2015年07月02日 [08:47]   サッカー五輪代表 | スポーツ | 五輪代表/2015 

国際親善試合 日本 vs コスタリカ

来年のリオ五輪、その前のアジア最終予選を兼ねたU-23ACに向けての準備期間。
北中米カリブ海のコスタリカを相手に、日本がアジアを制する為の戦力を発掘するための試合。
しかし、まだ7月になった所で、今年最後って、JFAは本当にリオ五輪に出たいのか?

国際親善試合
宮城 ユアテックスタジアム仙台/10,016人
日本 2-0 コスタリカ
(JPN) 野津田岳人(36分)、金森健志(77分)
日本のスタメンは、こんな感じ。
国際親善試合日本vsコスタリカ
これまでとメンバーを代えてきている日本だけに、この試合はスタメンを入れ替えて、特に期待の井手口陽が中盤の底、右サイドには前田直を起用して、1トップに浅野拓をもってきた。

前半
コスタリカのキックオフで試合開始。
立ち上がりからチャンスを作っていった日本は、6分には、浅野拓のスピードを活かして、遠藤航のスルーパスに裏に抜け出してシュートまで行くが、これはGKがわずかに触ったのかポスト直撃。
日本が優勢だったが10分には、コスタリカの9番マイロン・ジョルジが裏に抜け出して決定機を作るが、ここはGKの櫛引政が冷静に間合いを詰めてシュートブロック。
立ち上がりは日本がペースを握っていたが、徐々にコスタリカも動きが良くなってきて攻めてくるようになるが、20分には、井手口陽の素早く守備への切り替えから奪ったボールを前田直がワントラップでかわしてシュートまで行き、更には左CKでは、遠藤航がヘディングシュートを放つも、GKの好セーブに阻まれる。
コスタリカも24分には、一気に前線に放り込んで9番マイロン・ジョルジが狙ってくるも、こちらも櫛引政が体を張って止める。
攻守の展開が早くなってくる中で、36分には、遠藤航から左サイドをオーバーラップした亀川諒にパスが入ると、そのままスピードを活かして一気に縦に抜けると、先に入った浅野拓がDFをつっておいて、後ろに入ってきた野津田岳にクロスを入れると、少し高さが難しいボールをボレーで合わせてゴール、日本が先制する。
更に日本が攻めに入って、42分には、浅野拓がオフサイドなく抜け出してボールを受けたが、トラップが悪くシュートまで行けず。
アディショナルタイムは1分も終り、前半は日本が1点リードで折り返す。

アピール合戦
何故か知らないが、この試合で五輪代表の強化試合は終り。
正直、先にも書いたが、本当にJFAは五輪に出場したいのかと疑問に思いますね。
その上で、この試合は、前の1次予選では出場しなかった選手などが多く招集されたり、新しい選手が招集されたりした。
その中で、アピール合戦となるという予想通り、色々な選手がアピールしてきた。
最大のアピールを見せたのは、GKの櫛引政だというのもあるが、この試合では、浅野拓が何度となく裏に抜け出すなど決定機を作り出していたのだが、結局、決め切れなかった。
但し、その中で、FPの中でアピールできたのは、既にキャプテンとして、おそらくメンバー入りが確実であろう遠藤航と、今回が初となる井手口陽であろう。
特に遠藤航は、少し下がった位置でボールを引き出しながら広くパスを散らしてチャンスを演出、得点シーンにしても、亀川諒へのパスなど、本当に良く見えている、視野の広さを見せた。
ただ、個人的に見ていて、あれだけのパスがもう少し精度が良ければ、もっと良かったんですけどね。
そして、もう一人の井手口陽は、攻撃的な部分でというよりも、前目にポジションを取って、そこでの守備への切り替えの早さで良さを見せた。この辺は良いアピールが出来ていたが、得点を決めた野津田岳や中島翔とは別に、前田直は、ボールを持てば良い動きが出来ているが、消えている時間の方が長かったな。
この辺はもう少しかなぁ。

後半
コスタリカは6番マウリシオ・ヌニェス・モラレスと10番ガブリエル・レイバに代えて4番ウィリアム・キロスと17番ディエゴ・カンポスを投入、日本は井手口陽に代えて喜田拓を投入し、その日本のキックオフで後半開始。
立ち上がりはフォーメーションを変えてきたコスタリカに対して、少し劣勢になるも、すぐさま逆襲、54分には、オフサイドになったもののCKからの攻めで岩波拓のシュートがゴールネットを揺らす。
ここで日本は54分、前田直に代えてオナイウを投入し、オナイウと浅野拓の2トップに変化する。
更に、61分、浅野拓に代えて矢島慎を投入、矢島慎が中盤の左に入って、野津田岳が2トップの一角にポジションを変える。
コスタリカも67分に、22番ロナルド・マタリタ・ウラテに代えて2番ホセ・エドゥアルド・ソサ・センテノを投入する。
70分、コスタリカは、12番ベルニー・ブルケ・モンティエルに代えて7番ホシマル・ペンベルトンを投入、同時に日本は野津田岳に代えて金森健を投入する。
更にコスタリカは72分、13番スティーブ・ガリタ・ヒメネスに代えて15番ジャミル・オルダイン・アレクサンデル、20番クリスティアン・マルティネス・メナに代えて16番レネ・ミランダ・ジュバンクを投入する。
73分、伊東幸に代えて川口尚を投入し、コスタリカは5番ウィリアム・フェルナンデス・ゴンサレスに代えて14番ブライアン・エスピノサ・ラミレスを投入する。
76分、最後の交代でコスタリカは9番マイロン・ジョルジに代えて19番マウリシオ・アジャレス・ホプを投入する。
ここで、日本は、中盤でボールを受けた金森健がドリブルで仕掛けて、中央を駆け上がると、そのままシュート、これが決まり、日本が77分、追加点を奪う。
日本は、79分、中島翔に代えて小屋松知を投入する。
82分には日本が亀川諒に代えて高橋壮を投入する。
88分、日本は遠藤航に代えて奈良竜を投入し、日本は3バックに変化する。
そして、アディショナルタイム3分も経過して、試合終了。

良い結果
総じて、日本は全体的に良いアピールをする事が出来て、2点しか取れなかったとも言えるのだが、交代選手も含めて、自分の持ち味を発揮していって、結果に繋がった部分と繋がらなかった部分はあるものの良い出来だったと言えるだろう。
前半で良かったCHの内、井手口陽に代えて喜田拓を投入すると、井手口陽以上に活躍しないとと言う意欲からか、より積極的に攻撃に顔を出すなどしていく。
一気に交代カードを切りながら、選手を試した日本にとって、その交代選手がアピールできた事も大きい。
但し、問題が無かった訳でもなく、どちらかと言うと、これは仕方が無い部分はあるが、選手個々が自分たちのアピールをする部分はあったが、チーム全体での連動性と言うのは無く、個々の選手の個の組み合わせで、何とか結果を出す、チームとして1+1を2以上に出来ず、1の積み上げだけで、1+1が2以下でしかなかった。
この辺は、もう少しチームとしてプレーをする事で変わってくるとは思うが、だからこそ、チームとしてのサッカーを作り出す為に、もっと一緒にやらないといけないのだろうが、これで強化試合が終了だとすると、不安材料となりえる部分であろう。
このメンバーで、後、4、5試合をしていけば、改善するようにも思えるのだが。



個人的な個人評
18 櫛引政敏 6.0 2、3点を止めるような好セーブを見せた。
2 伊東幸敏 5.0 何度となく攻撃参加も見せたが、上手く連動はしなかった。
17 川口尚紀 5.0 無難なプレーを選択したように見えた。
5 植田直通 5.5 カウンターを狙う相手に冷静に対処。
4 岩波拓也 5.5 植田直との連動はもう慣れたもの。
6 亀川諒史 5.5 先制点のアシストも含めて積極的な攻撃参加など豊富な運動量を見せた。
22 高橋壮也 -- 評価できず。
20 井手口陽介 6.5 前目で高い位置からのプレッシングを見せ、そこから奪って展開するなど見せる。
13 喜田拓也 6.5 最前線にまで顔を出すなど、積極的に攻守に動き回って、良いアクセントになった。
3 遠藤航 7.0 本日のMOM。下がり目の位置でスペースを埋めるだけでなく、そこからのパスで攻撃をリード。
23 奈良竜樹 -- 評価できず。
11 前田直輝 4.5 悪くは無かったが、他と比較すると効果的な動きは出来ていなかった。
24 オナイウ阿道 5.0 スピードを活かして行こうという意図は分かるが、他のメンバーと合わなかった。
10 中島翔哉 6.5 時間経過とともに動きも良くなり積極性も見せたりと、後は点を取りたかった。
19 小屋松知哉 5.5 点は取れなかったが、裏を取る意図は見えた。
8 野津田岳人 6.0 先制点は見事で、基点となるプレーなど良いアピールは出来た。
14 金森健志 6.0 見事なゴールなど、個人での仕掛けを積極的にだした。
16 浅野拓磨 6.0 決定機を決め切れなかったが、裏への抜け出しなど良さは発揮。
12 矢島慎也 5.5 悪くは無かったが、もう少しアピールしないと他の選手との間で印象が薄くなった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。