2015年11月11日 [08:04]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第33節 神戸 vs 松本

残り2節となったJ1第33節。
前節漸く連敗を脱出する勝利をして、14位で踏みとどまった神戸。
前節敗れて、15位の新潟との勝点差が6となっている16位松本。
とにかく残留の為には2連勝が最低条件で、松本としては絶対に勝たないといけない試合。

Jリーグ2015 Division1 第33節
ノエビアスタジアム神戸/18,092人
神戸 2-1 松本
(神戸) 森岡亮太(85分)、ペドロ・ジュニオール(93+分)
(松本) 阿部吉朗(42分)
ホーム神戸のスタメンは、30 徳重健太、5 岩波拓也、4 北本久仁衛、8 高橋祥平、35 藤谷壮、17 田中英雄、16 チョン・ウヨン、31 安田理大、10 森岡亮太、9 石津大介、19 渡邉千真の3-4-2-1。
アウェー松本のスタメンは、1 村山智彦、30 酒井隆介、4 飯田真輝、11 喜山康平、3 田中隼磨、5 岩間雄大、36 安藤淳、8 岩上祐三、26 キム・ボギョン、39 阿部吉朗、22 前田直輝の3-3-2-2。

神戸が逆転勝利
守備から入ってきた感じの松本に対して、神戸の方がボールを持つ事は出来ているが、しかし、松本の守備を崩すことは出来ず、逆に松本がカウンターを狙ってきている展開で、どちらかと言うと松本が狙い通りの試合運びをしている展開。
松本が狙い通りではあるが、どちらも得点が生まれず、時間が経過、少しずつ神戸が松本ゴールに迫っていくが、42分、キム・ボギョンが仕掛けて、左サイドへとスルーパスを出すと安藤淳がクロス、阿部吉が戻りながら北本久の前で体を捻る様なヘディングシュートを決めて、松本が先制。
このまま松本がいけるかと思われた前半アデショナルタイム、PA内で田中英を喜山康が後ろから倒してPK、これを渡邉千がGKの反対をついて右サイドを狙ったシュートは、しかしポスト直撃、前半終了間際の同点への決定的なチャンスを神戸は逃す。
このまま松本が逃げ切るかと思われた、85分、松本の中央にぽっかりできたスペースを森岡亮がつくようにドリブルで仕掛けて、そこにマークが寄ってきた所で、一旦右サイドの石津大へと流してクロス、これを、再び森岡亮が合わせてゴール、神戸が同点に追いつく。
これで流れが変わったのか、アディショナルタイム、石津大から渡邉千へと繋ぎ、渡邉千が中に切り返して左足でシュート、これはGK村山智が止めるが、こぼれ球が森岡亮が競ってこぼれ、ペドロ・ジュニオールが押し込み神戸が逆転。
松本も反撃に出るも時間は無く、結局、神戸が逆転勝利。

ラスト10分の悪夢
とにかく勝たない事にはどうしようもない松本が、この試合は、まずは失点をしないように守備を固めておいて、ボールを奪ったら、形を無視してとにかく早く攻めるという事を狙った。
結果、堅守速攻を武器とする神戸に対して、高い位置でのプレスを許さない事で神戸の形を封じて、優勢に試合を進める事が出来た。
前半良い形で先制して、その後、前半終了間際の所でPKと言う危機もあったが、そこを耐えた事で、試合は完全に松本が支配する事になった。
それは後半になっても変わらず、神戸が攻めてきても松本の守りの前に決定機を作り出すことが出来ていなかった。
このまま終われたら、松本は最後まで可能性を残すことが出来た。
しかし、試合時間ラスト5分、アディショナルタイムを入れた所で、ラスト10分の所で、そこまで必死に守っていた守備の隙をつかれてゴールを許してしまった。
同点では降格が決まってしまうだけに、点を取りに行かないといけない松本だったが、アディショナルタイムに前に出た所を突かれるような形で、神戸の攻撃を受けて逆転を許してしまった。
85分まではほぼ自分たちの狙い通りの試合運びが出来ていただけに、残り5分プラスアディショナルタイム、松本にとっては悪夢のような結果になった。

狙いは当った
松本は失点が多いチームであったが、この試合は、とにかく勝つために失点をしない事を意図して、全体として下がっていたが、がっちりとゴール前でブロックを作ってスペースを与えず、神戸相手に守り勝つ展開は狙い通りだった。
上手く先制する事も出来た上に、神戸はPKを外して、完全に試合の流れ、勝利の女神は松本側についているように感じた。
ただ、とにかくガッチリと守っているものの、下がって守っていた分、一瞬でも隙を作れば、そのスペースを突かれる可能性は高い危険な戦いでもあった。
神経をすり減らすような守りから、カウンターを狙う。
その戦い方を続けて、このまま勝ちが見えた所で、耐え切れなくなった。
やり方自体は間違っていたとは思えないし、そこまではほぼ完璧だったとも言える。後少しで耐え切れなかったのは、それだけ激しいサッカーの中での消耗が大きかったというのもあるだろう。
もう少しであったが、だからこそ、この戦い方はリスクも大きかったとも言えるかもしれない。
狙いは悪くは無かったが、だからこそ、J1ではまだまだ力が足りず届かなかったという事になるのかもしれない。

見事な逆転勝利
逆転の2ゴールはどちらも見事なゴールだった。
神戸らしいとは言い辛いが、しかし、2点ともカウンターの形で局地的に数的有利を作り出したのは上手かった。
ただ、それ以外の時間帯は非常に苦戦、ボールは持っていたが、持たされていたとも言える中で、全く得点のイメージが無い攻めで松本の守備を崩せるようには思えず、更に、カウンターで危ないシーンを作られた。
前節で残留を決めたものの、正直、神戸らしい戦い方が出来たとは言えない。
後半はレアンドロを獲得して、より神戸らしいカウンターサッカーが威力を増すかと思えば、それを活かしきれず、結果が出せなかった。
そういう甘さと言うか、脆さと言うか、この試合でもそうですが、力はあるが、持ち味を出し切れないというか、自分たちの適性とサッカーが合わないのか、戦力はあるのに結果が出ない事が、長い事続いている。
そろそろ、そういうアンマッチを改善する事が、終盤での逆転劇のように、神戸が、来季以降結果を出す為に必要な事だろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。