2015年11月09日 [08:09]   浦和レッズ | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 第33節 浦和 vs 川崎F

残り2節となったJ1第33節。
ここ5試合を3勝1分1敗、広島と勝点では並んでいるが、得失点差で2位となっている浦和。
現在2連敗中、5試合を3勝2敗としていて、6位につける川崎F。
浦和にとってみれば、優勝に向けて絶対に勝たないといけない試合。

Jリーグ2015 Division1 第33節
埼玉スタジアム2002/46,597人
浦和 1-1 川崎F
(浦和) 興梠慎三(28分)
(川崎F) 森谷賢太郎(44分)
ホーム浦和のスタメンは、1 西川周作、36 岡本拓也、4 那須大亮、5 槙野智章、24 関根貴大、8 柏木陽介、22 阿部勇樹、3 宇賀神友弥、30 興梠慎三、19 武藤雄樹、21 ズラタンの3-4-2-1。
アウェー川崎Fのスタメンは、30 新井章太、17 武岡優斗、5 谷口彰悟、20 車屋紳太郎、16 大島僚太、19 森谷賢太郎、18 エウシーニョ、14 中村憲剛、22 中野嘉大、11 小林悠、15 船山貴之の3-2-3-2。

ドロー決着
立ち上がりからお互いに激しい展開で、両チームともボールを繋ぎ、先に主導権を握ったのは浦和で、川崎Fを押し込んでいくが、しかし、そのまま川崎Fもやられず、ボールを奪ったら、隙を突くように一気に前線へと展開して浦和ゴールに迫るなど、両チームとも一瞬の隙でゴールを奪えそうな展開。
どちらが先に点を取るかと言う展開を制したのは浦和、28分、西川周のFKから一気に前線に送ったボールを前線に送ると体を張りながら武藤雄が落として、そのボールに対して、興梠慎が谷口彰と上手く体を入れ替えて裏に抜け出して、足の上に乗せるようなループシュートで飛び出すGKをかわしてゴール。
1点をリードした浦和も攻撃の手を緩めなければ、1点を追う川崎Fも慌てる事無く攻め続けると、44分、中村憲の縦パスをトラップから素早く大島僚が流して、それを受けた森谷賢がDFを反転して上手くかわしてミドルシュートを決め、前半の内に川崎Fが同点に追いつく。
後半に入ってもお互いに隙を窺いながらチャンスを作り出し、一瞬の隙でゴールが生まれそうな雰囲気は変わらない互角の展開。
お互いに決定機も作るが、お互いの最終ラインやGKの好セーブなんかもあってゴールを奪えず、結局、試合は、そのままドローで終る。

最後まで分からなかった試合
互角の試合で、どちらが勝ってもおかしくない展開だっただけに、非常に面白い試合だった。
立ち上がりから浦和が積極的に仕掛けて、サイドや縦に早い攻めなどを見せて川崎Fに迫れば、川崎Fもボールを奪ったら、いつも通りパスを繋いで攻める時と素早く縦に入れて前線の選手を走らせるなどした。
どちらかと言うと、川崎Fはそれこそ、中村憲が前に出て行ったりと、流動性が高く、浦和の方はスピードの早さがあった。
そういう持ち味を活かしながらも、同時にポゼッションできなくても、お互いにアイデアでもって形を作り出す。
どちらも一瞬でも気を抜けば失点をしてしまい、何か一つ機能した瞬間にゴールを奪える。
実際に、どちらのゴールも相手に隙があったというよりも、一つ噛み合ったものがあった瞬間にゴールと言う結果に繋がった。
両チームとも非常に高いレベルで互角であり、どちらが勝ってもおかしくない中で、最後の最後まで競り合った結果、引き分けで終った。

優勝から一歩遠ざかる
川崎Fが大久保嘉が出場停止であれば、浦和も森脇良が出場停止だった。
ただ、そんな事を感じさせない両チームの戦いの結果、浦和は勝たないといけない試合を引き分けてしまった。
広島との勝点では並んでいたが、得失点差を考えたら、勝点で上回らないといけない中で、広島はG大阪に勝ったのに対して、浦和は川崎Fに勝てなかった。
何と言うか、こういうギリギリの部分と言うか、あと少しのところで結果が出せない、そういう勝負弱さが浦和の弱点であり、やはり、この試合もそういう部分が出てしまったのかもしれない。
昨季は、結果としてG大阪に逆転を許してしまい、今季は、これで広島と差をつけられてしまった。
優勝をする為には、広島の上に行かないといけないが、もし差があるとしたら、今季の広島は先制した後は絶対に負けないのに対して、浦和は、この試合でもそうだが、先制しながらも勝ち切れない試合が多かった。
勝負強さ、優勝する強かさは、過去、鹿島がそうだったように、先制した後、どうやって勝ち切るのか、そういうバランス感覚が必要だと言える。

代表への期待
U-22代表では代表に選ばれているが、招集の度に負傷していた小林悠がいて、谷口彰も招集されていた。
ただ、川崎Fのサッカーはある種特殊でもあるからか、なかなか代表での結果に繋がらない部分もあるが、大島僚であったり、森谷賢だったりといった所は、今の代表でも見てみたい。
現状の代表ではCHの部分で、ゲームを組み立てられる選手が不在となっている。
柴崎岳が波があり、柏木陽が一応今回も招集されていて、青山敏もいるのだが、大島僚や森谷賢という所も、代表で見てみたい選手ではある。
但し、それ以上に見たいのはやはり中村憲だろう。
遠藤保が招集されない中で、ほぼ同年代の中村憲が選ばれる事はないだろうが、ハリルホジッチ監督は縦に早いサッカーを行っているだけに、中村憲の縦への鋭いパスセンスやミドルシュートのセンスを考えたら、彼の方が見てみたい。
川崎Fは、既に優勝候補のチームであり、今季は不本意な結果かもしれないが、但し、そういうチームは同時に、これから先の代表強化も考えた、彼らのセンスを活かせるチームとなって欲しい。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。