2015年10月07日 [08:33]   サンフレッチェ広島 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第30節 広島 vs F東京

残り後5試合になったJ1の第30節。
現在2位も、ここ5試合を4勝1分と敗れていない広島。
ここ5試合を2勝2分1敗として、現在は3位につけるF東京。
広島との勝点差は6、ここで勝ってF東京は距離を詰めたい所。

Jリーグ2015 Division1 第30節
エディオンスタジアム広島/18,810人
広島 0-1 F東京
(F東京) 河野広貴(70分)
ホーム広島のスタメンは、1 林卓人、33 塩谷司、5 千葉和彦、4 水本裕貴、14 ミキッチ、6 青山敏弘、8 森﨑和幸、27 清水航平、9 ドウグラス、30 柴﨑晃誠、11 佐藤寿人の3-4-2-1。
アウェーF東京のスタメンは、46 ブラダ・アブラモフ、2 徳永悠平、3 森重真人、5 丸山祐市、6 太田宏介、37 橋本拳人、4 高橋秀人、7 米本拓司、17 河野広貴、38 東慶悟、20 前田遼一の4-3-1-2。

F東京が制する
立ち上がりから互角の展開で、広島が決定機を作れば、F東京も惜しいシーンがあり、どちらが先に点を取るのかと言う形ながらも、守備もお互いに良くて、失点をしない。
後半に入っても流れは変わらず、どちらも決定機を作るが、なかなかゴールを奪うには至らない。
70分、左サイドの裏へと走り込んだ所からのクロス、これをファーサイドで落としておいて、橋本拳がシュート、これは当り損ねたかのように枠の外に行くコースだったが、偶々そこにいた河野広の膝に当り逆をつくようなシュートになってゴール、F東京が先制する。
同点を狙った広島も猛攻を仕掛け、84分には、左サイドから山岸智のクロスにDFに体を預けるようにしてドウグラスがヘディングシュート、GKが止めたボールを清水航がゴールに押し込んだが、しかし、その前のドウグラスのプレーがファールでノーゴール。
その後も広島が猛攻を仕掛け続けるも、ギリギリでF東京が耐え抜いて試合終了、F東京が逃げ切る。

互角の試合
非常に面白い試合だった。
ほぼ互角の展開で、どちらが勝ったとしてもおかしくない、もしくはドローとなっていてもおかしくない試合だった。
立ち上がりからお互いにボールを持てば、全体で動かしてサイドからゴールへと迫っていけば、ボールを持っていない方は、相手の基点となる部分をきっちりと潰しておいて、ゴール前ではきっちりとマークをしながら跳ね返す。
どちらにも得点チャンスを作りながらも、どちらも点が入りそうにないという戦いの中で、ほぼ運によるゴールと言うべき、河野広の膝に当って入ったというシュート自体は枠を外していたのが、偶々そこにいた味方に当ったから奪えたゴールで勝利を引き寄せた。
両チームとも互角で、どちらが勝ってもおかしくない試合だったからこそ、こういう運不運が勝敗を分けてしまったというのも、また勝負の難しさになるかもしれないが、但し、そこに至るまでのプレーが出来た事がF東京の勝利になったと言えるだろう。

持ち味を出し切れず
広島の武器は明確でもあり、サイドからの崩しと同時に、佐藤寿を活かすのは、彼が裏に抜け出すタイミングで、青山敏や森崎和から出てくるフィード、スルーパスがゴールに繋がる事になる。
開始早々に、その形を見せたが、惜しくもシュートが枠を外してしまった。
その後は、ほとんどこの形を作れなかったのは、まさにF東京の守備陣にそこを止められたからでもある。
そうなっても、広島にはサイドからの突破があるのだが、この試合、負傷で柏が長期離脱してしまい、清水航が出ていて、その出来は悪くは無かったものの、ミキッチと二人とも、いつもの広島と比較すると、やはり、そこまでの良さが出ていたとは言えなかったかもしれない。
完全に研究されてしまった中で戦う事、こういうのは、リーグ戦を戦っていく、同じ相手と戦っていく上では、必ずそうなってくるのは当たり前であり、だからこそ、選手を入れ替えてや、サッカーを少しずつ改良を加えて戦っていく事が重要になるのだが、ある意味完成された広島のサッカーであれば、その改良が難しいのかもしれない、そういう研究された持ち味を出し切れない中で、どう戦うのかが、今の広島にとっては課題だろう。

研究しきった戦い
明らかにF東京は広島のサッカーに対して研究しきった戦い方をしてきていた。
トップ下に入った河野広は攻撃よりもどちらかと言うと、守備で青山敏を止める役割を任されて、それを遂行、そして、3人のCHの内二人でドウグラスと柴崎晃をみておいて、中央の高橋秀がフリーで、そこに入るボールを挟み込んで潰しに行く事で、広島サッカーの最も脅威となる縦の早さを封じてしまった。
サイドの部分をやられる事はある程度覚悟していたのだろうが、ミキッチの動きがあまり良くなく太田宏で止める事が出来た上で、清水航に対して徳永悠が対応できた事で、サイドの主導権も五分以上に戦えた。
そうやって優勢に戦った上で、サイドで五分以上の為に、自分たちはサイドからの攻撃を持ち込むことが出来た。
勝てたのは先にも書いたように運の部分が大きかったが、負けなかったというのは、間違いなく研究しきって戦えたという事によるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。