2015年09月09日 [08:47]   アジアカップ予選 | スポーツ | AC/UAE2019 

WC2018兼AC2019予選 アフガニスタン vs 日本

2019年UAE AC、そして、2018年のロシアWCに向けてのアジア2次予選。
初戦でシンガポール相手に引き分けたものの、カンボジアには勝利をおさめ、2試合終わって現在グループ3位。
カンボジア戦の前にも書いたが、残りを全勝すれば何の問題も無いので、きっちりと、ここも勝利して終えたい所だ。
但し、中立地での開催でのアウェー戦とはいえ、負ければ、監督解任となってもおかしくないという状況は変わりないと言える。

2018 FIFA World Cup 兼 2019 AFC Asian Cup Round 2
[7]グループE イラン・Azadi stadium/8,650人
アフガニスタン 0-6 日本
(JPN) 香川真司(10分、50分)、森重真人(35分)、岡崎慎司(57分、60分)、本田圭佑(74分)
ホームとなるアフガニスタンのスタメンは、1 Ovays AZIZI、20 Mustafa HADID、5 Zamir DAUDI、16 Djelaluddin SHARITYAR、3 Hassan AMIN、18 Ahmad HATIEFI、2 Abbasin ALIKHIL、7 Amiri、17 Mustafa Zazai、9 Norlla AMIRI、8 Shayestehの4-2-2-2。
WC2018兼AC2019予選 アフガニスタン vs 日本
アウェーの日本のスタメンは、12 西川周作、19 酒井宏樹、22 吉田麻也、6 森重真人、5 長友佑都、16 山口蛍、17 長谷部誠、4 本田圭佑、10 香川真司、8 原口元気、9 岡崎慎司の4-2-3-1。

前半
アフガニスタンのキックオフで試合開始。
立ち上がり早々から、日本が攻め込んで、特に左サイドからの攻撃をこの試合は見せて、開始早々には立て続けにCKのチャンスを得るなど、決定機を作り出す。
何度もチャンスを作り出した日本は、10分、左サイドでボールを受けた原口元が中に入りながら、香川真とのワンツーを狙うが、これは精度を欠いたのか、香川真がトラップが浮いてしまったことで、逆に原口元を囮に逆方向に反転から右足一閃、左下隅にミドルシュートを決めて、日本が先制。
アフガニスタンもセットプレーのチャンスを作ってくるものの、日本が、サイドからの攻撃などで何度となく決定機を作り出し、前線も流動的に動いて、良い形を作り出す。
何度か攻めてチャンスを作ると、35分には、左CKをショートコーナーで始めると、香川真が一旦下げ、そのボールを長友佑が一気にゴール前に上げると、後ろから来たボールを森重真がヘディングシュート、これは弾かれるも、ラインを割る前に本田圭が残したボールを森重真が押し込み、日本が追加点を奪う。
前半終了間際にも原口元のドリブルで左サイドPAの横からFKのチャンスを得ると、少し下がり目の位置に出したボールをブロックの前に走り込んだ本田圭がシュートに行くが、これはGK正面。
その後も日本が攻めた形のまま前半終了。

日本リードで折り返す
さて、2点差で前半を折り返すことが出来た訳で、アフガニスタンは、そこまで下がり続けてという訳ではないが、前にはあまり出てこないという事で、正直、この試合もあまり怖くはない。
ただ、少々、日本は全体が前に出ているので、そこでカウンターをもし狙われた場合、セットプレーは少々怖いというのと、どうしても、こういうアウェーの地ではファールとカードが怖いので、その辺のリスクを考慮した戦い方を後半は期待した。
正直、2点リードがあるのですから、後半は、このまま相手にいなして終えても良いと思う。
但し、相手が無理を冒して攻めてくるようなら、隙をついて、追加点を奪っていく必要もあり、そうやって相手の心を叩き折るのも重要、いなすのも、ようは、アフガニスタンが何をしても日本の掌の上と感じさせるようないなし方が出来ると良い。
そういう戦い方を後半は観たい。
前半に関しては、特に全体が攻撃に意識がいっていて、ラインが高いだけでなく、CBも攻撃参加をするような形になっていて、少々、無理をし過ぎな気がしたが、香川真が効いているのと、原口元の調子が良いので、この辺が良い崩しを作り出し、その二人が動くことで、全体が流動的な動きを見せ、山口蛍や長谷部誠が前線に出て、香川真が下がってボールを受けたり、長友佑が中央に入っていって、香川真がサイドに流れたりと、動きがあり、ある種、カンボジア戦で吹っ切れたという部分もあるのかもしれない。
後は、先に書いたことの言い直しかもしれないが、しっかりと後半を締めて、失点はしないように終えたい。

後半
両チームとも交代は無く、日本のキックオフで後半開始。
後半開始早々、前半同様に日本が良いリズムを作るのに対して、アフガニスタンが前に出ようとしていたが、本田圭からのパスを受けた香川真から原口元に出したパスはカットされるも、原口元が競って香川真にパス、香川真は少し角度の無い所からシュートを決め、50分、日本が3点目を奪う。
アフガニスタンは、55分、18番Ahmad HATIEFIに代えて6番Dastgirを投入する。
更に、香川真からのスルーパスに山口蛍に入れると、完全に抜け出して、GKの前に3人が飛び込んだ所に山口蛍が入れて、最後は岡崎慎が押し込み、57分、日本が4点目を奪う。
60分、本田圭が前線でボールを受けると、思い切ったミドルシュートを狙い、これがDFに当り、こぼれた所を、右足から飛び込むように合わせた岡崎慎がゴールに押し込み、日本に5点目が入る。
アフガニスタンは、68分、8番Shayestehに代えて13番Khaibar AMANIを投入する。
日本は、71分、酒井宏に代えて宇佐美貴を投入すると、原口元を右SBに入れて、宇佐美貴が左SHに入る。
左サイドからの崩しから、宇佐美貴が抜け出して中に入れ、そこに本田圭が入っていくと、シュートはミートしなかったが、DFとGKを体ごと押し込むようなゴールで、74分、日本が6点目。
77分、日本は香川真に代えて武藤嘉を投入し、本田圭がトップ下、武藤嘉が右SHに入る。
81分、長谷部誠に代えて遠藤航を投入する。
87分、アフガニスタンは、最後の交代で、7番Amiriに代えて、11番Taherを投入する。
その後もセットプレーのチャンスなど、日本にはあったが、そのまま日本が優勢のまま試合終了。

こんな所だろう
後半、アフガニスタンが少し前に出ようとしたことで、日本は前半以上に攻めやすくなった。
結果として、後半は4点を取る事が出来た。
ちょっと、危険な部分はあったものの、この試合評価すべきは、あれだけ高い位置を取りながらも、守備への切り替えが早くて、きっちりと0点に抑えられた事だろう。
吉田麻も森重真も足下の技術やフィード力があるので、彼らの所でゲームを作っていく事が出来た事で、CHの二人も前に上がって行って、人数をかけて押し込む事も出来た。
そもそも、シンガポール戦やカンボジア戦で批判があった点が取れないという部分に関して言えば、相手があそこまで引いてガチガチに守られたら、優勢に試合を進めても点を取るのに苦労するのは当たり前であり、そういう所で、パワーのあるミドルシュートなどがあればと思うが、それ以外では、それこそ、メッシやロッペンのような狭い所でもドリブルで抜けるような選手がいない限りは、難しい。
結論から言えば、こうやって攻めを意識してくれる相手の方が、ガチガチに守る相手よりもやり易いのは、日本が、例え負けてもCCなどではイタリアなど世界の強豪相手にも良い試合出来る事からは分かる話だ。
どちらかと言うと、無駄に煽って、不要なリスクを冒した結果、カウンター一発で負ける、それが日本がアジア相手にやってしまうパターンである事を考えれば、ボールを持っている中で、優勢なら、1点で良いという割り切りも欲しい。
そして、相手が出てきた所で得点を奪えるなら奪うという戦い方、その意味では、この試合は少々リスクを冒し過ぎであったが、良い展開で終えたと思える。
まずは、これで、ハリルホジッチ監督的にも一安心ではあるだろうが、しかし、次のシリア戦、アウェーとはいえ、負ければ、解任を要求する必要があるという事は変わっていない。



個人的な個人評
12 西川周作 5.5 ほとんどプレーする機会は無い中で良く集中して、最終ラインの後ろの広いスペースをカバーした。
19 酒井宏樹 6.0 左サイドが目立つ形で右サイドはバランスを取る事になった。ただ、少しクロスの精度が悪かった。
11 宇佐美貴史 5.5 本田圭のゴールをアシストも、あまりボールに絡めなかった。
22 吉田麻也 6.0 高い位置でプレーしながらも、良くカウンターに対してカバーできていた。
6 森重真人 6.0 攻撃を組み立て、守備では良くカバーしていた。
5 長友佑都 6.0 後半はペースダウンしてしまったが、積極的な攻撃参加で左サイドを蹂躙した。
16 山口蛍 7.5 日本のバランスを良く取って、攻守両面で活躍した。
17 長谷部誠 6.5 ゴールは奪えなかったがいつも以上に前に出て行く積極性があった。
3 遠藤航 6.0 途中交代も鋭い出足で、中盤で躍動した。
4 本田圭佑 6.5 香川真に任せて、少し抑え気味ながらも、要所は基点となるプレーを見せた。
10 香川真司 7.5 本日のMOM。先制点だけでなく非常に良い動きで攻撃をリードした。
14 武藤嘉紀 5.5 攻撃を仕掛けるも、若干空回りしていて、ボールを触れなかった。
8 原口元気 7.0 終盤は慣れないSBも、前半から攻撃は日本の攻撃をリードした。
9 岡崎慎司 6.5 前半は精度を欠いたものの、後半は2得点と仕事を果たした。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。