2015年09月15日 [08:55]   アルビレックス新潟 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第27節 新潟 vs 横浜M

代表戦での中断が終わってのJ1第27節。
ここ5試合を1勝2分2敗で、なかなか結果が出せず、降格圏ギリギリの15位新潟。
ここにきて結果が出てきて、前節は浦和を大勝撃破し、4連勝、7位につける横浜M。
ただ、新潟もNCでは結果を出して、どちらも勝てる試合か。

Jリーグ2015 Division1 第27節
デンカビッグスワンスタジアム/25,336人
新潟 1-1 横浜M
(新潟) 大井健太郎(48+分)
(横浜M) アデミウソン(64分)
ホーム新潟のスタメンは、21 守田達弥、24 川口尚紀、4 舞行龍ジェームズ、3 大井健太郎、7 コルテース、8 レオ・シルバ、6 小林裕紀、23 山本康裕、13 加藤大、11 指宿洋史、9 山崎亮平の4-2-2-2。
アウェー横浜Mのスタメンは、21 飯倉大樹、13 小林祐三、22 中澤佑二、5 ファビオ、23 下平匠、28 喜田拓也、6 三門雄大、39 アデミウソン、10 中村俊輔、11 齋藤学、16 伊藤翔の4-2-3-1。

終わってみればドロー
試合の主導権を握ったのは横浜Mで、前線で良い形でボールを回して、ポゼッションをし、新潟を振り回すような展開で、新潟は何とか体を張って守るが、繋ぐことが出来ず、守備に追われる事になる。
ただ、序盤の横浜Mの攻勢を新潟が耐えると、一気に前線へと送って、選手を走らせることでカウンターを仕掛けて、それによって、横浜Mの守備を下げさせる。
劣勢だった新潟だが、前半終了間際、アディショナルタイムに右サイドで粘ってFKを得ると、ゴール前に放り込んだボールに、DFのマークの死角からフリーで中央に飛び込んだ大井健がヘディングシュートを決めて、新潟が先制。
リードした事で後半も新潟はリズムが良かったが、59分、抜け出そうとした小林祐を手で掴むようにして止めてしまった加藤大に、この試合2枚目のYCが出て退場、新潟が一人少なくなる。
すると、64分には、左サイドを齋藤学が素晴らしいテクニックで奪いに来たDFをかわして入れ替わってからクロスを入れると、伊藤翔がシュート、これはDFにブロックされるがこぼれ球を拾った下平匠が、アデミウソンにパスを流すと、DFを一瞬かわして右足一閃、豪快なミドルシュートが決まって、横浜Mが同点に追いつく。
同点に追いついた後、一瞬、新潟が横浜Mのゴールを揺らしたものの、それはファールでノーゴール、その後は完全に横浜Mペースで、何度も新潟ゴールを脅かす。
更に、アディショナルタイムには、レオ・シルバが2枚目のYCで退場、新潟は9人で戦う事になるが、結局、このまま試合はドローで終了。

共に勝点2を失う
新潟は総じて劣勢だったのだが、それでも、良い形で先制をして、その後も良く耐えていた。
カウンターでチャンスを見せるなど、新潟はある種の狙い通りの展開だったかもしれませんが、中盤での激しい攻防の中で、後半には加藤大が退場してしまって新潟は一人少なくなった。
その結果、同点に追いつかれて、そこから先は、何とか耐えてドローで勝点1をもらうだけの試合となってしまい、何とか勝点1を手に出来たとも言えるが、退場の前までは、正直言えば、勝てた試合でしたから、勝点3を取れなかったという意味では、勿体無い試合だった。
と同時に、横浜Mは、優勢な展開であり、その上で、先制こそ許したものの、後半の早い段階で新潟は一人少なくなった。
良くあるパターンでは一人少なくなった方が、やり方シンプルになって、逃げ切ってしまう事もあるものの、この試合で言えば、すぐに横浜Mが同点に追いついたことで、完全にゲームを支配したと言っても良い。
何度となく決定的なシーンもありながらも、結局最後まで勝ち越しゴールを奪う事が出来ず、引き分けてしまったという意味では、横浜Mにとってみても、勝てる試合を勝てなかった試合だと言えるだろう。
両チームにとって、終わってみれば悔やまれる試合だったように思える。

勿体無い退場
中盤での攻防が激しくなっていた事もあって、ある意味ファールは仕方が無い部分があるが、加藤大の2枚目のYCは勿体無いファールだったと言える。
自分のところで突破を許してしまったから、咄嗟に手が出たのでしょう、この辺は、ある意味、本能に近い反応のようなもので、もしかしたら仕方が無いのかもしれないが、それでも、やってはいけなかったファールだった。
小林祐が中央に切れ込んできた訳だが、その前には新潟の選手もいて、止める事は可能で、挟み込んで奪いに行く事だって出来た筈である。
そこを手を出して倒してしまった。場合によると決定機阻止とも言えないし、ファールにはなるがカードが出ない可能性もあるが、既に1枚もらっている選手のプレーとしては軽率だったように思える。
そして、同様に、終了間際にやってしまったレオ・シルバのファール。放送上で観る限りは、良く分からなかったが、足を踏んでしまったのかな? これも、カードが出る程ではないかもしれない、主審によっては流す可能性もあるだろう。
ただ、それでも、レオ・シルバらしくないというか、あそこで突っ込み過ぎる必要は無かったようにも思える。
結果として、次節出場停止にもなる訳で、ここから先、負けられない新潟の状況を考えると、主力の離脱は大きなマイナス要因だろう。
厳しく、激しくプレーする事は重要であるが、状況を踏まえて判断する事、そういう冷静な部分は常に残しておく事が重要であろう。

駒不足
やはり、中村俊は前目でプレーする方が機能する。
久々に観た、横浜Mのサッカーは、全体的に動きもあって、スピード感と良い意味でのポゼッションが機能していたように思える。
その中心にいたのは、やはり中村俊で、彼の動きから、チーム全体が連動しているように思えた。
だからこそ、後半途中で交代した事は疑問ではあるが、両足共に攣っていたのかしていたのであれば、負傷交代という所なのかもしれない。
ただ、問題は、そこではなく、その中村俊の代わりに入った仲川輝も決して悪くは無かった。
それどころか、あちらこちらに顔を出し、存在感を十二分にアピールできたとも言えるだろう。
にもかかわらず、得点を奪う事が出来なかった。
最大の要因は決めるべき選手がいなかったという所だろう。
伊藤翔にしても、齋藤学にしてもアデミウソンにしても、ゴールを奪う事が出来る選手ではある。しかし、ここぞという所で、彼に任せればと言うストライカーが不在なのと、もう一つ、後半の優勢な流れの中で、相手の息の根を止めるような交代選手がいなかった。事実、中村俊の負傷交代を除けば、横浜Mは交代カードを切らなかった。
あそこで、とどめを刺すことが出来るような選手の投入が出来るか否か、そういう選手の存在の有無が、現状の位置より上に行く為に必要不可欠になってくるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。