2015年11月22日 [08:16]   全国高校サッカー選手権大会 | スポーツ | 第94回高校選手権 

第94回選手権 大阪大会決勝 阪南大高 vs 興國

冬の選手権出場をかけた高校サッカー大阪大会決勝。
昨年も決勝まで駒を進めたが決勝で履正社に敗れた阪南大高。
今年の大阪府でIH出場を決め、IHでもベスト8まで駒を進めた履正社をやぶって勝ち上がってきた興國。
どちらが勝っても初優勝、初の冬の選手権にどちらが挑むか。

第94回全国高校サッカー選手権大会
大阪大会決勝 キンチョウスタジアム
阪南大高 1-0 興國
(阪南大高) 福元祐介(31分)
阪南大高のスタメンは、1 杉田裕哉、7 高畑亮祐、2 小松拓幹、20 溝脇逸人、5 岸元海、15 渡辺滉大、10 朴賢太、6 藤本悠太郎、14 徳綱勇晟、8 森井峻太、9 福元祐介の4-4-1-1。
興國のスタメンは、1 板垣雄斗、2 吉岡陸、3 塩崎悠司、5 長井一真、11 今掛航貴、4 高原大知、6 宮城和也、8 小國憲弥、7 西口黎央、14 大垣勇樹、9 北山雄大の4-1-2-3。

阪南大高初優勝
立ち上がりからボールを支配したのは興國で、最終ラインからしっかり繋ぎながら攻めてくる中で、阪南大高も前線からプレスを仕掛けていく。
興國がパスを繋ぐのものの阪南大高の守備の前にボールを運べなくなると、31分、高い位置でボールをカットして、攻めようとするところで足を引っかけられてファール、ここで得たFKで壁をかわすようにファーサイドへと高く上げたボールを入れると、ここにフリーで入った小松拓がGKの動きをみてゴールではなく中にヘディングで折り返し、そこに飛び込んだ福元祐が押し込んで阪南大高が先制。
後半に入って時間の経過に伴って、興國がショートパスを繋いで阪南大高ゴールに迫っていくと、阪南大高は、自陣に下がって守る形となってくる。
興國ペースの試合展開ではあるが、しかし、阪南大高の守備陣は最後まで集中を切らさず、そのまま逃げ切って試合終了、阪南大高が初優勝。

一瞬の隙があった興國
どちらが勝っても初優勝となる両チームの対決は、興國の隙を逃さなかった阪南大高が勝利をした。
昨年、決勝で履正社に敗れて涙をのんだ阪南大高だったが、この試合も、内容的には興國が優勢だった。
ボールを保持して攻めてくる攻撃で、序盤は足が動いた分、何とか対処して、そこからカウンターを仕掛ける事も出来たが、流石に後半になると走らされていた分足が止まって、前に出れなくなって、自陣にこもる形になった。
しかし、両チームの勝敗を分けたのは、攻め込まれてはいたが集中力を切らさなかった阪南大高に対して、一瞬ではあったが、セットプレーで小松拓のマークを忘れてしまった、そこをつく事が出来たという点で、阪南大高が上回った。
正直言えば、そのサッカーの質は、興國の方が上だったと思うが、足が止まってきていても、疲労が溜まっていても、集中を崩さず、微妙なラインコントロールをしながら、簡単に崩されなかった、阪南大高のサッカーは、全国の舞台でもギリギリの所で勝ちを引き寄せる事が出来ると期待が出来る。

今年こそ
ここ数年、大阪を含めた関西のサッカーは、全国の舞台でそれなりの結果を残している。
89回大会で滝川二と久御山と言う兵庫と京都の関西勢による決勝が行われ、ここ数年は、京都橘を筆頭に大阪勢も結果を出してきている。
しかし、優勝と言う所までは届いていない。
大阪勢としては、それこそ、優勝と言うのは40年以上前であり、少しずつ結果を出してきているが、やはり関西のサッカーの評価はなかなか上がってこない。
それでも、G大阪という昨季の三冠王者を出した大阪府として、そろそろ高校サッカーでも結果を出して欲しい。
その結果を、正直言えば、阪南大高では厳しい気がする。
まだまだ、技術的に、先にも書いたが、それこそ負けた興國の方がサッカーは上だった。
しかし、それを伸び代だと考えることが出来れば、高校サッカーの舞台は、高校生にとってみれば、未知の領域であり、大観衆の前でプレーする事による成長と言うのはあり得る話である。
過去、大会前は無名でありながら大会中に成長して、一気にJリーガーにまで登り詰めた選手だっている。
誰がヒーローになるかは分からない。
ただ、誰かではなくチームとしてヒーローとなって旋風を起こせる、そういう余地を期待できる、それだけ、最後まで諦めず集中できる力と、泥臭さをもっていると言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。