2015年08月18日 [08:01]   清水エスパルス | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第24節 清水 vs 新潟

夏場の連戦となるJ1第24節。
ここ5試合を1勝2分2敗、結果が出てこなくて、最下位に沈んでいる清水。
2勝1分2敗としていて、こちらも結果が出ず、残留ギリギリの15位としている新潟。
どちらも残留争いの中で何としてでも勝たないといけない試合。

Jリーグ2015 Division1 第24節
IAIスタジアム日本平/14,724人
清水 1-1 新潟
(清水) 大前元紀(43分PK)
(新潟) 指宿洋史(16分)
ホーム清水のスタメンは、21 杉山力裕、26 鎌田翔雅、45 角田誠、4 カルフィン・ヨン・ア・ピン、16 六平光成、22 枝村匠馬、7 本田拓也、10 大前元紀、19 ミッチェル・デューク、9 鄭大世、18 ピーター・ウタカの4-2-2-2。
アウェー新潟のスタメンは、21 守田達弥、24 川口尚紀、4 舞行龍ジェームズ、2 大野和成、7 コルテース、25 小泉慶、8 レオ・シルバ、23 山本康裕、13 加藤大、11 指宿洋史、9 山崎亮平の4-2-2-2。

ドロー決着
立ち上がりから清水が上手くサイドを使って、また攻守の切り替えも早く優勢に試合を進めていくが、劣勢だった新潟が、16分、右CKからのボールに対して、上手く死角からフリーで入った指宿洋がヘディングで合わせて、新潟が先制。
1点を追う清水が何度となくサイドからの攻撃でチャンスを作るものの、新潟はGK守田達の好セーブもあってゴールを許さない。
しかし、何度も清水が新潟ゴールを襲う事で、42分、右サイドからのクロスに対して、ファーサイドでミッチェル・デュークが守田達に競り勝って中に落とした所に、枝村匠が飛び込んでいくが、ここで大野和のチャージがファールとなりPK、これを大前元が冷静にGKの逆をつく右隅に決めて、43分、清水が同点に追いつく。
後半に入っても清水が攻めて、新潟が守りながらカウンターなどを狙う展開で、どちらも狙いがはっきりとした展開になっていく。
どちらかと言うと清水のペースの中で、どちらも決定機を作り出しながらも、しかし、ゴールを奪う事が出来ないまま時間は経過して、そのまま試合終了、お互いに勝てるチャンスはありながらも勝ち切れずに終わる。

攻める清水と守る新潟
まさにこういう形で90分展開したような試合だった。
特に顕著だったのは前半であり、その前半で点が動いたのは、サッカーの面白さかもしれない。
ボールを奪ってからサイドを素早く使って攻める形を見せた清水の攻めに対して、新潟は粘り強く守っておいて、前半はまともに攻撃には展開できず、ただ、その数少ない攻撃で得たCKからゴールを奪った。
実質、前半はその1本のシュートのみだった新潟の攻撃を考えたら、攻める清水と守る新潟の展開がはっきりしていた。清水のゴールも結果としてはPKという事は、それだけ新潟の守備が固くて崩しきれなかったとも言えるが、同時に清水の攻撃の圧力に新潟が屈したとも言える。
その大きく形がはっきりと出た前半の方が点が動いて、後半は新潟も劣勢ながら攻撃に転じてチャンスを作るシーンも多く、その分だけ清水にもチャンスがあったのだが、いや、清水にチャンスを作るだけのリスクを冒した分だけ、新潟にも攻撃に転じることが出来たとも言えるとした場合、後半には点が入らなかったのは皮肉な結果かもしれない。
それだからこそ、先にも書いた通りサッカーは面白く、難しいのかもしれませんね。

何故か結果がでない
清水のサッカーは決して悪くはない。
また、その戦力的にも、中盤の枝村匠と本田拓が絶妙なバランスを取りながら、攻撃にも参加しておいて、前線のピーター・ウタカと鄭大世は強くボールをおさめる事が出来て、そこに大前元やミッチェル・デュークという得点力のある選手が飛び出していく。
非常に良い攻撃を見せているのだが、最後の部分で決め切れない。
確かに大前元などは得点力があるが、それでも、シュートが全て入る訳ではない。
そして、そこにボールが良い形で出来らない部分もある。
また、失点シーンのように、セットプレーでの守りがルーズで、簡単にフリーを作ってしまう。
こういう攻守の部分での最後の部分と言うか、ギリギリの部分での集中の足りなさ、それはある種の危機感の足りなさ、例えば、かつてG大阪の降格に関しても、サッカー自体は悪く無かったが、失点が多く、結果として、気が付けば降格していった。
危機感を持てばとは言わないが、この試合も勝てるチャンスは多くありながらも自分たちのミスでそれを逃してしまっている、それは、単純に練習不足でもあるかもしれない。
ゴール前で冷静になれるかどうか、攻撃でも守備でも、それが出来るかどうかは、今自分が何をしないといけないのかをきっちり認識して常に準備している事だろう。

今一つ大成しない指宿洋史
ユースからJリーグを経ずにスペインに渡り、それなりの結果を残してきた指宿洋。
190cmを超える身長を持ち、足も速く、足下の技術も十分にあり、万能型のストライカーとなりえる素質が十分にある。
Jリーグに戻ってくる事になったものの、将来の日本代表のトップに上がれるという期待はあった。
しかし、ロンドン五輪ではメンバー漏れの予備登録、そして、A代表には未だに招集されていない。
現在のA代表で、同世代と言うべき香川真は何だかんだで中心に入っているし、清武弘や山口蛍などは常連であり、齋藤学なんかもブラジルWCを経験している。
そして、今期待の宇佐美貴など、今やA代表の中心になってきている世代でもあるが、そこに招集されてこない。
何故か、それはこの試合でも明確で、ボールをおさめる為の動きが乏しい。得点シーンなどのように、偶に輝きを見せる事もあるが、試合の大半の時間を消えている。
一昔前のFW、ストライカーであればそれでも良い、89分消えていて、それを活かして1分で結果を出せば良かったが、今のサッカーにおいてFWの仕事は点を取るだけでなく、他の選手で点を取る為の動きなども必要なのだが、それが乏しいというか、折角のフィジカルを活かしきれていない。
良く宇佐美貴が守れるようになればという意見を聞くが、それは指宿洋も同様で、ボールをおさめると言う為にどう動くのかと言うのも含めて、今一度、学ばないといけないだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。