2015年10月13日 [08:30]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J2/2015 第36節 C大阪 vs 北九州

J2は残り7節となる第36節。
現在4位、自動昇格の2位まで勝点差が6と、ここから負けられない戦いになるC大阪。
前節の勝利で連敗脱出、ここ5試合は2勝3敗となっている12位の北九州。
絶対勝たないといけないC大阪に対して、北九州も残留の為には負けられない試合。

Jリーグ2015 Division2 第36節
キンチョウスタジアム/8,581人
C大阪 1-0 北九州
(C大阪) 田中裕介(60分)
ホームC大阪のスタメンは、27 丹野研太、5 田中裕介、23 山下達也、3 染谷悠太、14 丸橋祐介、2 扇原貴宏、32 関口訓充、7 パブロ、18 マグノ・クルス、19 田代有三、10 エジミウソンの4-1-3-2。
アウェー北九州のスタメンは、21 鈴木彩貴、16 弓崎恭平、6 西嶋弘之、5 前田和哉、19 川島大地、7 風間宏希、8 八角剛史、18 内藤洋平、11 井上翔太、25 小松塁、9 原一樹の4-2-2-2。

C大阪が逃げ切る
立ち上がりから前に出ようとするC大阪に対して、カウンターで北九州が裏を狙う事で、徐々にC大阪の全体が間延びして、試合の主導権は北九州が握るようになるが、しかし、北九州もなかなかシュートがゴールに至らない。
C大阪は交代選手を活かして、後半から立て直すと、59分、右サイドからの仕掛けた所で関口訓がファールを受け、良い位置でFKのチャンスを得ると、玉田圭が絶妙なボールをゴール前に入れると、ファーサイドで田中裕がヘディングで合わせてゴール、C大阪が60分先制。
その後は、再び北九州が優勢に試合を進め、C大阪もカウンターを仕掛けるものの追加点を奪うにはいたらず、どちらもゴールが奪えないまま時間が経過、最後は何とか耐え抜いたC大阪が勝利。

C大阪が耐え抜く
この試合、C大阪は勝たないといけない試合であったが、試合の主導権を握ったのは北九州だった。
C大阪は前に出たいのだが、北九州がブロックを作って縦パスを封じた上で、縦に早く攻めてくる為に、両SBの裏を狙われたりもして、どうしても前に出れない。
完全に北九州の狙いがはまったような形ではあるが、北九州が狙いたい小松塁の部分には、C大阪も山下達などが対応してきっちりと跳ね返すのでゴールを脅かされる事は無かった。
何と言うか、両チームとも決め手に欠ける展開であって、その上で、北九州の方が優勢な試合ではあったが、C大阪も、後半には改善して流れを変える事が出来た。
但し、C大阪がセットプレーから先制した後、逃げる、もしくは追加点を奪いに行きたかった所だったが、先制点を取るまでの間に交代を使い切ってしまった事で、再び北九州の流れになった所で、それを変化させる事は出来なかった。
結局、C大阪が勝ったものの、危ない試合だったと言えるだろう。

流れを掴みながら
北九州は、前節の勝利の勢いのまま、この試合も優勢に試合を進めることが出来た。
非常に良い流れと言うか、テンポの良いサッカーが出来て、一気にC大阪の裏を狙う事、試合の主導権を握っていた。
展開の早いサッカーになってしまっていたが、C大阪に対して、北九州の方が狙い通りの戦い方が出来ていたことが大きい。
昨季、J1のライセンスが無かった為にPOに出場できなかったが、5位という好成績をおさめたチームらしい、良いサッカーを見せたと言える。
こういうサッカーが出来るのであれば、少なくとも12位という順位にいることはないだろう。
但し、同時に、これだけのサッカーをしながらも結果として1-0で敗れてしまう、たった1点を取る事が出来ないという部分が、今の北九州の限界なのかもしれない。
小松塁にしても、原一樹にしても、間違いなく良いFWですし、何よりもこの試合でも風間宏が良い形で試合の流れをコントロールしていただけに、勝てる試合を落としたという印象が大きくなってしまった。

守備と攻撃
サッカーの難しい所は、攻撃と守備が同時に存在する事だろう。
攻めている時にも守りの事を考えないといけないし、守っている時にも攻めを意識していないといけない。
だからこそ面白いとも言える。
この試合のC大阪は何が何でも勝つために、点を取りに行くという事で、攻撃的なメンバーと布陣で挑んだ。
但し、その結果、前に出ようとする意識がかえって守りの問題を作り出して、相手に攻められてしまって、攻撃に行けなくなってしまった。
難しい所で、攻めるためにこそ守備を固める交代のカードを切るとか、守る為に前線に攻められる選手を投入するという事は往々にしてある。
結局、C大阪は、この当たり前のところを誤って、バランスを崩したことで、攻撃したいにもかかわらず、守備の不安から重心が後ろになってしまうという悪循環に陥った。
勝ったから良かったが、山口蛍の不在の中でバランスというのは、それこそ最も重要だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。