2015年08月06日 [08:15]   サッカー日本代表 | スポーツ | A代表/2015 

東アジアカップ2015 日本 vs 韓国

初戦の北朝鮮相手に敗れた日本。
正直、シンガポール戦と同じく、これまでの日本の悪い面が前面に出ているように思えて、一体何してるんだって感じですが。
もう少し、考えたプレーが出来ない限り、今回のメンバーが今までのスタメンと代わるなんて夢物語ですね。

EAFF東アジアカップ2015
[3]第2節 Wuhan Sports Center Stadium
日本 1-1 韓国
(JPN) 山口蛍(39分)
(KOR) JANG Hyunsoo(27分PK)
日本のスタメンは、12 西川周作、21 遠藤航、6 森重真人、5 槙野智章、3 太田宏介、8 藤田直之、16 山口蛍、9 永井謙佑、7 柴崎岳、13 倉田秋、10 興梠慎三の4-2-3-1。
東アジアカップ2015日本vs韓国
韓国のスタメンは、1 KIM Seunggyu、2 JEONG Dongho、5 KIM Keehee、19 KIM Younggwon、13 LEE Ju Yong、20 JANG Hyunsoo、6 JUNG Wooyoung、11 LEE Yongjae、8 JU Se Jong、7 KIM Minwoo、9 KIM Shinwookの4-2-3-1。


前半
日本のキックオフで試合開始。
立ち上がりは、どちらかと言うと韓国の方がボールを回して、日本は受けに回るが、ただ、日本は慌てる事無く冷静に対応している為に、特に問題はない入りになる。
サイドから仕掛けてくる韓国に対して、日本は後手に回っているが、韓国もその後の攻めが稚拙なために、日本のセンターラインで十分に対処が可能であった。
ただ、25分、何度も仕掛けてきていた右サイドからの攻撃で、クロスに対して、森重真が競りにいった所、こぼれ球が手に当ってPKを韓国に与えてしまう。
このPKを20番JANG Hyunsooが西川の逆をつく左に決めて、韓国が27分先制。
先制を許した後も日本は、どちらかと言うと抑えたような展開だったが、39分、槙野智からフワッとしたボールを縦に入れると、森重真が落として、倉田秋が中に流すと、山口蛍が思い切ったミドルシュートを決めて、日本が同点に追いつく。
その後も、試合の展開は変わらないままで、前半は1-1で折り返す。

抑えた前半
北朝鮮戦から大きくスタメンを入れ替えた日本。
ま、大きくと言っても、最終ラインはほとんど変わらないというか代えられないので、前の部分で、倉田秋と藤田直が代表デビュー戦となった。
その日本の立ち上がりは狙い通りなのか、結果としてそうなったのかは不明だが、躍動感は無いが、後ろに体重を置いた感じで、無理に攻めることもなく、落ち着かせる、意図して膠着状態を作り出そうというような試合運びになった。
韓国が積極的にボールを動かして、サイドから攻めようという意図を見せていたが、ゴール前では森重真と槙野智に加えて、遠藤航も競り勝てる事もあり、韓国もサイドに出るが、そこからのアイデアが無い単調な攻めだった事もあって、正直危なげない試合展開であり、もし前半は抑えておいて、後半勝負などを考えていたのであれば成功だったかもしれない。
但し、ゴール前で跳ね返せているからと言って、下がって受けると、こういう事もあり得るというPKを与える事になってしまった。
それでも、山口蛍が見事なゴールで同点にしたので、展開としては、何度も書くが、抑えて行くという意図であったとしたら、狙い通りの前半だったと言えるだろう。
しかし、これも何度も書くが、意図しておらず抑えた試合運びになったという可能性もありえる。もしそんなときは、選手の状態は非常に悪いと言えるので、無理してこんな試合で負傷する事だけは避けて欲しい所ではある。

後半
両チームとも前半から交代は無く、韓国のキックオフで後半開始。
後半立ち上がりは、前半と同じような展開だったが、徐々に日本のプレスが決まり、少しずつ、前でもプレスを仕掛けるようになると、試合の流れが日本に少しずつ傾く。
その中で、倉田秋が自由に動いてボールを引き出すと、山口蛍が前に出て行く事も出来て、良いリズムが作れるようになる。
日本がやや優勢になってきた中で、先に韓国が動き、8番JU Se Jongと13番LEE Ju Yongに代えて64分、17番LEE Jae Sungと3番HONG Chulを投入する。
日本も、70分、永井謙に代えて浅野拓を投入する。
日本ペースの時間帯があったが、そこで攻め切れないと、再び韓国攻撃に転じて、前半以上にサイドの深い位置を狙い、更には、中央にも簡単に放り込むなど、日本を押し込みだす。
79分、日本は興梠慎に代えて宇佐美貴を投入する。
韓国も、79分、20番JANG Hyunsooに代えて22番KWON Changhoonを投入する。
88分、日本は倉田秋に代えて川又堅を投入する。
結局、お互いにゴールを奪えず、1-1で試合終了。

インテリジェンス不足
遠藤保がいるかいないか、それは、紛れもなく日本サッカーにとっての頭脳をもてるかどうかになってくる。
サッカーは、頭を使うスポーツである、瞬間瞬間、刻々と変わる状況において、自分たちがどういう選択肢を取るのか、そして、その選択肢によって、自分たちがどうやってやりたい方向に持っていくのかと言うのが出てくる。
単純な個人と言う意味では、チーム全体で韓国相手に負けていなかった。
だからこそ、引き分けに持っていく事が出来た訳だが、こういうレベルではなく、日本が本当に考えるべき、アジアの最終予選からWCに向けての戦いを考えた時には、もっともっと考えたプレーが必要になる。
先に書いたように、日本は前半は抑えたプレーをしていた。それは、どこかでチーム全体で仕掛けていくからだと思っていたが、結局、最後までそういうシーンは無かった。
それは、チーム全体で考え切れていないからではないだろうか?
試合を観ていて、インテリジェンスを感じたのは唯一、倉田秋くらいなもので、後は、個々のプレーで、自分のプレーだけを出来ているかどうかという所だった。
試合全体、チーム全体を考えたプレーは、このメンバーに限らず、欧州組などが組み込まれたとしても、そこまで大差が無い、だからこそ、シンガポール戦のような事にもなるし、未だに遠藤保の待望論と言うか、遠藤保に代わる選手がいないとなってしまっている。
そんな低いハードルではあるが、この試合でも、では、彼らのポジションを、スタメンクラスではなく、現状で序列2位くらいにつけているだろうと思われる選手を超える選手は、結局この試合では出てきていない。
倉田秋は良かったが、ポジション的には、宇佐美貴であり、武藤嘉であり、更に清武弘や乾などと争って勝っているとは言えない。
結局のところ、今のところそんなレベルだという事だろうな。



個人的な個人評
12 西川周作 6.0 良いコーチングで、浮き足立ちそうなチームも落ち着けるなど守護神の風格。
21 遠藤航 5.0 守備で良く跳ね返せていた。
6 森重真人 5.0 ハンドはあったが相手の高さに対して良く対応していた。
5 槙野智章 5.0 中央で良く粘り強く守っていた。
3 太田宏介 5.0 裏を取られる部分もあったが、攻守ともに無難にこなしていた。
8 藤田直之 4.5 どちらかと言うと守備に追われて、持ち味を出し切れず。
16 山口蛍 5.5 得点もあり、攻撃参加もあり、悪く無い出来ではあった。
9 永井謙佑 4.0 プレーに迷いがあるのか、持ち味の縦へのスピードも無く、ブレーキとなっていた。
19 浅野拓磨 5.0 もっと積極的に仕掛けても良かった。
7 柴崎岳 4.5 終盤で漸く効果的なボール回しが出来るようになった。
13 倉田秋 6.0 攻守両面で良い動きをしており、特にボールの受け手として非常に良いバランスを取れていた。
20 川又堅碁 -- 評価できず。
10 興梠慎三 5.0 広く動いてボールを引き出す動きが出来ていたが、前に出て行くことが出来なかった。
11 宇佐美貴史 4.5 ボールが入らなかったが、持った時は強引でも良かった。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。