をしていた仙台、それに対して、パスを繋いで試合の主導権を握って得点を奪っていく戦い方をしている川崎F。
数字の上でもパスを繋ぐ川崎Fと多くのスプリントをする仙台というのが明確に出ていたが、この試合は、まさにそのぶつかり合いになった。
シュート数的には、差が無かったが、圧倒的に川崎Fがボールを支配していて、攻めているが、仙台の守りを崩せず、仙台は、なかなかボールを奪えなかったが、自陣ゴール前できっちりと跳ね返して、カウンターを仕掛けていく。
そして、両チームとも前線の得点源となる選手がきっちりと仕事をした結果、互角の戦いの中で、終わってみれば、川崎Fが競り勝った形ではあるが、どちらが勝ってもおかしくなかった試合だった。

仙台初黒星
ここまでの5試合を負け無しできていた仙台ではあったが、相手の川崎Fが良かった事もあって、最終的に競り負けてしまった。
前節終了間際に追いつかれて引き分けてしまったものの、その守備は良かった。
そして、この試合も守備は良くて、川崎Fが攻めてきても、なかなか隙を与えず、GKの六反勇の好セーブもあって守れていた。
ただ、先制した後、なかなか追加点を奪えなかった事で、川崎Fの攻勢にさらされてしまった。
何度かチャンスはあったものの、後1点を取れていたら、試合は全く違った流れになっていたのだろうが、逆転を許してしまった事で、勝利が遠くなってしまった。
但し、多々良敦の素晴らしいゴールと、そこに至るまでの波状攻撃は、非常に良かった。
あの攻撃が、コンスタントに出せるようになれば、今の守備の良い仙台であれば、更なる成績が期待できるだろう。

大久保嘉人
2年連続の得点王という結果を出し、川崎Fで、ストライカーとしての能力を遺憾なく発揮している大久保嘉。
元々才能はあり、色々出来る選手ではあったが、使い勝手が悪い選手であるとも言えた。
事実、昨年のWCでは、待望論によって招集されたものの、他の選手との連携が出来ないまま、力を発揮できず終わった。
しかし、川崎Fでは、チームとしての活かし方を明確に知っているからこそ結果が出ている。そして、それは逆にも言えて、この試合、流れの中で、なかなか仙台の守備を崩せないと、自ら下がってマークを引き出しておいての裏へのスルーパスを狙う事で、2アシストは共に、その形で上手く裏に出た選手に合わせた。
そして、最後のゴールは、自分の持ち味でもある嗅覚の良さを活かしたゴールを決めた。
技術がある事で、下がってトップ下的なプレーも可能で、そこから2列目が前に出て行くスペースを作り出した。
攻撃も牽引できる選手だけに、また、代表待望論が出てくる事もあるかもしれませんね。
その時には、何だかんだで代表では成功していない大久保嘉のリベンジがみれるかどうか?
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。