2015年07月26日 [08:19]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第21節 神戸 vs G大阪

J1第21節。
ここ5試合を2勝3分、特にレアンドロ加入後の後半戦は好調で、順位を7位まで上げてきた神戸。
ここ5試合を2勝2分1敗、特にここ3試合は勝てる試合を追いつかれて勝ちを逃すような試合が続いている4位G大阪。
調子を上げている神戸と結果が出ないG大阪との阪神ダービー。

Jリーグ2015 Division1 第21節
ノエビアスタジアム神戸/20,679人
神戸 1-2 G大阪
(神戸) 増川隆洋(48+分)
(G大阪) 遠藤保仁(12分)、宇佐美貴史(77分)
ホーム神戸のスタメンは、22 山本海人、5 岩波拓也、14 増川隆洋、8 高橋祥平、6 高橋峻希、10 森岡亮太、16 チョン・ウヨン、3 相馬崇人、18 マルキーニョス、19 渡邉千真、11 レアンドロの3-4-2-1。
アウェーG大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、8 岩下敬輔、4 藤春廣輝、7 遠藤保仁、15 今野泰幸、13 阿部浩之、19 大森晃太郎、9 リンス、39 宇佐美貴史の4-2-2-2。

G大阪が勝利
立ち上がり、神戸が両サイドを使って攻め込んできて、G大阪が受けに回る展開。何度もセットプレーなどでチャンスを作った神戸相手に劣勢だったG大阪が、12分、遠藤保がスペースが出来た高い位置に入った所にリンスからボールが入ると、DFが寄ってくるよりも早く上手く巻いて落とすコントロールされたミドルシュートが決まってG大阪が先制。
リードを許した神戸だが、リズムが良いのは神戸のままであった所で、24分、中盤での競り合いの中で、阿部浩に対して遅れて突っ込んだ相馬崇のプレーに対して、RCで一発退場、神戸が一人少なくなる。
一人少なくなった神戸だが、4バックにしてバランスを取りなおしたことで、流れをそこまで失わず、互角よりもやや神戸ペースの試合で、前半終了間際のアディショナルタイム、左CKからのボールをファーサイドで渡邉千がヘディングで落とし、中央で増川隆がボレーシュートを決めて神戸が追いつく。
どちらにもチャンスがある中で、77分、G大阪は、遠藤保が再び前に上がってきてパスを受けると、ヒールで止めるようなパス、これを宇佐美貴が狙いすました右隅ポストスレスレにミドルシュートを決めて、G大阪が勝ち越す。
逃げ切りに入ったG大阪が、神戸の最後の攻勢を跳ね返して、最後の最後、石津大がドリブルで突破してきて決定的なシュートを放つも、GK東口順が素晴らしい反応で止めて試合終了。

内容を個の力で覆す
この試合、内容的には神戸の方が良く、それこそ一人少なくなりながらも、G大阪よりも神戸の方が良かった。
しかし、その内容ではあったが、一瞬の隙を突く、G大阪の個の力が、得点に繋がりG大阪が勝利を引き寄せた。
サッカーはチームスポーツであり、チームとして神戸の方が強かったと思えるが、と同時に、個々での戦いという側面がある以上、どこかで個の力の争いになる部分はある。
そして、それが顕著に出るのが得点を取るという部分であり、その力がG大阪の方が神戸を上回ったという所だろう。
但し、それと同時に、確かに内容では神戸が上回っていたものの、これまでの試合で結果が出せなかったG大阪の、その要因でもある守備面での課題が改善されたようにも見えた。
勝っている中で、負けたくないから、勝ちを失いたくないから、ズルズルと下がってしまっていたG大阪の守備ではあるが、この試合は、前に出る意識があり、それが、神戸の攻撃で、前に入れてきた所で止める事が出来るようになっていたように思える。
昨季のG大阪の快進撃の要因は、前でボールを奪って、そこから攻撃に繋げる事で、相手に安易に前に出ると危ないと思わせる事が出来たのも大きく、まだまだその域には戻ってはいないが、少しずつ前に出ることが出来ているのも、G大阪が勝利を掴めた要因だと言えるだろう。

厳しい判定
正直、少し神戸に厳しい判定が多かったようにも思える。
何よりも、相馬崇のRCは少々厳しかったかとも思える。
確かに、アフターで突っ込み、スライディングでいっていたので、足の裏を見せる形になったのだから、ファールであるのも間違いないし、カードが出てもおかしくないプレーだった。しかし、勢い余ったという風にも見えたので、YC相当で良かったとも言えた。
その後も、少し競り合いの中でファールを取られる事も多く、厳しい判定となってしまった。
それでも、一人少なくなりながらも、4バックへとシフトして、全体のバランスを崩さない事で、流れを失う事が無く戦えた。
そして、前半終了間際にゴールを奪って同点で折り返したことで、後半はペースを作る事が出来たかもしれないのだが、神戸にとってみれば、惜しい試合内容であり、勝てたかもしれない試合を、少し判定に泣かされるような結果になったようにも思える。

遠藤保仁
この試合、遠藤保の存在感が発揮された試合であり、そうなった時のG大阪は間違いなく強い。
バランスを取れると同時に、隙をみて前に出て行く事が出来て、先制点のシーンも、勝ち越しゴールのシーンも、スペースに上手く入っていける遠藤保の判断の良さと言うのが発揮された。
CHの選手として、単純に守備だけでなく、攻撃だけでなく、チームのバランスを取る事が必要になるのだが、そのバランス感覚だけでなく、ここぞという所でのプレーの選択肢の多さ、判断の的確さと言うのは、間違いなくG大阪の中心となる遠藤保が、日本サッカーでは、未だに最高峰だと言える。
これまでも、遠藤保の後継者を期待されてきていたが、なかなか、そんな選手が出てこない、それは、間違いなく遠藤保という選手が日本で未だにトップクラスの選手だからという事が言えるだろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。