2015年04月26日 [08:11]   鹿島アントラーズ | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第7節 鹿島 vs 神戸

ここからGWの連戦が始まるJ1第7節。
ここ4試合は負け無しで、調子が上がってきていて、5試合を2勝2分1敗として8位につける鹿島。
その鹿島と同じ勝点であり、同じく、ここ5試合を2勝2分1敗できている10位の神戸。
どちらも、調子が上がってきている中で、上位に出る為に勝たないといけない試合。

Jリーグ2015 Division1 第7節
県立カシマサッカースタジアム/12,275人
鹿島 1-2 神戸
(鹿島) 柴崎岳(71分)
(神戸) 小川慶治朗(49分)、田中英雄(77分)
ホーム鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、14 ファン・ソッコ、3 昌子源、16 山本脩斗、5 青木剛、20 柴崎岳、25 遠藤康、8 土居聖真、7 カイオ、33 金崎夢生の4-2-3-1。
アウェー神戸のスタメンは、22 山本海人、5 岩波拓也、16 チョン・ウヨン、14 増川隆洋、6 高橋峻希、10 森岡亮太、24 三原雅俊、3 相馬崇人、18 マルキーニョス、13 小川慶治朗、9 石津大介の3-4-3。

神戸が競り勝つ
立ち上がり主導権を握ったのは神戸で、鹿島が中盤からプレッシングを仕掛けるが、ピッチを広く使い、サイドを攻める神戸の攻撃になかなかボールを奪えず。
押し込んでいた神戸だったが、37分、森岡亮がアクシデントか、急遽、田中英と交代する事になる。
鹿島も攻勢に出ることが出来るようになり、神戸が攻め切れなくなってきて、試合の流れが変化していく、ただ、後半立ち上がり早々、右サイドからパスを繋いで左サイドへと展開すると、相馬崇がアーリークロス、これに外側から回り込むようにファーサイドに入ったマルキーニョスがヘディングで中に落とし、そのボールに飛び込んだ小川慶がゴールに蹴り込み、49分、神戸が先制する。
1点リードを許したことで、鹿島の前への圧力が高まって、サイドから攻めていくものの、神戸の守備を崩せず、逆にカウンターで神戸にチャンスがある。ただ、徐々に鹿島の攻撃によって、チャンスが出来るようになる。
鹿島にチャンスが生まれるようになって71分、右サイドから中に柴崎岳がパスを入れて、そのまま斜めに走り込むと、高崎寛がダイレクトで流してのワンツーの形から柴崎岳の狙いすましたミドルシュートが決まって、鹿島が同点に追いつく。
同点に追いつかれたことで、神戸が再度攻勢に出ると、77分、右CKからのボールにマルキーニョスが競り合いながらヘディング、これがフワッと上がった所に、曽ヶ端準が処理するために飛び出した所、昌子源と被ってしまって処理できず、こぼれた所にフリーでいた田中英が無人のゴールに蹴り込み、神戸が勝ち越しゴールを奪う。
82分には、サイドからの攻めでゴール前で混戦になるが、神戸はゴールラインぎりぎりでDFも体を張ってクリア。
途中から熱くなって、少しイライラする事でYCをもらっていた金崎夢が、アディショナルタイムには、セットプレーの中で意味の無い行為でYCをもらい退場、何とかゴール前に放り込みたい鹿島だったが、結局、神戸が安全に跳ね返して試合終了、神戸が競り勝つ。

神戸が競り合いを制す
ここ最近の両チームの好調を示すかのように、非常に激しい試合になった。
立ち上がりから試合の主導権を握ったのは神戸で、ボールを奪ってから素早くサイドへと展開する事で、鹿島の守備の的を絞らせず、テンポ良く攻める事で、流れを掴んだ。
ただ、それでも鹿島も中盤でのボール奪取が出来ないながらも、守備を固めておいて、そこから徐々にボールを繋いでチャンスを作っていくと、惜しいシーンを作り出し、どちらも良い流れを作れたまま後半に入る。
すると、後半は鹿島がペースを掴んだように思えた中で、神戸が絶妙なプレーでゴールを奪って先制、こうなると神戸のペースで、がっちりと守ってカウンターを狙うようになる。
しかし、そうなると鹿島も中盤でボールを回せるようになって、後半から投入されていた小笠原満が効いてきて、鹿島がチャンスを作ると、交代で入った高崎寛が前線で楔となって、柴崎岳のゴールをアシスト、見事に鹿島が同点に追いついた。
守りを固めていた神戸だったが、今度は鹿島のミスを逃さず突き放すと、その後は見事に逃げ切った。
それでも、最後まで厳しいプレーの応酬となった試合だった。

不用意な金崎夢生
この試合1トップに入った金崎夢だったが、プレッシングが厳しくて、なかなか思い通りのプレーが出来なかった事によるフラストレーションがたまったのか、非常に不用意と言うか、はっきりと言えば、無駄な、意味の無い、チームに迷惑をかけるだけの行為で退場してしまった。
確かに、なかなか味方のフォローが無くて、削られていた事もあって、イライラしたのかもしれないが、しかし、既にYCを1枚もらっているうえで、何とか同点に追いつくべく攻撃を仕掛けていての折角のセットプレーのチャンスを、無駄に潰す事になったとも言える。
あそこで、体当たりをしてカードをもらう意味がどこにあったのか?
確かに、サッカー選手として負けん気と言うか、やられたらやり返すような強い気持ちも必要である。
そして、プロとはいえ選手も人であり、イライラする事もあるだろう。
それを否定する事は出来ないものの、チームとして追い上げる時に、はっきりと擁護しようも無い。最初のカードをもらったシーンでも、小笠原満や鹿島の他の選手に止められ、神戸の相馬崇や田中英あたりからも落ち着けと言われている中でも、全く自分の気持ちを抑えられなかった。
先に書いたように負けん気と言うのもいるし、人である以上感情を抑えられない事もある。それが分かった上で、もし、今後代表など、更なるステップアップをもし、まだ金崎夢が考えているのであれば、もう少しゲームとチームの事も意識するべきであろう。少なくとも、あんな百害あって一利も無い事をしているようでは、ここまでの選手と言える。

走り勝ち
最近、運動量やスプリント回数などが、良く数字として出てくるようになった。
それこそ、Jリーグ公式サイトに試合の情報として、走行距離とスプリント回数が掲載されている。
但し、個人的に、これは一つの指標ではあるが、しかし、大きな意味のあるものだとは思っていない。
何よりも大切なのは、いつであったり、どこにという事が大切であって、どれだけに価値はそれ程ないと考えている。
しかし、この試合に関して言えば、神戸は、完全に鹿島に対して走り勝ったという所だろう。
序盤からボールを回して、そこからの展開で受け手側が積極的に動いてスペースに入ってボールを受けるなどしていて、鹿島にボールの奪い所を絞らせなかった。
それは、前半だけでなく、後半の終了間際まで変わりなく、そして、攻撃での運動量だけでなく、素早い出足でプレッシングをかけて、囲い込むなど、守備での運動量も最後まで落ちなかった。
神戸のサッカーは、堅守速攻が武器ですが、それを活かすための運動量の多さ、それによって、完全に鹿島を圧倒した試合になった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。