2015年07月13日 [08:40]   松本山雅FC | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第18節 松本 vs 浦和

J1も折り返しての第18節。
現在6連敗中、一時は9位につけていたものの、残留ギリギリの15位となっている松本。
ここまでの17試合を無敗、勝てない試合も引き分けにする事が出来て、2位と勝点差6で首位独走中の浦和。
松本としては、浦和の無敗記録を止めて、何としてでも勝たないといけない試合。

Jリーグ2015 Division1 第18節
松本平広域公園総合球技場/18,605人
松本 1-2 浦和
(松本) 酒井隆介(62分)
(浦和) 武藤雄樹(12分)、興梠慎三(52分)
ホーム松本のスタメンは、1 村山智彦、30 酒井隆介、36 安藤淳、4 飯田真輝、3 田中隼磨、5 岩間雄大、23 工藤浩平、17 飯尾竜太朗、11 喜山康平、8 岩上祐三、22 前田直輝の3-4-2-1。
アウェー浦和のスタメンは、1 西川周作、46 森脇良太、4 那須大亮、5 槙野智章、24 関根貴大、8 柏木陽介、22 阿部勇樹、3 宇賀神友弥、7 梅崎司、19 武藤雄樹、30 興梠慎三の3-4-2-1。

浦和が18試合無敗
立ち上がりから試合の主導権を握った浦和が、攻勢を加え、12分、右サイドへと展開して、そこに上がってきた森脇良にボールが入ると、森脇良のクロスに武藤雄がファーサイドで合わせてゴール、浦和が先制点を奪う。
浦和が先制した事で、松本が反撃に出て、チャンスを作るものの、浦和の守備も冷静に対応して跳ね返し、シュートまでいかせない。
松本が良い形を作れるようになったものの、全体としては浦和が支配している感もある展開の中で、後半立ち上がりの52分、右サイドを柏木陽がワンツーで抜けて、一旦は安藤淳に止められたかと思われたが、すぐさま柏木陽自らが拾ってからクロス、これはゴール前でDFがカット、しかし、こぼれ球が興梠慎の下に転がると、興梠慎が冷静にゴールに蹴り込み、浦和が追加点を奪う。
逆転を狙う松本はオビナを投入、すると、62分には、右CKからのボールを大きくファーサイドまで入れ、これを中に折り返すと、逆サイドの酒井隆がボレーで蹴り込み、松本が1点を返す。
松本が攻める事で、どちらかと言うと松本が優勢にも見えるが、お互いに決定機を作り出すものの、ゴールを奪う事は出来ず、浦和が逃げ切って勝利、18試合無敗となる。

強い浦和
ここまで、浦和が17試合無敗で、首位を独走してきた。
それに対して、松本は、連敗を続けていて、ここで何とか勝利したいと考えていた。
その為に、松本の方は浦和に対して、マンマークを仕掛けていって、浦和のサッカーに対応した。
ただ、その松本に対して、浦和の方は、森脇良のオーバーラップを含めて、きっちりと攻略、早々に先制点を奪った。
この辺が、浦和の強さの要因と言うべきであろうが、ここまで来ると相手は浦和に対して、対策を練ってくる、それに対して、浦和は劣勢になる事もあるが、必要な部分ではゴールを奪う事が出来る。
そして、何よりも大きいのが、この試合は良いタイミングでの追加点を奪うなど得点のタイミングが良かったが、それ以上に、自分たちが点が取れなければ相手に与えない、そういうガッチリとした守りも出来ている。
先制した後、松本が攻めに転じようとも、危なげなく跳ね返すことが出来る。
また、1点を返されてしまったものの、その後にも松本が仕掛けてきてチャンスはあったが、そこでゴールを許さない。
守備の良さから、点を奪うために思いきる事が出来るという点で、今の浦和が強い事がはっきりと分かる試合だった。

連敗
これでついに7連敗、順位も降格圏である16位まで落としてしまった松本。
昇格組にとっては、序盤の出来が残留に向けて重要で、そこに関しては、非常に良い形で入れた。
開幕戦で名古屋と引き分けた事で、必ずしも勝ちが先行していた訳ではなかったが、内容的にも悪く無いサッカーをしており、十分にJ1でやっていける自信になったかと思われた。
それが、ここにきての連敗で、順位を下げてしまった。
この試合は、完全に浦和に対応するためのサッカーを展開して、確かに浦和はやり辛かったかもしれない。
しかし、それ以上ではなく、かえって自分たちのサッカーを出来ずに、シュートまで行くことが出来なかったという問題がある。
逆に、点を取る為に元のサッカーにもどした後半の方が、浦和に対してはプレッシャーを与えることが出来ていたように思える。
結果が出ない時に、何とかしたいと色々と変える事があるが、松本はこの連敗から脱出するために、何かを変える必要は確かにあるかもしれない。
しかし、それが小手先の業では意味が無く、それ位なら、今のサッカーの精度を上げていく事の方が重要だろう。
何よりも、ハードワークをしていった後半は、浦和と互角に戦えていた事は間違いなく、だからこそ、松本のスタイルを貫く勇気も必要になってくると思われる。

気になる問題点
18試合無敗で、首位独走をしている今の浦和にとって、正直、負ける可能性がこの後無いわけでも無いだろうが、それ自体は問題にならないように感じる。
それだけの強さがあり、それこそ、後半、劣勢になった中でもきっちりと試合を締める事が出来る所など、浦和の強さが際立つように思える。
ただ、もしその浦和に問題点を見出すというか、少し言い掛かりに近い気になる点を上げるとしたら、やはり、スタメンの固定になるかもしれない。
今の浦和は調子が良く、調子が良い時に変えるべきではないというのは、ある種の采配の常識のようなものであり、だからこそ、今の浦和はある程度スタメンを固定している。
幸か不幸か、ACLは早々に敗退が決まった為に、試合自体は疲労が溜まるほどになっておらず、スタメンの固定は理に適っているようにも思えるが、しかし、今季、ACLも視野に再び戦力アップを果たした浦和にとって、ベンチも豪華なメンバーが残っている事になる。
百戦錬磨のペトロヴィッチ監督ですから、問題は無いと思うのですが、この試合のような展開でも、交代カード自体もあまり変化が無く、そうなると、試合に出れないメンバーと言うのが増えている。
そういうメンバーのケアを上手く出来ないと、それこそ、勝っている時は何とか出来るが、負けた時に大崩れを起こす危険性が存在するかもしれない。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。