2015年07月12日 [08:39]   清水エスパルス | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第18節 清水 vs 神戸

J1も折り返しての第18節。
ここ5試合を1勝4敗、現在も3連敗中で、最下位を走っている清水。
同じく5試合を1勝3分1敗、こちらは3試合連続ドローと勝点を稼いでいるが勝ち切れず13位の神戸。
お互いに結果が必要な一戦。

Jリーグ2015 Division1 第18節
IAIスタジアム日本平/14,037人
清水 0-5 神戸
(神戸) 森岡亮太(7分)、高橋峻希(19分)、レアンドロ(41分)、マルキーニョス(55分)、高橋祥平(75分)
ホーム清水のスタメンは、1 櫛引政敏、13 犬飼智也、38 福村貴幸、4 カルフィン・ヨン・ア・ピン、22 枝村匠馬、20 竹内涼、8 石毛秀樹、30 金子翔太、19 ミッチェル・デューク、10 大前元紀、18 ピーター・ウタカの3-3-2-2。
アウェー神戸のスタメンは、22 山本海人、5 岩波拓也、14 増川隆洋、8 高橋祥平、6 高橋峻希、24 三原雅俊、16 チョン・ウヨン、3 相馬崇人、18 マルキーニョス、10 森岡亮太、11 レアンドロの3-4-2-1。

神戸が快勝
良い感じで入った神戸は、7分、相馬崇が左サイドを突破からのクロス、これをニアサイドでレアンドロがトラップから上手く反転してシュート、これをGKが弾いた所で詰めていた森岡亮が押し込み神戸が先制。
更に19分、左サイドからの攻撃で、相馬崇、三原雅、マルキーニョスがパスを繋いで、最後は相馬崇がこぼれ球を拾ってクロス、これを高橋峻が下がりながらコントロールしたボレーシュートを決めて、神戸が追加点を奪う。
清水が得点を狙う為に前に出てくるが、神戸の中央の守りが固くゴールを奪えず、逆に神戸はカウンターを仕掛けてチャンスを作ると、41分には、中盤でボールをもったチョン・ウヨンから狙いすましたロングスルーパスを出すと、高橋峻が抜け出してダイレクトで中に入れ、ここに走り込んだレアンドロが合わせてゴール、神戸が前半で3点目を奪う。
後半に入って清水もカウンターを仕掛けてチャンスを作っていったが、しかし、55分、左サイドの相馬崇からGKとDFの間を通すような絶妙なクロスを入れて、ファーサイドでマルキーニョスが合わせてゴール、神戸が4点目を奪う。
75分、カウンターで右サイドへと展開したボールをマルキーニョスが丁寧に中に合わせるようなボールを入れ、それを高橋祥がきっちりとヘディングで合わせてゴール、神戸が5点目が入る。
結局、神戸がそのまま勝利をおさめる。

神戸の狙い通りの試合
最下位の清水としては何とかして勝たないといけない試合だったが、それが神戸のサッカーにはまる事になった。
神戸は、今季、負傷者がいた事もあるが、堅守速攻と言う自分たちの最大の持ち味を活かしきれない試合が多かった。
それが、ここ最近の勝ち切れない試合でもあり、結果が出なかった部分でもある。
それに対して、この試合の神戸は、清水が前に出ようとするのを狙い澄ますように奪っていく、CHの二人が攻守に良く機能した事で、清水の攻撃を封じて、そこからのショートカウンターを見せる事が出来たのも大きい。
清水としては、何とか試合の流れを掴み、得点を奪いたいという意図があるが、それが逆に神戸にとっては攻撃チャンスになり、また、清水の守備の弱点である、両サイドの裏を狙って行く事で、攻撃を有利に運んだ。
5点差と言う大勝、そして、危なげない内容に加えて、完全に神戸が狙った通りの展開に持ち込めたという意味で、快勝だったと言える。

苦戦が続く清水
ここまでの前半戦を最下位と、Jリーグ発足と同時に出来た清水にとって、初のJ2降格の可能性が出てきている状況下で、後半戦のスターとなるこの試合は勝たないといけない試合だった。
それが、まさかの5失点の完敗。
内容的にも、自分たちの狙いがほとんど活かせず、逆に、前半から残した弱点をつかれるような形で失点を繰り返してしまった。
特に、両サイドの裏と言うか、中央に寄ってしまっている為に、サイドからの攻めに弱く、クロスを跳ね返せればいいのだが、完全にサイドから攻められてゴールを奪われた。
この辺は、本来ならば、何度も繰り返してきているだけに、そろそろ改善策を考えなければならない所だろう。
その上で、清水にとって苦しいのは、この後、鹿島、名古屋、川崎F、横浜Mと、優勝を狙えるチームながら、ここまで、今一歩結果が出せず、中位に甘んじていて、何とか優勝争いに絡むために、是が非でも勝ちを狙ってくる相手と、非常に厳しい相手との戦いになる。
この部分を何とか突破できるかどうかという所で、清水が、残留を決める為に必要であり、その為には、この明確な弱点を何とかする必要があるだろう。

レアンドロの獲得効果
神戸は、ここでレアンドロを柏から獲得した。
今季、ここまで5得点と結果が出ているとは言い辛い状況ではあったが、神戸に移籍しての最初の試合で、見事な存在感を発揮した。
これまでの神戸のサッカーでは、前線に確かに渡邉千だったり、小川慶だったりと悪く無い選手がいたが、神戸のサッカーの最大の武器となる堅守速攻を活かしていくためには、前線でスピードをもって裏を取れるような、その上で決定力のある様な選手がいることが望ましく、その意味では、かつて神戸に在籍していた事もあり、G大阪時代には得点を量産していたレアンドロという存在は、早い攻めでの得点力アップと言う最大の武器を活かすことが出来るようになった。
得点自体は、1点のみ、ただ、先制点に繋がるシュートは見事でしたし、その上で、何度となく清水の裏をつくプレーは、ゴールにはならなかったものの、清水の守備陣へとプレッシャーを与え続けた。
神戸にとって、今後はレアンドロを活かすことで、上位進出を狙って行くことが出来る、その手ごたえを感じる試合だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。