2015年07月30日 [08:32]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第22節 神戸 vs 広島

J1第22節。
前節はG大阪に敗れたものの、調子は悪く無い11位神戸。
今季浦和に初黒星をつけるなど、ここにきて4連勝と絶好調でついに首位に立った広島。
好調同士ではあるが、広島を神戸が止められるか。

Jリーグ2015 Division1 第22節
ノエビアスタジアム神戸/9,538人
神戸 0-4 広島
(広島) ドウグラス(15分、48分)、佐藤寿人(24分)、野津田岳人(42分PK)
ホーム神戸のスタメンは、22 山本海人、34 ブエノ、14 増川隆洋、5 岩波拓也、6 高橋峻希、24 三原雅俊、16 チョン・ウヨン、31 安田理大、10 森岡亮太、19 渡邉千真、11 レアンドロの3-4-2-1。
アウェー広島のスタメンは、1 林卓人、19 佐々木翔、5 千葉和彦、4 水本裕貴、27 清水航平、6 青山敏弘、8 森﨑和幸、18 柏好文、9 ドウグラス、24 野津田岳人、11 佐藤寿人の3-4-2-1。

広島快勝
立ち上がり広島が仕掛けて、主導権を握るかと思われたが、神戸も押し返すと、9分にはチョン・ウヨンのミドルシュートがバー直撃と、最初の決定的なシーンは神戸が作り出すなど、神戸の方が主導権を握り決定機を作るようになってくる。
神戸の方が優勢だと思われたが、15分、カウンターから佐藤寿に一旦当てたタイミングで一気に前線を追い抜いていったドウグラスに佐藤寿から絶妙なパスが入ると、冷静にGKのゴール隅に流し込み、広島が先制。
先制した広島相手に何とかしたい神戸だったが、24分、高い位置でボールを奪うと、一旦、左サイドまで繋いで、柏がクロス、佐々木翔がファーサイドでヘディングで折り返すと、中で佐藤寿が逆サイドで押し込み広島が追加点を奪う。
神戸も得意の早い攻めを見せるが、それ以上に広島の攻守の切り替えが早く、41分には、PA内で仕掛けた野津田岳をGKの山本海が倒してしまいPK、これを野津田岳自らがきっちりと右下隅に決めて、広島が3点目を奪う。
後半開始早々にも、高い位置でボールを奪うと、再び佐藤寿のパスに抜け出したドウグラスが決めて広島が48分、4点目を奪う。
神戸が逆襲を狙って行くが、広島の守備が安定していて、なかなか崩せず、シュートまで行く事も出来るがゴールは奪えず、広島も攻撃に転じてもリスクを冒さないため、結果として、そのまま試合終了、広島が快勝。

広島5連勝
完全に勢いで広島が神戸を上回った。
広島と神戸の両チームを比較した場合、確かに神戸は前節でG大阪に敗れたものの、調子は良かった、それは、この試合でも、立ち上がりこそ広島に攻められたが、その後の主導権を神戸が握った事からも間違いない。
ただ、流れの中で先制点を取った後の広島の戦いは、完全に横綱相撲と言うべきか、完璧な試合運びだった。
先制を広島がしたことで、神戸はどうしたって攻撃に出ないといけないのだが、それに対して、自陣ではがっちりとブロックを作り、隙があれば一気に前線からボールを奪い、またはカウンターを仕掛けていく。
理想的な流れの中で、順調に追加点を重ねて、きっちりと勝てた。
今季でも前月位の浦和の試合を観ていて感じたことと同様だが、試合運びが非常に安定していて、負ける気がしない。
圧倒的ではないが、柔軟性もあり、勝負強いこともあり、この夏場の主役は間違いなく広島になると感じさせる。

内容は悪く無かったが
神戸にとってみれば、やはり先制点が全てだったかもしれない。
自分たちがペースを握ってきていて、後少しで点を取れるという所まで行っていた。
それが、一瞬の隙を突かれるようにゴールを許してしまった。点が取れそうという事で、全体が前に出てしまって、最終ラインと中盤での距離が少しあったために、そこでボールを受けた佐藤寿に対して誰もプレスに行けなかった、その為、簡単に前に向かれてしまった。
何とか点を取りたいという意識は分かるのだが、広島相手に隙をみせれば失点は覚悟しないといけない、ただ、リスクを冒さなければ点は取れない。
結局のところ、内容的には五分以上、シュート数では最終的に上回っていたし、チャンスの数でも大差が無かったのだから、結果程の差は無かった。但し、勝敗を分けたのは先制点を許したことであり、そして、それは同時に今の神戸が浦和に劣る、隙を作ってしまうという所での勝負強さの差があったという事かもしれない。

野津田岳人とドウグラス
本当に調子が良いのを感じさせる。
それを支えているのは誰と言うよりも、チーム全体がきっちりと同じ事を考えているからなのは間違いないが、その中で、前線の野津田岳とドウグラスの良さは、チームの調子の良さと合わせて、その力を発揮している。
野津田岳は、前線からのプレッシングでボールを追い回す事で、神戸のカウンターをきっちりと封じていった。
攻守の切り替えの早さは広島のサッカーの肝ではあるが、守備に転じた場合には、前線からボールを奪いに行く事、そして、攻撃に転じた場合は、前線でボールをもらうために、スッと中盤と最終ラインの間のスペースだったり、サイドに開いたりしている。
それが、広島の攻守の切り替え部分で非常に効果を発揮している。
そして、ドウグラスに関して言えば、守備で手を抜かないが、それ以上に攻撃でのフリーランが非常に多く、自陣まで戻っていたかと思えば、一気に前線まで、相手最終ラインの裏にまで飛び出していく。
この試合のドウグラスの得点は共に、低い位置からボールを奪った瞬間に一気に前線まで駆け上がっていって、GKと1対1を作り出せた事だろう。
広島は色々と選手が出てきて、チームとしてのサッカーが完成してきている事が強みだが、同時に、その中で自分たちの良さを選手個々が出せる事も大きい。
その象徴と言うべきなのが彼らと言う所だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。