2015年10月20日 [08:27]   横浜FC | スポーツ | Jリーグ/2015 

J2/2015 第37節 横浜C vs 京都

J2は残り6節となる第37節。
前節ドローとなって、ここ5試合を2勝2分1敗、順位としては降格も昇格もあまり可能性が高く無い16位の横浜C。
7戦連続ドロー、負けてはいないが勝てておらず、少し勝点を稼いで何とか18位とギリギリの京都。
京都としては、残留を決めるためにも勝っておきたい所。

Jリーグ2015 Division2 第36節
ニッパツ三ツ沢球技場/7,464人
横浜C 0-0 京都
ホーム横浜Cのスタメンは、18 南雄太、15 市村篤司、4 パク・テホン、2 野上結貴、32 永田拓也、10 寺田紳一、8 佐藤謙介、24 松下年宏、14 小池純輝、39 大久保哲哉、11 三浦知良の4-2-2-2。
アウェー京都のスタメンは、21 清水圭介、30 石櫃洋祐、2 菅沼駿哉、20 バヤリッツァ、26 下畠翔吾、5 金南一、14 山瀬功治、10 原川力、11 伊藤優汰、13 宮吉拓実、7 駒井善成の4-1-2-3。

スコアレスドロー
立ち上がりから試合の主導権を握ったのは京都であったが、なかなか決めることが出来ず、17分、中盤の競り合いで後ろから金南一に競られて足を痛め退場。
その後も、京都がポゼッションで完全に横浜Cを上回り、何度となく横浜Cゴールを脅かすが、最後の部分で決め切れず。
横浜Cも何とか京都相手にカウンターを狙うものの、これは形にならず、京都ペースは崩れず、それでも、横浜Cも最終ラインが耐え凌ぎ、京都が横浜Cの守備を崩す事も出来ない為に、試合は1点を争う展開になる。
後半に入っても展開は変わらず、京都がペースを握りながら攻めて、横浜Cはカウンターを狙う、ただ、どちらもゴールが決まりそうな雰囲気は無いまま、結局、試合はスコアレスドローで終了。

負けたくない試合
どちらも、ほぼ昇格は可能性が無く、京都にはまだ降格の可能性があるものの、そちらもあまり意識しない所となった両チーム。
とはいえ、残留を確実にしていくためにも、負ける事は避けたいというのが両チームの意識ではあるだろう。
それが試合に出たのか、どちらも点を取りに行く意識は十分あったと思うが、それ以上に取られたくないという意識が強く、常に守備の意識が強くあった。
それは、攻守の切り替えに強く表れていて、奪われたら、すぐに守備に転じることで、どちらも決定的に相手の守備を崩すというシーンはほとんどなかった。
勝ちに行くよりも、負けない戦い方をした結果、そこまで消極的なサッカーだったとは思えないものの、リスクを冒すという場面はほとんどなく、その為にスコアレスドローに終わったという所だろう。
両チームとも負けるわけにはいかない試合ではあったのだろうが、勝ちに行くという事が出来ていないのが、もしかしたら、この順位に留まる要因なのかもしれない。

足踏み
横浜Cは、長らく勝てなかった事で、監督交代。そこから、快進撃とまではいかないものの調子は上がってきたように思えた。
しかし、ここで足踏みをしてしまっている感は否めない。
この試合、京都の方がポゼッションで上回ってくる事は読めていたというべきか、そもそも、京都が順位が低いにも関わらず、ポゼッション率ではJ2でもトップクラスと言う状況であり、ポゼッションでは勝てないというのは想定内だったのだろう。
序盤の競り合いから、一旦、横浜Cは下がって、京都にボールを持たせるが、ゴール前ではきっちりと対応して跳ね返し、カウンターを仕掛ける事を狙った。
実際に、京都の守備陣のラインが高い事もあって、裏を取る事が出来たのだが、しかし、決定的な仕事が出来なかった。大久保哲は決して能力が低いわけではない。しかし、一発のカウンターで仕留めたいと考えた場合、正直、大久保哲では難しい。
これが、逆に京都であれば、大黒将の決定力を活かすという策と出来たかもしれないが、この部分で、京都の方はポゼッションは出来るが横浜Cにがっちり守備ブロックを作られてスペースが無く、大黒将に決定的なボールを入れられなかった。
横浜Cの狙いは分かるが、チームの能力に合っていたのかどうか? 大久保哲を活かしていくのであれば、以前の試合のように、サイドなど高い位置からクロスを入れて、競らせる必要がある。
粘り強い守りで失点をしなかった守備に応えるためにも、点を取りに行く形を自分たちに合ったものとして作らないといけないだろう。

勝点2を失う
正直、京都にとってみれば勝てる試合を落としたように感じたかもしれない。
序盤から、山瀬功が相手DFと中盤との間のスペースでボールを受けて、基点となって攻撃をコントロールしていく事で、完全にポゼッションで上回った。
そこからの攻めで、良い形を作るシーンはあったが、ただ、決定的なシーンではシュートは枠を外し、枠に飛んだシュートはGKやDFに当るなど、精度の面で問題があったと同時に、下がって守られた所で、ゴール前を固められると、突破のイメージが作れないのが京都の問題だろう。
ポゼッション率ではJ2で2位の数字ではあるが、それは必ずしも良い面だけでなく、とにかく相手がゴール前にブロックを作ると、スペースが無い所に攻め込む術がなく、ボールを戻して回すだけになる。そういう悪いポゼッションも含まれてしまっており、どちらかと言うと、京都のポゼッションは、その悪いポゼッションが多い。
得点能力は決して低くなく、何より、ほとんどの試合で途中出場ながら15得点と言うリーグ2位の得点を誇る大黒将を擁している。
高さが無いという弱点が、なかなか固められた相手を崩す手段が無いという欠点をもち、それが、これで8試合連続ドローと言う名誉なのか不名誉なのか分からないような記録になっているが、勝てない要因としては、これも横浜Cと同じく、点の取り方を自分達らしくしていく事、失点が減ってきている中で、点を取れれば勝てるだけに、どうやって点を取るのか、それが京都が勝つために最も必要な事だろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。