2015年09月22日 [08:05]   横浜F・マリノス | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第28節 横浜M vs F東京

J1も終りが見えてきた第28節。
今4連勝中、前節はドローではあったが、これで5試合負け無し7位まで順位を上げてきた横浜M。
こちらも6試合負け無し、ここ5試合は3勝2分として、浦和と広島を追う3位のF東京。
好調同士の対決で、どちらが、上位を追うのか。

Jリーグ2015 Division1 第28節
日産スタジアム/30,999人
横浜M 1-0 F東京
(横浜M) 富樫敬真(88分)
ホーム横浜Mのスタメンは、21 飯倉大樹、13 小林祐三、22 中澤佑二、5 ファビオ、23 下平匠、28 喜田拓也、6 三門雄大、39 アデミウソン、10 中村俊輔、11 齋藤学、16 伊藤翔の4-2-3-1。
アウェーF東京のスタメンは、46 ブラダ・アブラモフ、2 徳永悠平、3 森重真人、5 丸山祐市、6 太田宏介、34 野澤英之、7 米本拓司、37 橋本拳人、38 東慶悟、16 ネイサン・バーンズ、20 前田遼一の4-2-2-2。

横浜Mが競り勝つ
立ち上がりからどちらもしっかりとした守備からスタートして、自陣に入ってきた所で、一気にプレスを仕掛けて、お互いにボールを運ぶのを苦労するが、どちらかと言うと、前の選手の動きが横浜Mの方が良い。
お互いになかなか攻め切れないのだが、前半終了間際に、齋藤学の強烈なミドルシュートを放つも、GKのアブラモフの好セーブでF東京も耐える。
後半に入ると、一転して、F東京が優勢に攻めていき、横浜Mは下がって守る形になる。ただ、前半と逆に、今度は横浜Mがカウンターを狙って行く。時間経過とともに、横浜Mが押し返していって、終盤に入ると横浜Mが再び優勢になるが、なかなかシュートまではいけなかった。
お互いに決定機もあったがゴールを奪えず、このまま試合は終わるかと思われたが、88分、左サイドでパスをもらった中村俊が、マークが甘かった隙をついて、ピンポイントでクロス、そこに飛び込んだ富樫敬がドンピシャで合わせたヘディングシュートを決めて、横浜Mが先制。
結局、そのまま試合終了で、横浜Mが競り勝つ。

守備の競り合い
どちらも守備が良く、この試合の前で、お互いに横浜MがG大阪と並んでリーグ最少失点で、F東京は、そこに1点差と言う位で、両チームともゴールを奪うのは難しいというのは分かっていた試合。
だからこそ、お互いに相手に先制点を許さないようにするために、より守備意識が高くなり、両チームとも相手が自陣に入った所では厳しくプレスを仕掛けてボールを奪いに行く。
そうやって潰し合いの様相の中で、どちらもチャンスはあったが、ゴールは遠かった。
良い守備のやり合いのしあいではあったが、失点シーンは、そこまでの集中した守備が一瞬途切れたのか、中村俊に対して、プレスが遅れて、中を確かめる余裕を与えてしまってクロスを丁寧に上げさせる時間を与えた。
その上で、中央に走り込んでくる富樫敬に対して、CBの二人はいたが、その間に入ってきたのに対して、全く対応していなかった。
横浜Mの選手もゴール前には富樫敬しかいない状況でありながら、ニアサイドの森重真にとってみれば、死角に入られて仕方が無い部分もあるものの、丸山祐は目の前に入ってこられる所で、油断したという所だろう。
守備の競り合いの中で、隙をより与えてしまったF東京の敗戦は、ある種の必然だったのだろう。

サイドからの攻撃
F東京は、横浜Mの守備が良い事は分かっていた上で、攻撃は徹底してサイドからの攻撃を狙ったように思える。
東を中に置くのではなく、サイドに置き、東と橋本拳の二人が両サイドでボールを受けておいて、そこに、両SBの徳永悠と太田宏が絡んでサイドを主体に攻めていく事で、横浜Mの両サイドに関しては、正直言えば、アデミウソンと齋藤学に関しては、守備に回せば怖くはない。
だからこそ、押し込んでいくという意味でも、サイドから攻めておいて、中央で前田遼に競らせて、ネイサン・バーンズがフォローする形を狙ったように思える。
その狙いは悪くは無かったが、前田遼とネイサン・バーンズの距離感が悪かった。結果、中央に上げたボールを競り勝つことが出来ず、こぼれ球も横浜Mに抑えられてしまった。
そこで、後半は中島翔を入れて、縦関係にしたのだが、それで、バイタルのあたりでもボールが回るようになったのだが、今度はシュートまで行くことが出来ず、後半は、それこそF東京が優勢に試合を進めた時間帯もありながらもシュートまでいけなかった。
狙いははっきりしていたが、ゴールから遠くなってしまった結果、点が取れなかったという所ではあるが、狙い自体は悪くは無かったと言えるだろう。

若い力
横浜Mは、一時期ベテランだらけになってしまった。
それ以降、世代交代は重要ではあるが、なかなかうまく行っているとは言えなかった所で、先日は、中村俊に代わって途中出場した仲川輝が存在感を示した。
そして、この試合では、途中交代で入った、特別指定選手の富樫敬が決勝ゴールをあげた。
富樫敬に関しては、ゴールシーン以外では、そこまで良いとは言えなかったが、しかし、見事な結果を出したことで、ストライカーとしての力を示した。
大学卒の仲川輝も、大学生の富樫敬も決して、現代サッカーにおいては若いとは言い切れない。
それでも、30歳を超えた選手が多かった横浜Mにとってみれば、彼らのような選手が出てきてくれる事が重要。
富樫敬に関しては、来年の卒業後、どこに行くかは分からないが、これからの事を考えた場合、横浜Mにとって、彼らがこれからの横浜Mを背負って欲しい、その為に、チームとして彼らをどう育てていくのか、横浜Mの育成の腕が問われる。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。