2015年11月10日 [08:18]   鹿島アントラーズ | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第33節 鹿島 vs 横浜M

残り2節となったJ1第33節。
ここ5試合を3勝2敗、現在は7位となっている鹿島。
ここ5試合を4勝1分、現在は5位の横浜M。
好調の横浜Mと先日NCで見事な優勝をした鹿島の一戦。

Jリーグ2015 Division1 第33節
県立カシマサッカースタジアム/22,755人
鹿島 2-0 横浜M
(鹿島) カイオ(10分、64分)
ホーム鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、14 ファン・ソッコ、3 昌子源、16 山本脩斗、20 柴崎岳、40 小笠原満男、25 遠藤康、7 カイオ、33 金崎夢生、18 赤﨑秀平の4-2-2-2。
アウェー横浜Mのスタメンは、21 飯倉大樹、13 小林祐三、22 中澤佑二、5 ファビオ、23 下平匠、14 熊谷アンドリュー、6 三門雄大、39 アデミウソン、10 中村俊輔、11 齋藤学、16 伊藤翔の4-2-3-1。

鹿島快勝
立ち上がりから出足が鋭く試合の流れを掴んだ鹿島が、10分、自陣で遠藤康がボールをカットすると、中盤で相手をかわして一気にドリブルで持ち上がり、中央に相手を引き付けておいて、左サイドでフリーになったカイオに絶妙なパス、これをカイオが上手く逆サイドのポストに当てるような見事なゴールで鹿島が先制。
鹿島が優勢に試合を進め、何度も横浜Mゴールに迫っていくが、しかし、横浜Mの守備陣も粘ってゴールを許さず。
64分、カイオが中盤でパスカットから持ち上がると、横浜MのDFがプレスを掛けてこない所で、右下隅のコースを狙ったミドルシュートを決めて、鹿島が追加点を奪う。
完全に優勢に試合を進める鹿島を前に、横浜Mは終了間際に、アデミウソンのドリブル突破から、右サイドの天野純の前にこぼれたボールをフリーでシュートと言うこの試合、横浜Mにとって唯一の決定機だったが、これは曽ヶ端準が好セーブ、こぼれ球を中村俊が狙うも、これは枠を外す。
その後も鹿島ペースは変わらないまま試合終了。

鹿島完勝
NC決勝でG大阪に勝った勢いそのままに、この試合も横浜Mに対して鹿島が圧倒した。
横浜Mは90分間通してほとんどチャンスらしいチャンスはなく、鹿島の前にG大阪と同じようになすすべもなく敗れたという感じだった。
鹿島の出足は鋭く、攻守の切り替えが早いので、ボールを横浜Mは奪ってもすぐさまに潰され、また、G大阪戦では遠藤保を封じたように、この試合は中村俊には厳しく行く事で、ボールが入っても中村俊にはほとんど仕事が出来なかった。
セカンドボールも悉く拾った事もあって、横浜Mには、まともにサッカーをさせていない位の完勝劇となった。
決して、横浜Mが弱いわけではないのが、現在の順位が横浜Mの方が上ですし、ここ最近の成績でも横浜Mは非常に良い。
にもかかわらず、この試合の内容は、それこそ格の違いを感じさせるくらい、圧倒的な差を見せつけた試合となった。

封じられた攻撃
中村俊がトップ下に入るようになってから調子が良く結果を出してきていた横浜Mだったが、この試合は、その中村俊が封じられてしまって、チーム全体が機能不全を起こしてしまった。
鹿島の守備は、中村俊だけでなく、全体に厳しくプレスを仕掛けてきていて、ボールホルダーには決して手を抜く事無くすぐに厳しく当り、その上で、必ず一人以上がカバーに入り、パスコースをケアしている。
まさに守備のお手本のような形を、徹底してきた鹿島に対して、横浜Mは前線でボールをおさめる事が出来ず、その上で、ボールを取る時には複数人で囲み込んでこられるなど、横浜Mとしてはポゼッションをまともに出来ない展開だった。
逆に、鹿島の2得点は、共に横浜Mの守備陣がマークに行くのが遅れた結果、ボールを持ちこまれてしまっていた。
1点目は、中盤で一発でかわされた後は、中澤佑も遠藤康についてかわされたりパスを出される事を恐れて間合いを取りながら下がった事で、バイタルまで入ってこられて、チーム全体の意識を中央にされた結果、左サイドのカイオがフリーになってしまった。
また、2失点目に関しては、カイオに対して誰もプレスを掛けに行かなかった。2点ともプレスが甘く、プレスを徹底した鹿島に対して、横浜Mには隙があった。
相手の攻撃を封じ切れなかった事、そして、逆に封じられた事、力の差を見せられたという事だろう。

遅かった覚醒
NC決勝、そして、この試合を観ていて、鹿島が今の順位にいるのは本当に信じられない。
それだけ、圧倒的な力を、それも対戦相手は、G大阪であり横浜Mという、J1でもトップクラスであり、しかも、チームの状態も良い相手に対して、完勝というべき力の差を見せつける勝ちが出来ている。
監督交代後に快進撃と言う部分はあるが、元々、力はある。
その上で、ダヴィが離脱するなど、必ずしもベストと言える状態ではないとも言えるのだが、それでもピッチ上に出ている選手が全てベストを尽くす。
チーム全体が攻守において手を抜かず、集中して出足が鋭く戦える。
それによって、相手のサッカーを封じて、試合を自分たちのものにする事ができた。
既に天皇杯は敗れてしまい、リーグ戦では3位以内に入れそうにない。
つまり、来年のACL出場権を手にする事は出来ないのだが、今の鹿島のサッカーが常に出来れば、ACL制覇も出来そうであるだけに、そういうのが観れないのは残念に思えるほどのサッカーを、ここにきて遅ればせながら見せてくれていると言える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。