2015年06月16日 [08:42]   愛媛FC | スポーツ | Jリーグ/2015 

J2/2015 第18節 愛媛 vs 東京V

J2第18節。
ここ5試合を2勝3敗と負け越していて、順位も12位と中位に位置する愛媛。
ここ5試合を3勝2分と負け無し、しかも、現在3連勝中で、上位追撃を始めた8位東京V。
東京Vとしては、ここで4連勝を決めて、出来れば一気に順位を上げていきたい所。

Jリーグ2015 Division2 第18節
ニンジニアスタジアム/2,371人
愛媛 2-1 東京V
(愛媛) 河原和寿(48分)、西岡大輝(94+分)
(東京V) 安西幸輝(30分)
ホーム愛媛のスタメンは、1 児玉剛、23 林堂眞、4 西岡大輝、2 浦田延尚、14 玉林睦実、5 藤田息吹、15 岡崎建哉、6 三原向平、10 瀬沼優司、20 河原和寿、18 西田剛の3-4-2-1。
アウェー東京Vのスタメンは、1 佐藤優也、18 高木大輔、23 田村直也、3 井林章、6 安在和樹、20 三竿健斗、8 中後雅喜、2 安西幸輝、14 澤井直人、7 杉本竜士、9 アラン・ピニェイロの4-2-2-2。

最後の最後で試合が決まる
試合開始前に江口直が体調不良でスタメンから外れ、急遽西岡大を起用する事になった愛媛。
立ち上がりから、ボールを奪ってから早く攻める東京Vが主導権を握り、愛媛は、なかなか前線にボールが入らず、攻めに転じることが出来ないまま、30分、東京Vが右サイドで基点を作り、一気に前に出てきた安西幸に、アラン・ピニェイロからのスルーパスが入って、冷静にシュートを決めて、東京Vが先制。
先制を許した後は、愛媛が押し返しだして、東京Vのゴールに迫っていくと、後半開始早々48分、右サイドで玉林睦がドリブルで仕掛けて、そのまま抜くと見せかけのDFの股の下を抜いたパスを受けた河原和が、トラップをミスったのが結果フェイントとなって、そのままDFとGKの股の下を抜くシュートを決めて、愛媛が同点に追いつく。
完全にゲームを支配した愛媛が、東京Vゴールに迫り続け、東京Vはミスなどもあり危ないシーンがあるが、佐藤優が素晴らしい反応や判断で、何とかゴールを許さず。
どちらも勝ちを目指して交代の采配も行いながら、早いテンポで、相手ゴールに迫る展開になるが、両チームともなかなかゴールを奪えなく、このまま終わるかと思われた、アディショナルタイムの最後のプレーで、愛媛は距離のある位置で得たFKをゴール前に放り込み、ゴール前での競り合いでこぼれた所をダイレクトで西岡大が蹴り込み、終了寸前に愛媛が逆転ゴールで勝利。

劇的な試合
全体を通すとルーズな時間が両チームとも多い試合ではあったが、得点が動き出してからの攻守の切り替えの早さ、その激しさから、終盤には足を攣る選手も増えるなど、白熱した試合になった。
その試合を決めたのが、試合開始前に当初スタメン登録されていた江口直が体調不良のために、急遽出場する事となった西岡大のゴールで試合を決めたのですから、劇的な試合として、終えるにはぴったりだったかもしれない。
正直言えば、確かに攻守の切り替えも早いし、運動量も多く見える試合ではあったが、内容的には、そこまで良いものとは思えなかった。
運動量が多く見えるのも、ミスを取り戻すために余計に走る事になっているだけであったし、攻守の切り替えが早いとはいえ、単純に蹴り合いと言う雰囲気もあった。
内容的には乏しい試合だったとも言えるが、しかし、それでも、最後にアディショナルタイムの終了間際の逆転ゴール、そして、その瞬間に試合終了の笛と言う終わり方が、この試合を劇的なものに変えた。
それだけで、この試合、観客は3千人以下とJ2の試合にしても、少なすぎるのだが、最後まで観た愛媛サポータにとっては、非常に良い試合だったと言う印象を残した試合だった。

勿体無い試合
立ち上がり良い形で入って、序盤は試合の主導権を握り、上手い崩しで先制点を取るなど、本当に先制までの30分間は、完全に東京Vの試合であり、そこまでの内容だけで言えば、東京Vは物凄く良かった。
愛媛が繋ぎたい所で、中後雅や安西幸がファール覚悟なのか、凄く厳しくプレッシングをかけた事で、愛媛が引いてしまって、それこそ、まともの前線にボールが入らなかった。
それが、先制した後は、何の変化変わらないが、突然、全体がルーズになって、それまでコンパクトに保っていた前線と最終ラインの間が、ズルズルと間延びしてしまい、愛媛が攻めやすくしてしまった。
一つは、愛媛が中盤を省略して飛ばしてきた事で、最終ラインが前に出辛くなった部分もあるだろうが、それにしても、リードをした途端にペースダウンと言うか、出来が悪くなったのは、勿体無い。
その後、同点にされた後も、何度かチャンスがあって、ゴールを狙えるシーンもあったが、それこそアラン・ピニェイロのループシュートがポスト直撃のシーンなどもあった。
そして、何よりもGKの佐藤優のビックセーブがあるなど粘れていただけに、勝てた試合を落とした試合になった。

見事なフォローとなった西岡大輝
この試合、急遽試合に登場する事となった西岡大。
いきなりセンターに入った事で、序盤はなかなかうまく連動できず、チーム全体の守備位置を後ろに引っ張る事となり、攻撃へと転じ切れない部分を作ってしまった。
結果として、先制を許したわけですが、その前位から、徐々に3バックが連動して守れるようになった事で、その後の展開で自分たちが優勢に持ち込むことが出来た。
この辺の所は、スタメンではないとはいえ、きっちりと自分が試合に出ることを考えて準備が出来ていた事が大きく、また、それが最後の最後で試合を決める事になったシュートにも繋がったのかもしれない。
今年で27歳と決して若いわけでも無く、DFだからもあるが、それでも、ここまでJリーグではゴールが無かった。
それが、ここにきて、初ゴールが試合を決めるゴールとなった。
スタメンでも起用されている今季ではあるが、この試合でゴールを奪い、また、きっちりと内容と結果を出した事で、次節以降、愛媛にとっては西岡大の覚醒が大きくなるだろうか。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。