2015年09月08日 [08:26]   天皇杯 | スポーツ | 第95回天皇杯 

第95回天皇杯2回戦 京都 vs 流経大

日本最強チームを決める天皇杯の2回戦。
現在はJ2で18位と低迷、1回戦も立命館大相手にPK戦まで行くなど苦戦が続く京都。
先日の総理大臣杯では明治にPK戦で敗れて3位だったが、天皇杯では初戦のJ2栃木相手にPK戦で勝利した流経大。
大学最強とも言われるタレントを擁する流経大が再びJリーグ勢を喰うのか。

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会
2回戦 No.58 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/1,195人
京都(J2) 4-0 流通経済大学(茨城県代表)
(京都) OG(40分)、有田光希(46分)、宮吉拓実(52分、67分)
京都のスタメンは、21 清水圭介、30 石櫃洋祐、2 菅沼駿哉、20 バヤリッツァ、26 下畠翔吾、19 田森大己、10 原川力、11 伊藤優汰、7 駒井善成、17 有田光希、13 宮吉拓実の4-2-2-2。
流経大のスタメンは、1 中島宏海、2 湯澤聖人、15 今津佑太、5 田上大地、26 小池裕太、4 塚川孝輝、20 守田英正、10 古波津辰希、13 山岸祐也、8 西谷和希、16 渡辺直輝の4-1-4-1。

京都快勝
立ち上がりから京都が攻めて、流経大が守る展開になる。
流経大もチャンスを作るようになっていくが、お互いに決めることが出来ず、互角の試合展開、どちらが先に先制点をとるかと思われたが、40分、左CKからの流れで波状攻撃を仕掛けると、何度もゴール前に放り込んで行く中で、左サイドから駒井善がドリブルで仕掛けた所で、流経大が倒してファールかと一瞬意識が逸れた所で、ボールがそのままGKの脇を抜けてゴールに吸い込まれ、京都がOGで先制点を奪う。
前半を1点リードで折り返した事で京都にリズムが出て、流経大が攻めざるをえなくなった所で、後半開始早々、高い位置でボールを奪った京都は、DFの陣形が出来る前にパスを繋いで、有田光がキックフェイントでDFをかわしてからシュートを決め、京都が追加点を奪う。
更に52分には、原川力が高い位置でカットすると、その前を横切るように斜めに走った宮吉拓にボールを出すと、宮吉拓はキックフェイントでDFを先に滑らせ、GKとDFの逆をつく技ありのループシュートを決め、京都が決定的な3点目を奪う。
67分には、流経大のミスをついて奪ったボールを宮吉拓が冷静にDFとの間合いを取りながらミドルシュートを決め、京都が4点目を奪う。
4点を取りながらも京都は、更に攻撃の選手を投入していって、更に追加点を狙って、攻めていくが、5点目は奪えず、しかし、京都が攻める事で流経大の攻めを潰していって試合終了。

一発のミス
流経大は守備が良く、栃木戦でもきっちりと0点に抑えて、PK戦の末ではあるが、勝ち上がってきていた。
だからこそ、この試合も京都相手に、守備で優位に立っていきたい所で、京都が攻めて、流経大が守るという予想通りの展開となった。
このままの展開であれば、流経大のペースとなったように思えたが、京都が仕掛けた一瞬、流経大は駒井善へのプレーでファールをしてしまったと思ったのかプレーが止まった、結果、味方に当ってゴール前に転がってきたボールを、集中が途切れていたGKの中島宏はほぼ正面にただ転がってきたボールを止める事が出来ず、そのままゴールに入れてしまった。
あの一瞬のミス、所謂セルフジャッジの結果の失点と言うのは、それこそ代表でも問題になった事があるくらいであるが、やはり主審の笛が吹かれるまでは、勝手にプレーを止めてはならないのは基本であろう。
そして何よりも、例えファールだったとしても、そのボールをゴールに入れるような真似は絶対にしてはならない。
結局、この1点が試合を決め、点を返しに行く為にどうしても前に意識が行く事で、京都に狙われてしまって、ショートカウンター3発で4失点、完敗と言うべき試合結果になってしまった。
たった一回のミスで、勝てる展開を逃してしまったというべきだろう。

流石の宮吉拓実
2点リードでほぼ試合が決まった後ではあるが、そこからの2点を奪った宮吉拓は見事なテクニックを見せるゴールだった。
現在の日本代表で期待されている宇佐美貴や柴崎岳と同世代で、3戦連敗で終ったもののU-17WCでは、第2戦でスタメン出場、2点を奪うなど活躍を見せていて、若手主体にシフトした後の京都にとっても将来を期待されていた選手ではあった。
ただ、どうにも伸び悩み、昨季は出場機会を求めて富山に期限付き移籍をするなど、結果がなかなか出てこなかった。
しかし、この試合に見せたプレーは、それこそ、柿谷曜や宇佐美貴と比較しても遜色ないプレーであった。
あそこで冷静に全体をみてシュートを狙える、フェイントを入れられるのが彼の良さではあるが、それが発揮されずになっている。
現状では、京都自体が伸び悩み、なかなかJ1へと上がってこれない部分もあるが、最近は途中出場をする大黒将の代わりに、出場した試合では得点と言う結果を得ることで、チームの結果に繋げていく事、それが、彼自身の成長と、彼自身が代表まで登り詰めるのに最も近道になるだろう。
そこに至れるだけの才能は、間違いなくあると思える、そういう片鱗を見せた試合でもあった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。