2015年05月11日 [09:00]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第11節 神戸 vs 清水

GWも明けて連戦最後になるJ1第11節。
2戦連続ドローと勝ち切れておらず、ここ5試合も1勝3分1敗と、負けないまでも勝てない9位神戸。
現在3戦連続ドローで、未だ今季1勝のみ、結果が出せず苦しんでいる17位清水。
どちらも、流れを変える勝利が欲しい所。

Jリーグ2015 Division1 第11節
ノエビアスタジアム神戸/14,397人
神戸 1-2 清水
(神戸) OG(29分)
(清水) ミッチェル・デューク(14分)、大前元紀(70分)
ホーム神戸のスタメンは、22 山本海人、5 岩波拓也、4 北本久仁衛、14 増川隆洋、6 高橋峻希、17 田中英雄、16 チョン・ウヨン、8 高橋祥平、9 石津大介、13 小川慶治朗、19 渡邉千真の3-4-2-1。
アウェー清水のスタメンは、21 杉山力裕、5 ヤコヴィッチ、6 杉山浩太、3 平岡康裕、17 河井陽介、16 六平光成、28 八反田康平、19 ミッチェル・デューク、10 大前元紀、18 ピーター・ウタカ、9 長沢駿の3-4-1-2。

清水が勝利
立ち上がりいきなり清水が決定的なシーンを作るが、ここは最後の部分で合わずにシュートできず。
どちらも早い展開を見せる中で、清水の方がやや優勢な展開になってきていた14分、中盤で神戸のパスをカットして、大前元にビールを入れると、大前元はDFを引き付けて前に流すと、ピーター・ウタカが更に流したボールをミッチェル・デュークがゴールに叩き込み清水が先制。
神戸も徐々に押し返すと、29分、一気にカウンターから高橋峻のスルーパスに抜け出した渡邉千がシュート、これはGKの杉山力が止めるも、こぼれた所でクリアに戻った六平光が戻る勢いの体を止め切れずにクリアがゴールネットを揺らし、OGで神戸が同点に追いつく。
両チームとも、奪ってからの切り替えが早く一気に相手ゴール前まで迫っていくハイペースな試合展開、どちらにもチャンスがあるが、なかなかゴールを奪えない中で、70分、ゴール正面でFKのチャンスを得た清水は、大前元がゴール左上隅に吸い込まれるようなシュートで直接ゴールネットを揺らし、清水が勝ち越す。
1点を追う神戸が攻勢を仕掛けるも、なかなかゴールを奪えず、どちらもまだ得点の可能性もあるまま、アディショナルタイム、ファールになった所で、ヤコヴィッチが大きくボールを蹴った事が遅延行為と判断されてYC、この試合2枚目という事で退場、そこで得たFKは渡邉千が強烈でしかも急激に変化する素晴らしいシュートだったが、これは杉山力がビックセーブ、こぼれ球に詰めた小川慶のシュートは枠を外し、試合終了、最後までどうなるか分からない試合は清水が制す。

激闘
本当に、この2文字が相応しい試合だった。
両チームとも中盤での厳しい守備から一気に前線へと展開する切り替えの早さで攻守が目まぐるしく入れ替わり、一瞬でも気を抜くと一気にゴール前に迫られるというハイペースな試合展開で、最後の最後までどうなるのか分からない試合だった。
それを象徴するかのように、終了間際のFKなどは、シュートも素晴らしければ、それを止めたGKのセーブも素晴らしかった。
まさに、そういう一瞬の攻防の一進一退の中での戦いは、僅かに清水が上回り勝利を手にする事が出来た。
ただ、もし差を上げるとしたら、強引にでもシュートまで行った清水と、僅かに積極性で劣った神戸と言う事が言えるのかもしれない。

出鼻を挫かれた
非常に面白い試合ではあったが、神戸にとってみれば、出鼻を挫かれた事が先手を取られる事になって、結果として、そのまま後手のまま敗れる事になったようにも思える。
ここまで1勝であとが無い清水が、思い切ったように前掛かってきた事で、序盤、自分たちのサッカーである高い位置からのプレッシングを仕掛ける事が出来ず、押し込まれてしまう。
それでもカウンターからチャンスを作れたのだが、やはり、ここで後手を踏んだ事が、後々響いてきたのかもしれない。
失点自体は、パスミスをカットされてからのショートカウンターを喰らって、完璧に崩されたとまでは言わないが、劣勢になっていた事で失点してしまったように思える。
その後、早い段階で、自分たちのサッカーとも言うべき裏への抜け出しでOGを誘ったものの、その後、何度となくあったチャンスを決め切れなかった。
この後手という形が、決勝点では、大前元の素晴らしいシュートを決められてしまい、終了間際、自分たちの渡邉千の素晴らしいシュートは止められてしまった。
何と言うか、開始直後の攻防が、最終的な勝敗を決めたかもしれないと感じさせられる結果だった。

漸くの2勝目
これで、漸く今季2勝目。
先にも書いたように、後が無いという所で思い切って前傾姿勢での戦い方が奏功したように思える。
とにかく、ボールを奪えば前に前にという事で、積極的に仕掛けていった事で、常に神戸の先手を取って戦えた部分もあった。
内容的には、神戸にも決定機を作らせるなど、前掛かっている分、守備面で危ない所もあり、終盤には、また引き分けになるのかと思ってしまうような展開でもあったが、それでも引かず、前に出た事で、神戸の波状攻撃を行わせず、勝利をもぎ取ったとも言えるだろう。
但し、こういう戦い方は常に通用する事も無く、相手が強かに、受け流すような事をされた場合、どうしようもなくなる可能性もある。
だからこそ、この1勝は、重要であり、この1勝で終らせず、次につなげていく為に、この試合の内容を踏まえて、その上で、バランスを取れるように考えたサッカーを組み立てなおす事、背水の陣は奇策として通用しても、続けて使えば、それは奇策となりえなくなる。
その為には、どうやって失点を減らすのか、得点力はあるだけに、その失点を減らす方法を今一度考える、中盤のプレッシングの仕方を整理し直す必要があるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。