2015年08月11日 [08:11]   ツエーゲン金沢 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J2/2015 第28節 金沢 vs 福岡

J2第28節。
ここ5試合は勝ち無く4分1敗、順位を少し下げて5位となっている金沢。
こちらは5試合を1勝3分1敗としていて、6位とPO圏内を維持している福岡。
勝点はともに42であり、得失点差で金沢が上にいる、上位争いの直接対決。

Jリーグ2015 Division2 第28節
石川県西部緑地公園陸上競技場/4,468人
金沢 0-1 福岡
(福岡) ウェリントン(81分)
ホーム金沢のスタメンは、31 原田欽庸、15 辻尾真二、4 チャ・ヨンファン、3 作田裕次、18 野田紘史、30 秋葉勝、8 山藤健太、19 玉城峻吾、29 茂木駿佑、7 清原翔平、13 水永翔馬の4-2-2-2。
アウェー福岡のスタメンは、23 中村航輔、4 イ・グァンソン、19 堤俊輔、26 田村友、22 中村北斗、8 中原秀人、33 鈴木惇、18 亀川諒史、10 城後寿、7 金森健志、17 ウェリントンの3-4-2-1。

福岡が競り勝つ
立ち上がりはお互いに縦に早い攻めで主導権争いをしていくと、徐々に福岡が優勢になっていくが、シュート精度を欠いて、なかなかゴールの気配は無い。
金沢の方も、サイドを狙って行って攻めるシーンもあるが、こちらはゴール前にボールを入れても簡単に跳ね返されてしまい、シュートまで行くことが出来ない。
後半に入ると更にテンポが早くなっていくが、ゴール前での精度は両チームとも欠いたままで、なかなかゴールが生まれず。
何となくこのままスコアレスで終りそうかと思われた81分、福岡は右CKから高いボールを入れると、ファーサイドでGKの原田欽がファンブルしてキャッチし切れず後ろにこぼすと、拾った田村友がもう一度ゴール前に入れ直すと、ウェリントンが頭で無人のゴールに押し込んで、福岡が先制。
終盤、1点を追う金沢がシンプルにゴール前に放り込み続けるものの、福岡の守備は固く崩しきれず、それでも、セカンドボールを悉く拾って波状攻撃をアディショナルタイムには仕掛けていったが、結局、ゴールを奪うにはいたらず試合終了、福岡が競り勝つ。

ワンチャンスの差
お互いに固い守備で、相手の攻撃を跳ね返し続けると同時に、攻撃が単調であった為に、どちらも決定機を掴むことが出来なかった。
福岡の方はシュート数こそ多かったものの精度を欠いていてし、金沢は単調なために、簡単にゴール前で跳ね返されていった。
それでも、後半に入ると、前半以上にスピードが上がって、相手ゴールまで早く攻め上がれるようになっていった。
ただ、それだけの展開になっても惜しいというほどのシーンはほとんどなくて、守備が良かったというのもあるが、しかし、それ以上に攻撃が機能していたとは言えない。
両チームともチャンスらしいチャンスが無い中で、ほんの少しGKが処理を誤るというミスを犯した結果、金沢は敗れ、それを決めた福岡が勝利した。
たった一つのミスで生まれたたった一つのチャンスが勝敗を決めた試合になった。

攻め手が無かった
この試合の金沢は結局、最後まで決定的なシーンを作る事すら出来なかったと言える。
守備陣は、ウェリントンを警戒して、マンマークをつけながらも、粘り強く守れていた、それだけに、決定的なミスをしてしまったと言える。
ただ、その守備陣の頑張りに攻撃が応える事が出来なかった。
福岡がブロックを作って守っていた事もあって、普段以上にボールを持てていた。
ポゼッションが出来た事で、金沢にとっては、ボールを回せたのだが、かえってボールを持てるようになった事が、自分たちの持ち味を消す結果になったようにも思える。
もしかしたら、終盤のアディショナルタイムに秋葉勝が粘りながらボールを奪って波状攻撃を加えていたような、形振り構わないような攻めが出来ていたら、もう少し違ったかもしれないが、あぁいう攻めは、終盤に負けているからこそ出来るプレーでもある。
日本の悪い癖というか、ボールを持ててしまうと、崩したいという意識が働いてしまう。
それが、金沢にとってボールを持ちながらも決定機が作れなかった要因であり、前半シュートが1本に封じられた要因でもあるだろう。

意図した結果か?
この試合の福岡の戦い方が狙い通りだとしたら、見事な策士ぶりと言うべきかもしれない。
お互いにカウンターを武器にしている両チームであり、相手の守備を裏を突きたいのは両チームともある。
但し、例えば金沢は自陣ゴール前での空中戦はリーグ1強いなど、守られてしまったら、サイドを崩そうともゴール前で簡単に勝てる事もないし、セットプレーもなかなか厳しい。
そこでかどうかは分からないが、ボールを福岡はキープするよりも、奪われたら、相手の縦を封じておいて、ブロックを作り、回している時は無理にいかなかった。
それが効いたのか、金沢はボールを持っているのに攻め手を見出せず、逆に福岡の方がシンプルにいって、精度こそ欠いていたものの、思い切って狙って、もし1本が決まれば良いとか思っていたのかもしれない。
それだからこそ、相手のミスした一瞬の隙を逃さずにゴールを決めることが出来たのかもしれない。
また、そういう形を狙っていたからこそ、最後の金沢の猛攻を焦る事無く弾き返していた。
勝てたのは多分に運の要素もあったが、そこまで持っていった、ある種の奇策がはまった事で勝利を引き寄せたとも言える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。