2015年10月22日 [08:57]   ACL | スポーツ | ACL/2015 

ACL2015 SF2 G大阪 vs 広州

ACLの準決勝。
1stレグでは、広州相手に2-1で逆転負けをしたもののアウェーで1点を取っているG大阪。
ホームの試合で、1点取ればアウェーゴールで逆転勝利となるだけに、まずは1点を狙って行くべき。
十分、勝てる可能性のある試合。

AFCチャンピオンズリーグ2015
[12]準決勝 日本 万博記念競技場/17,310人
G大阪(JPN) 0-0 広州恒大(CHN)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、5 丹羽大輝、8 岩下敬輔、4 藤春廣輝、7 遠藤保仁、15 今野泰幸、13 阿部浩之、11 倉田秋、10 二川孝広、29 パトリックの4-2-3-1。
アウェー広州のスタメンは、19 ゾン・チョン、5 ジャン・リンポン、6 フォン・シャオティン、28 キム・ヨングォン、35 リー・シュエポン、10 ジョン・ジー、8 パウリーニョ、16 フアン・ボーウェン、11 リカルド・グラル、27 ジョン・ロン、9 エウケソンの4-2-3-1。

スコアレスドロー
G大阪は、宇佐美貴がベンチスタートで二川孝をスタメンで起用すると、G大阪は、その二川孝も加えたボール回しで、中盤で広州をリード、両SBも積極的に仕掛けていく事で、立ち上がりはG大阪が優勢に試合を進める。
序盤はG大阪ペースだったが、時間経過で少しペースダウンすると、一気に広州が攻勢に出てきて、多少遠くても思い切ったミドルシュートを狙ってくるなど、広州もリズムを作り出す。
43分には、この試合両チームに通じて最大のシーンが広州に訪れ、高い位置でボールを奪った広州が素早く、エウケソンに渡したボールは、完全にフリーでシュートと言う決定的だったが、ここは東口順が素晴らしい反応で止める。
後半に入ると、G大阪が再び主導権を握りだすと、何度かゴール前で良い形でボールが入って、後一歩パトリックまで繋がればと言うシーンが生まれてくる。
宇佐美貴を投入し、G大阪がチャンスを作り出して、惜しいシーンを何度も作るが、しかし、ゴールを奪うにはいたらず。
1点を取ればG大阪の勝利となる中で、攻勢を仕掛けていくが、しかし、広州もがっちりとゴール前を固めて、G大阪も少々リスクを冒すパスが通らず、広州は時間をかけるようにして、試合を締めに掛かってくる。
結局、G大阪は得点を奪う事が出来ず、そのまま試合終了で、2戦合計2-1でG大阪がここで敗退。

守りの問題
この試合、G大阪はとにかく1点を取る為に、攻勢に出て、立ち上がり確実に試合の主導権を握る事ができた。
守備への切り替えも早くて、良いテンポの攻撃が出来ていて、このまま続けていけば、どこかで点が取れるかと思える展開ではあったが、しかし、時間経過とともに試合の様相は一変した。
最大の要因は、この試合のG大阪の最終ラインがどこか不安定だった事だろう。
序盤は高い位置からプレスを仕掛けて、相手の攻撃を封じていたのだが、一旦、そこを突破された時に、最終ラインの判断が悪くて、曖昧なボールでカットされて、危険なシーンになったりした。
この試合、最初に最も得点の可能性を感じさせたシーンが、広州であり、それもG大阪のパスミスが原因だった。
そして、そういう守備の不安定さが、全体に波及して、どうしても前に出れなくなった。結果として、G大阪の狙いが機能しなくなったと言って良い。
終盤には、広州の足が止まってきていたのと、ある種の開き直りの攻撃で、何度か決定機を作ったが、広州が完全にゴール前を固めてしまってゴールを奪えなかった。
点を取りたいからこそ、もしかしたら、早い段階で守備の梃入れをしていた方が良かったと言えるかもしれない、そういう試合展開であった。

強かった広州
結果、Jリーグ勢が決勝に駒をまた進める事が出来なかった。
今年はCWCが日本開催であるが、これで、開催国枠としての出場という事になってしまった。
ここ数年、なかなかJリーグ勢の結果が出ない。一つは、このACLにそこまで注力できる環境に無いというのもあるかもしれない。
昨年から、JリーグもACLへの配慮をすると言っているものの、やはり、スケジュール的に厳しくなってしまう。
また、それ以上に、今回勝った広州の資金力、中東のオイルマネーに、中国の金銭力と言うのは、単純に力となる。
それだけでサッカーが強くなるわけでも無いだろうが、Jリーグが出来た直後、世界中から一流プレイヤーを集めて、一気にレベルをあげた。今中国が、それを行おうとしている。
個々の力が、G大阪と互角以上であり、そんな相手だからこそ、やはり、簡単には勝てる相手とはいかなかった。
勝てない相手ではなかったと言いたいが、それでも広州が強かったという事実は変わりがないだろう。
だからこそ、日本も、Jリーグも、確かに身の丈にあった部分も必要だが、C大阪が冒険をしたように、思い切ってお金をかけるような事も必要になってくるというのを考えさせられた。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。