2015年05月22日 [08:15]   ACL | スポーツ | ACL/2015 

ACL2015 R16 ソウル vs G大阪

2015年ACLもGSが終わり、ここからはノックアウトステージ。
グループFを2連敗スタートで、3試合終わって最下位だったが、折り返しての3試合を3連勝で1位通過を決めたG大阪。
対戦相手は、鹿島が参加したグループHを2位通過したソウル。
漸くエンジンが掛かってきて結果が出てくるようになったG大阪が優勝へのスタートを切れるのか。

AFCチャンピオンズリーグ2015
[8]ラウンド16 韓国 ソウルワールドカップスタジアム/10,607人
ソウル(KOR) 1-3 G大阪(JPN)
(ソウル) ユン・ジュテ(93+分)
(G大阪) 宇佐美貴史(62分、86分)、米倉恒貴(73分)
ホームソウルのスタメンは、31 ユ・サンフン、3 イ・ウンヒ、26 キム・ナムチュン、28 キム・ドンウ、5 チャ・ドゥリ、34 パク・ヨンウ、7 キム・チウ、13 コ・ヨハン、22 コ・ミョンジン、17 ユン・イルロク、18 キム・ヒョンソンの3-3-2-2。
アウェーG大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、8 岩下敬輔、4 藤春廣輝、7 遠藤保仁、15 今野泰幸、13 阿部浩之、19 大森晃太郎、29 パトリック、39 宇佐美貴史の4-2-2-2。

G大阪快勝
立ち上がりはソウルが先に仕掛けてきたが、G大阪は冷静に対応して守って、そこから少しずつ押し返していくと、11分には左CKをショートコーナーで始めて、ゴール前に入れ直したボールをGKがファンブルして何とか掻き出すようにクリアしたボールに、フリーで狙いに行った今野泰が主審の足に引っかかりシュートに行けず。
G大阪はボールを支配しているが、がっちりとソウルがゴール前を固めてカウンターを狙う、ただ、G大阪も高い位置からプレッシングもあって、ソウルに攻めさせなくなると、お互いの守備を崩せない膠着した状態に。
62分、お互いに攻め手を欠く中で、左サイドでボールを繋いで、裏に抜け出した藤春廣にボールが出ると、素早くクロス、ここに上手くタイミングを外してゴール前にフリーで入った宇佐美貴がダイレクトボレーを決めてG大阪が先制。
1点を取り返す為にソウルが前に出てきたく、選手交代を行った所で、73分、その隙をつくように倉田秋のスルーパスに左サイドで抜け出した宇佐美貴のクロスは、中央でDFを引き付けていたパトリックを超えてファーサイドに流れると、そこに待ち構えていた米倉恒がボレーで合わせてゴール、G大阪が追加点を奪う。
2点を追うソウルが一気に前に出てきて、G大阪は耐える形になるが、今野泰がきっちりと危険な部分をケアしながら、最終ラインも集中していて危ないシーンもあるが失点せず、86分、中央で遠藤保からパスを受けた宇佐美貴が、ドリブルでDF二人に対してドリブルで仕掛けて抜ききらずのミドルシュートをゴール隅にコントロールして、トドメとなる3点目のゴール。
ただ、このまま終わらせたいG大阪だったが、アディショナルタイムに、ユン・ジュテ思い切って打ったミドルシュートが東口順が反応して触れたが、そのままゴールに入って、ソウルに1点を返される。
それでも、そのまま試合終了で、G大阪が3点を奪って勝利。

完勝とはいかなかったが
最後に失点した事で完勝という事は出来なかったものの、良い結果と言えるだろう。
何よりアウェーでの初戦で3点を奪った事で、勝利に向かって王手をかけた。
序盤から、どちらかと言えばソウルが試合の主導権を握っていたと言えて、立ち上がりの仕掛けから、G大阪が押し返しだした所で、一旦ゴール前に戻ってブロックを作り、そこからのカウンターを仕掛けてくる。
G大阪も対応していたものの、決定機になりそうなシーンの数と言えばソウルの方が多くて、前半はソウルペースだったと言っても良かっただろう。
それは、後半に入っても同様で、宇佐美貴とパトリックにボールが入らず、なかなか苦しい展開ではあったが、G大阪らしいテンポの良いパスから抜け出してのクロスに宇佐美貴が完璧な入り方でゴールを奪って先制して試合の流れは一転した。
ソウルは何とか逆転をしたいという事で少しずつ前に出てくることで、ゴール前のブロックが遅れ出し、そして、更に前掛かろうとソウルが守備を一人減らして前に人数をかけた瞬間の隙をついて、ゴール前での数的同数で米倉恒がフリーになる形が出来てのゴール、完璧と言っても良い展開に持ち込んだ。
そこから、ソウルの猛攻に対して耐える展開になったものの、ラフプレーにヒヤリとする部分があり、危ないシーンもあったものの、最後は宇佐美貴がとどめとなる個人技でのゴールで試合を決めた。
とはいえ、先にも書いたように終盤1点を返された事で、若干のソウルに次への可能性を残してしまった事だけが心残りとなる試合になった。

絶好調宇佐美貴史
Jリーグでは、大分読まれるようになってきているものの、それでも一瞬のワンプレーで結果を出している宇佐美貴ではあるが、ACLでは、まさに怖いもの無しと言うべき所まで来たかもしれない。
この試合は2G1Aと、G大阪の3点すべてに絡んでいる訳ですが、どれもが宇佐美貴らしさ、彼自身が以前語ったオールラウンダーなストライカーに近付くプレーだったと言えるかもしれない。
ただ、それと同時に、やはり代表での経験がいきていると言うべきか、まだまだ他の選手に比べると見劣りするものの、それでも昔と比較するとはるかに動くようになった。
それは同時に守備をして、そして、攻撃ではボールをもらう、前を向いてか、もしくは足下に欲しがっていた以前と違い、確かに今もそういうもらい方をしたがる部分もあるが、自分が囮となる様なボールのもらい方も出来るようになってきている。
昔、遠藤保がオシム監督の下で走る事を身につけて以来、日本代表に欠かすことが出来ない選手になったように、宇佐美貴が、このまま行けば、日本代表に欠かす事の出来ない選手へと成長する、新しいエースの誕生の瞬間が近付いているような、そんなワクワク感を感じさせてくれている。
それは、一サッカーファンとしても、非常に嬉しい瞬間であり、サッカーを観るのが楽しくなってくる事だと言える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。