2015年08月30日 [08:41]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第26節 神戸 vs 鳥栖

夏休みが終わるJ1第26節。
夏に入って調子が良くなるかと思われたが、ここ5試合は1勝4敗と大きく負け越し、11位の神戸。
この5試合を1勝2分2敗とするも、こちらも結果がついてきておらず、12位の鳥栖。
勝点が並んだ両チームのどちらも、何とか状況を変える試合をしたいところ。

Jリーグ2015 Division1 第26節
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場/14,637人
神戸 7-1 鳥栖
(神戸) 渡邉千真(34分、72分)、レアンドロ(47+分、47分)、岩波拓也(53分)、石津大介(58分)、森岡亮太(60分)
(鳥栖) 豊田陽平(26分)
ホーム神戸のスタメンは、22 山本海人、25 奥井諒、5 岩波拓也、14 増川隆洋、3 相馬崇人、16 チョン・ウヨン、24 三原雅俊、9 石津大介、19 渡邉千真、11 レアンドロ、10 森岡亮太の4-2-2-2。
アウェー鳥栖のスタメンは、33 林彰洋、15 丹羽竜平、36 菊地直哉、29 谷口博之、23 吉田豊、28 高橋義希、14 藤田直之、8 水沼宏太、24 鎌田大地、10 金民友、11 豊田陽平の4-2-3-1。

神戸が大勝
立ち上がりからお互いに早い展開で、奪ってからは一気に縦に仕掛けていって、それに対して守備も高い位置から常にボールを奪いに行く。
徐々にハイテンポの試合は、神戸の方が優勢に進めるようになっていくが、レアンドロにはなかなか良い形で通らず、決定機を作り出すことは出来ていないと、劣勢だった鳥栖が、26分、中盤のこぼれ球を鳥栖が拾うと、縦にパスを繋いで、神戸も体を張って止めに行くも、フォローして繋いだ鳥栖が、最後は豊田陽が強烈なミドルシュートを決めて、鳥栖がワンチャンスで先制する。
先制直後は鳥栖がチャンスを作るも、すぐに神戸が押し返し、34分、右CKから鳥栖がクリアし切れないボールを岩波拓がヘディングでゴール前に戻して、それを渡邉千がヘディングで決めて、神戸が同点に追いつく。
更にアディショナルタイムには、今度は左サイドへと展開してからの相馬崇の早いクロスに飛び込んだレアンドロのヘディングシュートが決まって、前半終了間際に神戸が逆転する。
後半開始早々、中盤の森岡亮が一気に前線にボールを放り込むと、これを鳥栖のDFはヘディングでのバックパスを狙うが、それが弱く、その裏から走り込んでいたレアンドロが、GKよりも早く触ってシュートを決め、神戸が3点目を奪う。
更に53分には、右CKからのボールをファーサイドで岩波拓が頭一つ以上の高さで競り勝ってヘディングシュートを決め4点目。
58分には、石津大が左サイドでボールを受けてから中に切れ込んでシュートを決め5点目、更に、60分には、カウンターから石津大のシュートをGKが弾いた所で、飛び込んだ森岡亮がゴールに蹴り込み6点目と神戸が立て続けに得点を奪っていく。
72分にも、神戸は左サイドの裏に抜け出した相馬崇がじっくりと狙いすましたクロスを上げ、ファーサイドでフリーで渡邉千が合わせて、神戸が大量リード7点を奪う。
その後も得点チャンスはあったが、結局、試合は、7-1で神戸が大勝となる。

想像以上の結果
神戸にとってみると苦手とする鳥栖相手に大勝と言う結果を得ることが出来た。
立ち上がりからお互いに早い展開になって、それは、どちらにとっても持ち味と言うか、サッカーであったのだが、その早い展開では神戸の方が鳥栖を上回った。
先制こそ鳥栖がして、これはやはり鳥栖が勝つのかとも一瞬思ったが、すぐに神戸が同点に追いついた。
これで、完全に試合の内容は神戸ペースで、中盤で完全に鳥栖の攻撃を止めて、止めると一気に前線へと攻め込んで行く、序盤は孤立していたレアンドロも、そのレアンドロを囮という訳でもないだろうが、石津大が積極的に前に出て行って、また、渡邉千がレアンドロの逆サイドでスペースを作るなど、前線の流動性が非常に良く、それがカウンターで完璧に鳥栖の守備陣を翻弄した。
鳥栖は、何度かチャンスを作る事も出来たが、しかし、なかなか神戸ゴール前にボールを運ぶ事すら出来ず、スタメン復帰した豊田陽を活かすまでにも至らない展開で、まさに、試合開始前には想像できない位の神戸の大勝。
但し、試合運びや内容からも、妥当とも言える結果だったように思える。

守備崩壊
正直、この試合の鳥栖の守備陣は完璧に神戸のスピードに翻弄されてしまった。
ただ、3点目と7点目の失点に関しては、その守備の怠慢によって失点してしまったと言える。
特に3失点目、前半終了間際に逆転を許して、後半の立ち上がり、ここから逆襲をしたいと考えていた所での失点、それも、レアンドロの動きに気付いていたのかいなかったのか、不用意すぎるバックパスだった。
あそこで2点差にされた瞬間に、この試合の勝敗は決まったように思える。
それだけ、あの失点は大きく、そのプレーに際して、菊地直はレアンドロの動きに気付いていたのか、もし気付いていたとしたら、先に書いたように不用意すぎるプレーですし、気付いていないのだとしたら、GKの林のコーチングが無かったという事で、これも怠慢と言うべきプレーになるだろう。
守備は、1対1での戦いでの部分もあるが、しかし、それと同時に他の選手からのフォロー、それはカバーだけでなく、声でのコーチングも非常に重要であり、それすら出来ていなかったとしたら、守りなど崩壊するのは当り前であろう。
一人が怠慢なプレーをする事によって発生する結果、7失点と言うのは鳥栖にとって、痛すぎる勉強代になったかもしれない。

石津大介
この試合の勝因というか、圧勝の一つの要因は、前線で汗をかいた石津大の存在だろう。
序盤嫌な流れのシーンにおいては、レアンドロが孤立するような展開だったが、そこで、石津大が積極的に前線に顔を出すことで、レアンドロもフリーで動けるようになった。
また、そこで常にボールを奪った瞬間に走り出すことで、中盤でのボール奪取から一気に縦への展開が出来て、神戸の武器であるカウンターが非常に効果的に決まるようになった。
その上で、前線でのプレッシングも行う事で、鳥栖のカウンターを封じることにも貢献するなど、神戸の前線で躍動した事で、完全に鳥栖を圧倒する要因になった。
神戸の前線も層が厚いのだが、その中でも出場機会があるというのは、負傷者がいるという部分もあったとはいえ、ネルシーニョ監督の信頼もあついという事だろう。
ここで、更なる結果を残していく事で、更なる上を目指していく事が出来るだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。