2015年10月26日 [08:08]   ヴァンフォーレ甲府 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第32節 甲府 vs 広島

残り3試合となるJ1第32節。
連敗の後2勝1分として、ここ5試合を2勝1分2敗、11位の甲府。
ここ5試合を3勝1分1敗として、浦和との優勝争いを繰り広げている首位広島。
引き分け以上に残留が決まる甲府相手に、広島は優勝の為にも絶対に勝たないといけない試合。

Jリーグ2015 Division1 第32節
山梨中銀スタジアム/11,062人
甲府 0-2 広島
(広島) ドウグラス(15分)、清水航平(30分)
ホーム甲府のスタメンは、21 河田晃兵、41 土屋征夫、4 山本英臣、17 津田琢磨、16 松橋優、8 新井涼平、6 マルキーニョス・パラナ、27 阿部翔平、23 稲垣祥、9 阿部拓馬、10 バレーの3-4-2-1。
アウェー広島のスタメンは、1 林卓人、33 塩谷司、5 千葉和彦、4 水本裕貴、14 ミキッチ、6 青山敏弘、8 森﨑和幸、27 清水航平、9 ドウグラス、30 柴﨑晃誠、11 佐藤寿人の3-4-2-1。

広島が勝利
どちらも良い形で入った両チームのどちらが先に試合の主導権を握るかと思われる中で、15分、中盤からオフサイドギリギリで左サイドを抜け出した清水航にロングフィードを入れると、これをダイレクトで高く上がってマイナス方向にクロス、この難しいボールを、PAの外という距離のある所でドウグラスがミドルボレー、これがゴール右下隅ギリギリにコントロールされて、GKの河田晃も触るが、そのままゴールに吸い込まれ、広島がスーパーなプレーで先制。
先制した広島がバランスを取るようになると、甲府は中盤から前になかなかボールを運べず、30分、今度は右サイドのミキッチが裏に抜け出してのダイレクトクロスに、GKと佐藤寿が競り合い、このこぼれ球を清水航が拾って中に低いボールを入れる、これをドウグラスがシュートに行くが、今度はミートせず、こぼれたボールを再び清水航が詰めて、今度はゴールに蹴り込み、広島が追加点を奪う。
後半立ち上がりは一気に前線から甲府が仕掛けてくるが、しかし、広島も冷静にいなして決定機を作らせない。
後半の主導権は、甲府が握って、しかし、広島もカウンターからチャンスを作るという展開の中で、どちらかと言うと決定機は広島の方にあり、実際には広島が優勢に試合を進めているという形のまま、試合終了。

スーパーな個人技
過去2年、広島は甲府のホームで勝つ事が出来なかった。
その苦手意識があった訳ではないだろうが、立ち上がり甲府の出来も良かったが、広島は流れに乗り切れない部分があった。
特に甲府ががっちりと守って、そこから攻めに転じる事をしてきた為に、広島にはスペースが無かった。
その中で、シンプルなプレーではあったが、ロングフィードをダイレクトクロス、そしてボレーと、決めたドウグラスのシュートもスーパーであれば、上げた清水航のプレーも見事だった。
その一連のプレーは、まさに単純な個人技でゴールを奪う事が出来て、それで勢いに乗る事が出来た。
最悪引き分けたい甲府は、1点を追う為に、前に出るかとも思われたが、そうはならなかったが、それでも、広島がリズムに乗って、2点目もミキッチの個人技とも言うべきクロス、そして、乱戦から清水航が押し込みゴール。
その後、ゴールを奪う事は出来なかったが、最後まで試合を支配していたのは広島だったように思える。
甲府にもバレーなど、スーパーな選手もいるが、その力を発揮させる事が出来たというか、それ以上の力を発揮できた広島の勢いが、甲府を上回った試合だった。

攻め手が無い
先に書いたように、甲府もバレーと言うスーパーな選手がいる。
今季Jリーグでのプレーを観ていると、昔に比べると衰えたようにも思えるが、以前Jリーグでプレーしていた時も、それ程上手い選手ではなかった。
ただ、それでも点が取れたのは、ようはバイタルでボールが入った時に何とか出来る力があったからだろう。
しかし、どうにもこの試合でも結果が出なかった。
バレーに良い位置でボールが入らない、そして、バレー以外にも阿部拓だったり、マルキーニョス・パラナなどなど良い選手は多くいた。
それらの選手が力を発揮できればいいが、結果として、その力を発揮できているとは言い難い。
どうやって攻めるのか、どうやって前線でボールを入れるのか、その方法論が今の甲府に必要なのかもしれない。

優勝への戦い
広島はこの勝利で、2位以内を確定させた。
残り試合はG大阪と湘南。
浦和との差を考えれば、2連勝は必須ではありますが、その対戦相手として、難しい相手を残したと言える。
ただ、ここにきて、清水航が良いプレーを見せて、結果を出した。
柏が不在の中で、清水航が結果を出した事は、残り2試合を考えても非常に大きなものになるだろう。
また、今の広島にとって大きいのは、この試合でも、後半立ち上がりに猛攻をくらって危ないシーンはあった。
その危ないシーンでも冷静に対応、正直、そんな危険を冒す必要があるのかと言う位、その状況下でも繋いで行く。
そういう自分たちのサッカーに対する自信と、徹底できる力がある事が今の広島の強みだろう。
G大阪には今季敗れており、湘南にも勝てていない。
そのリベンジとも言うべき勝利で優勝を決める、その準備が出来たと言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。