2015年10月19日 [08:43]   横浜F・マリノス | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第31節 横浜M vs 神戸

残り4試合となるJ1第31節。
ここ5試合を3勝2分としており、絶好調の7位横浜M。
現在4連敗中と、結果として、なかなか調子が上がってこないままの13位神戸。
既に優勝は無い両チーム、ただ、神戸としては残留の為にも負けられない試合。

Jリーグ2015 Division1 第31節
日産スタジアム/22,598人
横浜M 2-1 神戸
(横浜M) アデミウソン(86分)、齋藤学(94+分)
(神戸) 渡邉千真(31分)
ホーム横浜Mのスタメンは、21 飯倉大樹、13 小林祐三、22 中澤佑二、5 ファビオ、23 下平匠、28 喜田拓也、6 三門雄大、29 天野純、10 中村俊輔、39 アデミウソン、16 伊藤翔の4-2-3-1。
アウェー神戸のスタメンは、30 徳重健太、6 高橋峻希、5 岩波拓也、8 高橋祥平、31 安田理大、16 チョン・ウヨン、9 石津大介、24 三原雅俊、32 前田凌佑、10 森岡亮太、19 渡邉千真の4-1-4-1。

横浜Mが逆転勝利
立ち上がり早々、いきなり横浜Mが仕掛けて、伊藤翔がGKと1対1になるが、しかし、ここは、GK徳重健の好プレーもあって何とか止める。
互角の展開の中で、中盤でファビオが空振りでクリアミスしたボールを奪った渡邉千がそのまま一気に攻め上がり、GKとの1対1を冷静に決めて、31分、神戸が先制する。
その後も、神戸が優勢に試合を進めて、横浜Mが守る展開になっていたが、40分、神戸の左CKから流れたボールの競り合いで喜田拓に対して遅れて足の裏を見せて飛び込んだ形になった前田凌が2枚目のYCで退場、リードしている神戸が一人少なくなる。
後半に入ると、完全に試合の主導権は横浜Mが握って攻勢に出る。
中村俊のシュートはポスト、アデミウソンの強烈なボレーもGKの正面、小林祐のループシュートはバーなど、決定機を決め切れないものの、横浜Mが一方的に攻め続けるような展開になる。
横浜Mの猛攻に対して、神戸は、完全に逃げ切ろうとするが、86分、アデミウソンが小さな振り足で鋭いシュートが左下隅に突き刺さり、横浜Mが追いつく。
その後、横浜Mが逆転を狙って攻め続け、アディショナルタイム、中村俊のシュートをはじいた所で三門雄が体勢を崩しながら何とか中に折り返すと、齋藤学が蹴り込み横浜Mが逆転。
そして、試合終了、横浜Mが見事に逆転勝利。

耐え切れなかった神戸
この試合、序盤は神戸が攻めて、横浜Mが守る展開になった。
その中で、横浜Mは流石に、今季失点が2番目に少ないという守備陣、そして、この試合でJ1通算500試合出場を達成した中澤佑を中心に良く守っていた。
それでも、たった一度のミスで、神戸が先制すると、この勢いで神戸が有利に試合を進めるのではないかと思っていたのが、その10分後に一転、神戸が退場者を出した結果、内容は横浜Mが攻めて、神戸が守るという、それまでと正反対の試合展開になった。
その流れを変えたプレーではあるが、完全にアフターで飛び込んでいた訳で、YCは妥当な判断だろう。その前にすでに1枚もらっていたのですから、これで退場、それは、誤審でも厳しい判定でも何でもなく、至極順当な結果であり、結果として、そのプレーによって神戸は苦しい戦いとなった。
それでも、ゴール前でがっちりとブロックを作り、ある程度の運にも守られて、逃げ切れるかとも思われたが、流石に、45分間、ただ守って耐えきる事は出来なかった。アデミウソンの素晴らしいシュート、そして、齋藤学のシュート、最後の最後に耐え切れず、横浜Mが逆転勝利をしたが、しかし、一人少ないながらも神戸も良い戦いをしていた。

苦しい戦い
この試合の神戸は良い試合運びを出来ていた。
レアンドロが負傷離脱中で、結果が出せない試合を続けていたが、それでも、この試合は、立ち上がりから、神戸の持ち味でもある高い位置からのプレッシングが効いていて、そこからサイドを狙って攻め、もしくは、裏を狙って行く攻めを見せた。
特に、サイドに開いた位置で森岡亮を置いた事で、そこで基点を作る事が出来て、そこからの攻めでチャンスを作り出すことが出来ていた。
良い流れを作っていながら、ただ、横浜Mの守備陣も調子が良くて、神戸の攻めに崩されず、跳ね返してきて、なかなか決定機を作るにはいたらなかったのは、やはりレアンドロ不在が響いたのかもしれない。
それでも、良い時間帯に横浜Mのミスをついて先制して、それによって、有利に戦える筈だった。
しかし、前田凌が退場した事で、一転して耐える展開に。先に書いたように判定は妥当なものであった。
その一人少ないながらも、神戸は高い位置からのプレスに行くことが出来ず、ゴール前を固める形になったが、良く耐えていた。
当初こそはカウンターを仕掛ける場面もあったが、時間経過とともに、とにかく守るだけ、跳ね返すだけになってしまった。
そうなると、やはり耐え切れなかったという事か、残留の為にも勝ちたい試合ではあったが、この敗戦は、この後の戦いを苦しくしてしまうだろう。

見事な逆転劇
良く逆転できたとも言えるし、あれだけ猛攻を加えておきながら、結局、ギリギリだったんだとも言える。
但し、試合結果だけで言えば、見事な逆転劇だったと言えるだろう。
ここ最近の好調の要因は、何よりも、選手の適材と言う所なのかもしれない。
この試合は、天野純がスタメンで、アデミウソンが左サイドに入っていたが、正直、この部分が機能したというよりも、右サイドに入った天野純と小林祐の間で、森岡亮に自由にプレーをさせてしまって、それが前半の劣勢に繋がったようにも思える。
それが、後半に入って、齋藤学を投入する事で、両サイドからの仕掛けを増やし、それによって、少し下がってボールを受ける中村俊も自由にボールを持てるようになる。
中村俊が、高い位置で前を向いてボールをもてるようになると、横浜Mの攻撃は活性化する。
そうやって、前線の動きが良くなっていく中で、更に交代で攻撃的なカードを切っていく中でも、中村俊を中心に、全体を上手く連動させる事が出来た。
見事な結果は、横浜Mの采配も含めて、選手の力を上手く発揮させた事が要因だったようにも思える。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。