2015年04月20日 [08:21]   名古屋グランパス | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第6節 名古屋 vs 清水

J1第6節。
前節の広島戦で漸く、今季リーグ戦で初勝利をあげた12位名古屋。
開幕戦こそ勝利したものの、その後勝つ事が出来ず、現在3連敗中の15位清水。
ともに1勝のみ、どちらも未だに調子が出てこないが、そろそろ勝っていかないといけない。

Jリーグ2015 Division1 第6節
パロマ瑞穂スタジアム/9,986人
名古屋 3-1 清水
(名古屋) 松田力(6分)、永井謙佑(18分)、川又堅碁(48分)
(清水) 村田和哉(89分)
ホーム名古屋のスタメンは、1 楢﨑正剛、2 竹内彬、4 田中マルクス闘莉王、6 本多勇喜、19 矢野貴章、20 矢田旭、8 ダニルソン、11 永井謙佑、17 松田力、10 小川佳純、32 川又堅碁の3-4-2-1。
アウェー清水のスタメンは、1 櫛引政敏、17 河井陽介、5 ヤコヴィッチ、3 平岡康裕、38 福村貴幸、7 本田拓也、16 六平光成、22 枝村匠馬、10 大前元紀、39 白崎凌兵、18 ピーター・ウタカの4-2-3-1。

名古屋が快勝
立ち上がり名古屋が良い形で入ると、6分、右サイドでのスローインで、入れたボールを小川佳が上手く落として、受けた松田力が低くコントロールしたミドルシュートを右下隅に決めて名古屋が先制。
名古屋が優勢に試合を進める中で、18分は、左サイドをワンツーで抜け出してクロス、これはGK櫛引政が触ったが、こぼれ球を右サイドで相手DFとの競り合いで矢野貴が名張だって奪うと、そこから中に切れ込みDFが寄ってきた所でパス、そこに走り込んだ永井謙がゴールに蹴り込み、名古屋が追加点を奪う。
2点をリードした名古屋が余裕を持った戦い方で、広くピッチを使いながら戦うのに対して、なかなか清水は攻め切れない。
後半、清水は村田和とミッチェル・デュークを投入して、縦への推進力を増そうとしたが、後半開始早々、左サイドからのFKから、ファーサイドで川又堅が上手く合わせてゴール、名古屋が48分3点目を奪う。
清水も良い攻めを見せるが、名古屋の守備を崩すにはいたらず、逆に名古屋がカウンターなどでチャンスを作るなど、名古屋ペースの試合は変わらず。
何とか攻められるようになった清水だが、なかなか名古屋の守備を崩せず、それでも、89分、スピードに乗って闘莉王を振り切った村田和がシュートを決めて清水が1点を返す。
結局、清水はその1点で試合終了、名古屋が勝利。

名古屋が圧倒
終盤に清水の猛攻を浴びて、1点を失う事になったものの、試合の内容的には完全に名古屋の圧勝とも言うべき試合だった。
序盤から名古屋の方が良い形で入って、清水の裏を狙って、早々に先制点を奪っただけでなく、追加点も早い段階で奪うと、完全に試合の主導権を握って、コントロール、3点目こそ時間が掛かったものの、清水の攻撃をほとんど許さなかった。
清水にとってみれば、立ち上がり早々の名古屋の得点で試合のプランが狂ったとも言えるが、完全に、この試合の入り方の部分で、勢いの差が出たようにも思える。
前節で良い形で勝利をしたことで、名古屋は自分たちの自信を取り戻したというか、元々戦力は十分であり、それを発揮する事が出来れば、もっと上にいける力がある。それは、清水も同じである。
とすれば、その力をどうやって発揮するのか、それが、前節で勝利をおさめたことで名古屋の方が自分たちのサッカーのやり方を見出したのに対して、清水は、連敗が続いて、どうにも自分たちのサッカーを見失ってきている。
その差が、まともに内容と結果に繋がった試合だった。

自分たちのサッカーを取り戻す
前半は全く良い所の無かった清水。
後半から、前線への推進力を高めて、さぁ、これからだと思った所で、出鼻を挫かれるように3点目を失い、勝ち目が消えたようにも思える。
この試合の清水のサッカーを観ていて、勝てる可能性は全く感じなかった。
最大の要因は、どう戦うのか、それぞれの選手との間で、明確な意思疎通が出来ていないのか、良いタイミングで動いている選手がいるなと見えてもボールが出る事も無ければ、誰かがボールを持っていてもカバーが遅かったりとか、お互いの距離感と言うのか、どうやるのか見失っているように思える。
戦力は十分にあって、圧されていた前半だって、ピーター・ウタカは名古屋相手に体を張ってボールをキープする事も出来ていた。
にもかかわらず、そこから攻撃に繋がっていかなかった。
こういう、自分たちのサッカーを見失うと、過去、G大阪やC大阪など戦力が十分ありながらも降格したクラブと同様、ズルズルと結果が出せないまま終わる可能性が高くなってくる。

両サイドの献身性
前節から3バックを選択した名古屋だったが、その結果、両サイドで起用されたのは、永井謙と矢野貴。
ここ数年、矢野貴はSBとして起用される事も多く、その辺の戦い方はわきまえているのだが、永井謙を左サイドで起用した際、これまでと異なり、人数的に考えて、守備の負担が大きくなった。
但し、永井謙はそれこそロンドン五輪の頃から、手を抜かずにプレッシングをかけていく。
前線からそうやって追いかける事で、しかも、スピードがあるからこそ、相手にとっては脅威となる。
ゴールを奪える力があるが、それと同時に守備の献身性があるからこそ、名古屋にとっては、武器として効果を発揮する。
2点目のゴールのシーンなど、右サイドの深い位置に上がってきて粘りがった矢野貴と、一気にゴール前に走り込んだ永井謙、守備では自陣前まで戻っていても、そこから一気に前線の深い位置まで上がって行く、それが出来るからこそ、彼らの存在は名古屋の勝利に最も重要な選手と言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。