2015年09月04日 [08:49]   アジアカップ予選 | スポーツ | AC/UAE2019 

WC2018兼AC2019予選 日本 vs カンボジア

ロシアWCのアジア予選も兼ねたUAEACの2次予選。
初戦で、日本はシンガポールと引き分けたために、ここからは是が非でも勝たないといけない戦いに入る。
また、結果が出せていないという事もあって、この2連戦で、日本が2勝出来ないようであれば、監督解任も本気で行わないといけない状況だと言えるだろう。
まずは、グループ最下位のカンボジアをホームできっちりと倒すことが大切。

2018 FIFA World Cup 兼 2019 AFC Asian Cup Round 2
[6]グループE 日本・埼玉スタジアム2002/54,716人
日本 3-0 カンボジア
(JPN) 本田圭佑(28分)、吉田麻也(50分)、香川真司(61分)
ホーム日本のスタメンは、12 西川周作、19 酒井宏樹、22 吉田麻也、6 森重真人、5 長友佑都、17 長谷部誠、16 山口蛍、4 本田圭佑、10 香川真司、14 武藤嘉紀、9 岡崎慎司の4-2-3-1。
WC2018兼AC2019予選 日本 vs カンボジア
アウェーカンボジアのスタメンは、1 Yaty、17 Chhin、4 Say、5 Soeuy VISAL、20 Sok、16 Ros SAM OEURN、15 Tith、10 Sokumpheak KOUCH、23 Thierry BIN、12 Suhana、9 Khuonの5-4-1。

前半
カンボジアのキックオフで試合開始。
立ち上がりから日本が優勢に試合を進め、サイドを中心に攻撃を仕掛けていくが、しかし、カンボジアががっちりとゴール前を固めてくるといういつものアジアでの戦いの形で、なかなか決定機とはならない。
徐々に圧力をあげていって、ゴール前に岡崎慎や香川真、更には武藤嘉なども飛び込んでいく事で、惜しいシーンを作り出すが、最後のシュートの所でDFに当るなど精度を欠く。
惜しい所まで行くがなかなかゴールを奪えなかった日本だったが、28分、右サイドの本田圭にボールが渡ると、マークが来るのが遅れているのをみて、強烈な左足のミドルシュート、これがGKにとってはDFがブラインドになって反応し切れず、触ったものの威力に押し込まれる形でゴール、日本が先制する。
更に日本が攻め込むが、40分には香川真のシュートをGKがはじいた所を岡崎慎が押し込みに行くが、ここはGKの好セーブに阻まれれる。
日本が優勢に試合を進める中で、44分カンボジアは16番Ros SAM OEURNに代えて18番Sovanrithy SUNを投入する。
結局、日本が優勢で、日本の1点リードで前半を折り返す。

優勢な前半
前半、日本が優勢に試合を進めて、この試合では先制をする事が出来たので、最低限の結果と言うべき所は出たのだろう。
確かに圧倒的に日本が優勢でありながらも1点で終ったという点で、批判する事も可能だろう。
但し、日本は1点をリードしているし、カンボジアにまともに攻められてもいない、全く危なげない試合運びが出来ていたのですから、別に問題は無い。17本で1点だと批判する事は簡単だが、なら、後半も17本うって2点目、34本うって3点を取れば良い。前半で17本打てたんだから、後半だって打てるだろう?
もし問題があるとしたら、1点だけだという事で、無意味に後半リスクを冒して、かえってカウンターを許して失点をして勝ちを逃す事である。
最近何度となく書いている通り、無駄に危機感を煽ったりする必要は無く、日本は1点をリードしており、1点リードを活かして戦えばいい。カンボジアとしては、どこかで攻めてきて得点を取ってこないといけないだけに、もし相手がリスクを冒せば、それをついて追加点を取れば良いだけで、相手が後半もガチガチに守ってくるなら、日本も無理に攻めなければいい。
そういう戦い方を本当に日本は覚えるべきであり、それこそが、日本が世界で戦う上で必要な、試合運びの部分であろう。
後半はこのまま試合の主導権を握ったまま、相手がもし攻勢を仕掛けてきたら、それをついてカウンターで追加点を狙うべきであり、次の試合には移動などもあるのだから、省エネの戦い方も必要で、1-0で終えても良いという考えが必要。
ただ、課題をあげるとしたら、この試合、何度となくミドルシュートを狙う積極性を見せた。
確かに引いた相手に外から狙う事は重要ではあるが、そのシュートが枠にほとんど飛んでおらず、17本のシュートに対して枠内が5本だけ、それでは相手に対して何のプレッシャーにもならず、それどころか、相手にとってみれば勝手にボールを失ってくれたというだけだろう。
バイタルでのプレッシャーはそこまで厳しくないだけに、もう少し冷静に精度を意識して欲しい所ですね。

後半
両チームとも前半終了から変更はなく、日本のキックオフで後半開始。
後半も日本が攻めていく中で、50分、日本は本田圭のキープからバイタルでボールを回して、人が動いておいて、最後は山口蛍が流したボールをオーバーラップしてきていた吉田麻が良く抑えたミドルシュートを決めて日本が追加点を奪う。
更に61分には、同じようにバイタルでボールを繋いだ後、本田圭のパスを受けた岡崎慎が反転シュート、これがDFに当ってこぼれた所で、拾った香川真がゴールに押し込み、日本が決定的な3点目を奪う。
ここでカンボジアは2枚目の交代として、15番Tithに代えて6番Samoeurn PIDORを投入する。
ほぼ勝利を確定した所で、日本は65分、武藤嘉に代えて宇佐美貴を投入する。
更に、圧し続けている日本は、78分、岡崎慎に代えて興梠慎を投入する。
日本は最後の交代を83分、本田圭に代えて原口元を投入する。
何度も日本は決定機を作り、87分には、左サイドから宇佐美貴が香川真とのワンツーから裏に抜け出すと、GKと1対1のシュートは、GKの好セーブに阻まれる。
カンボジアも89分、9番Khuonに代えて14番Keoを投入して、交代枠を使い切る。
90分には、宇佐美貴の仕掛けから、原口元のシュート、更に、左CKから森重真がヘディングシュートなど、決定機を作るが、GKのセーブにあう。
何度となく決定機を作るものの4点目は奪えず、試合終了。

危なげない試合
まずは危なげない試合で勝利をおさめた。
とはいえ、正直言えば、このレベルの相手であれば、このくらいの結果は当たり前とも言える。
実際、勝てなかったので批判はあるが、シンガポール戦も全く危なげない試合だった。
内容的には、もっと点が取れてもおかしくは無かった。
それでも、一昔前は、シュートを打たないと批判されていた事を考えれば、積極的にシュートをうったことは評価になるんじゃないか? しかし、前半17本で1点なら、17本以上うてば、更に1点取れると言えば、後半は20本以上のシュートで2点、想定道理じゃないか?(^^;
うたないシュートはゴールを奪えないが、シュートをうてばゴールになる可能性はある訳ですからね。
次のフェーズとして、やはり、うっても枠を外していてはゴールを奪えない、確かにDFにあたってなどで、偶々入る事もあるだろうが、しかし、枠を外したシュートは相手にそこまでのプレッシャーを与えられないので、引いた相手を崩す武器としては有効になりえない。
そういう意味では、精度を磨いていかないといけないだろう。
質を上げる必要は、何よりも必要だが、点が取れないとか、状況に無駄に慌てるような事も無く、試合状況をチーム全体で考えるという部分、もっと頭を使うプレーを見せて欲しい所ではある。



個人的な個人評
12 西川周作 -- あれ、ボールに触った?
19 酒井宏樹 6.0 前半は積極的に仕掛けていって、右サイドからの攻撃が効いていたが、後半は少しペースダウンした事と、クロスの精度が悪かった。
22 吉田麻也 6.5 貴重な追加点。また、危なげない守りと言うか、あまり危機感の必要ない試合だった。
6 森重真人 5.5 ほとんど守備陣としては仕事をする必要の無かった試合だった。
5 長友佑都 6.0 前半は少しゲームに入り切れていなかったが、途中から積極的に攻撃参加、後は決めていれば。
17 長谷部誠 6.5 無理に攻撃参加するよりバランスをとってリスク管理を見事にしていた。
16 山口蛍 6.0 積極的な攻撃参加で、良いプレーも見せた。
4 本田圭佑 7.0 本日のMOM。先制点は見事だっただけでなく、バイタルでボールをおさめる事が出来た。
8 原口元気 5.5 アピールにはなったが、ゴールは奪えなかった。
10 香川真司 7.0 PAの中での仕掛けや前線での仕掛けが良かったが、少し急ぎ過ぎた面もあったか。
14 武藤嘉紀 5.5 悪くは無かったものの、もっと精度を高めないといけない。
11 宇佐美貴史 5.5 積極性はあったが、精度を欠いた。
9 岡崎慎司 6.0 何度となくゴールを狙うプレーやスペースを作るプレーというらしさは発揮していた。
13 興梠慎三 5.5 岡崎慎と異なる面白い動きを出来ていたが、ゴールとはいかなかった。



試合後にカンボジアのメンバーが日本ベンチまで来て挨拶したり、握手していくのを見て、良く日本人は礼儀正しいと言われるが、実際に相手が、こういう対応をしてくれると、すごく嬉しいですね。
やっぱり、それが国の威信をかけた試合だったり、重要な試合だったりした場合は、余計に試合が終わった後はお互いに相手をたたえるべきなんでしょうね。
内容に不完全燃焼な部分があったとしても、この試合の印象自体は、非常に良い物になりましたし、こういうのが相手をリスペクトしているという事にもなると思いますね。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。