2015年09月17日 [08:39]   ACL | スポーツ | ACL/2015 

ACL2015 QF G大阪 vs 全北

AFCもベスト8。
1stレグでは、アウェーでスコアレスドロー。
ホームのこの試合では、失点をしてしまうと、引き分けでも敗れる事になるだけに、きっちりと勝ってベスト4へと駒を進めたい所。

AFCチャンピオンズリーグ2015
[8]準々決勝 日本 万博記念競技場/9,284人
G大阪(JPN) 3-2 全北(KOR)
(G大阪) パトリック(14分)、倉田秋(76分)、米倉恒貴(93+分)
(全北)  レオナルド(13分PK)、ウルコ・ベラ(88分)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、22 オ・ジェソク、5 丹羽大輝、8 岩下敬輔、4 藤春廣輝、7 遠藤保仁、15 今野泰幸、13 阿部浩之、11 倉田秋、10 二川孝広、29 パトリックの4-2-3-1。
アウェー全北のスタメンは、1 クォン・スンテ、4 キム・ギヒ、18 アレックス・ウィルキンソン、3 キム・ヒョンイル、19 パク・ウォンジェ、25 チェ・チョルスン、7 ハン・ギョウォン、33 イ・グノ、17 イ・ジェソン、10 レオナルド、20 イ・ドングッの4-1-4-1。

G大阪勝利
立ち上がり、先に仕掛けてきたのは全北で、猛攻の前に、12分には、左CKからの混戦の中で全北の放ったシュートが固まってブロックを作っていたG大阪の守備陣の中で丹羽大の手に当りPK、これをレオナルドが思い切り決め、G大阪は13分、先制を許す。
しかし、G大阪もすぐさま逆襲、FKから放り込んだボールに、全北はオフサイドを仕掛けてきたが、後ろから飛び出してきた阿部浩に通って、後はフリーのパトリックに渡して、簡単にゴールに蹴り込み、14分G大阪が同点に追いつく。
その後はお互いに決定機を作り出すもののゴールを奪えず。
もしかしたら、このままドローになるかとも思われたが、76分、距離のある位置でボールを受けた倉田秋が、プレスが甘かった隙をついて思い切って左足一閃、DFに当ってコースが変わりゴール左隅に吸い込まれ、倉田秋のスーパーゴールでG大阪が勝ち越す。
1点リードしたG大阪は、84分には、前の選手を一枚減らして金正也を投入、逃げ切りを狙うが、88分、右サイドへと展開してからのクロスにウルコ・ベラが頭一つ以上競り勝つような打点の高いヘディングシュートで合わせて、全北が同点に追いつかれる。
このまま、引き分けで敗退するかと思われたアディショナルタイム、ボールが足につかないながらも強引に裏に抜け出した米倉恒が、ゴールに蹴り込み、G大阪が再び勝ち越す。
結局、そのままG大阪が勝利。

G大阪ベスト4へ
試合内容的にはやや全北が優勢だったようにも思えるが、チャンスの数は大差が無く、その意味では互角の展開だった。
大きかったのは、PKで先制された直後に、相手のミスに乗じてすぐに同点に追いつけた事だろう。
試合の流れ的には、全北が優勢な中で先制された事で嫌な流れになりかけていたのだが、すぐさま同点、しかも、全北のミスによってですから、一気に流れを引き寄せる事が出来た。
あの後、お互いにチャンスがありながらも勝ち越せなかったのは、厳しい展開になった要因かもしれないが、しかし、特にG大阪は、この試合守備陣のというか、チーム全体での守備意識が高く、最後まで集中を切らさなかった。
宇佐美貴が累積警告で出場停止の中で、Jリーグでは前節宇佐美貴のゴールで勝利して、ここから乗ってきてくれるという期待していたが、その宇佐美貴が出れないとなると、どうしても攻撃に決め手を失う事になる。
しかし、そんな中で、とにかく守備の集中力の高さ、まさに昨季の3冠の決め手となった守備力で、全北の攻撃を跳ね返し、倉田秋のスーパーゴールに繋げたと言えるだろう。
また、逃げ切ろうとして同点にされた後は、若干下がって受けていた守備を前に出すことで全北のリズムを崩せたのは大きく、その結果が、米倉恒のゴール。あの最後のシュートに至る部分も、足にボールがついていないながらも、強引な突破でゴールに繋げた。
運、不運と言う部分もあるかもしれないが、G大阪が見事に全北に勝ち切って、ベスト4へと駒を進めた。

次は広州
ベスト4の相手は広州恒大。
ここまで、正直言えば、柏の方が順当な勝ち上りではあった。ただ、苦しんできた分、G大阪の方が粘り強さを手にしているようにも思える。
それが、この試合の守備の粘りであったり、ここぞでの爆発力だったりに繋がっているかもしれない。
相手は、柏をやぶった広州恒大。そのタレント性で言えば、監督も含めて、場合によるとG大阪以上かもしれない。
明らかに柏は、個々の1対1での戦いに敗れてしまったと言える。
しかし、G大阪もJリーグ屈指のタレントを持っており、宇佐美貴も復帰する事を考えると、真っ向からの勝負で十二分に勝機はあるだろう。
とにかく1対1で勝つ事、真っ向勝負に勝利する事が、広州相手には勝利の近道だろう。
久々のACL制覇まで残り2つ。
昨季の粘り強さと集中力のある守備を取り戻したG大阪にとって、後は、パトリックと宇佐美貴を中心とした攻撃陣、そこに倉田秋も加わった前線の個の力が、広州恒大を上回ってくれると期待している。

高さの不安
この試合、故意ではないのだが、腕にシュートを当てられた結果PKを相手に与え、しかもYCをもらった丹羽大は次節出場停止となった。
G大阪の守備陣は粘り強く守れているのと、岩下敬にしても、丹羽大が外れた場合でも金正也など、高さのあるCBがいるために、必ずしもゴール前での高さに不安はあるわけではない。
事実、Jリーグでも決して競り負けている訳ではない。
ただ、この試合の2点目の失点を受けた時、明らかに相手に高さで完璧に負けてしまっていた。
それ以外の時間帯は守れていたので、そこまで心配する事も無いのかもしれないが、しかし、やはり、試合展開次第では無造作な放り込みというのは、日本のチーム相手にやってくる相手は多い。
そうなった時に、どう対応していくのか。
きっちりと体を寄せるというのはまず大切であり、競り勝った場合には、そのセカンドボールはきっちりと抑える必要がある。
この辺は問題が無いが、一つ、個人的には、西野貴の起用をお願いしたい。
ミスも目立ったりするのと、負傷があった影響もあって、今季はほとんど出場機会が無い。
ただ、これからの日本を代表するCB候補の一人として、期待したい選手であり、アジアの舞台で経験を積むことは、来年のリオ五輪を考えても重要な機会でもあるだろう。
リスクを冒す事になるかもしれないが、西野貴の起用と言うのは、一つ、これからのG大阪の事を考えてもやっておく必要があるのではないだろうか?
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。