2015年11月26日 [08:10]   川崎フロンターレ | スポーツ | Jリーグ/2015 

J1/2015 最終節 川崎F vs 仙台

J1もついに最終節。
ここ3試合勝ち星が無く、5試合を2勝1分2敗で6位の川崎F。
連敗中で、ここ5試合も1勝1分3敗でギリギリ残留となっている14位仙台。
お互いに今季の有終の美を決めたい試合。

Jリーグ2015 Division1 最終節
等々力陸上競技場/22,511人
川崎F 1-0 仙台
(川崎F) 大久保嘉人(80分)
ホーム川崎Fのスタメンは、30 新井章太、17 武岡優斗、5 谷口彰悟、8 小宮山尊信、18 エウシーニョ、16 大島僚太、19 森谷賢太郎、20 車屋紳太郎、14 中村憲剛、13 大久保嘉人、22 中野嘉大の3-4-1-2。
アウェー仙台のスタメンは、1 六反勇治、25 菅井直樹、2 鎌田次郎、3 渡部博文、23 二見宏志、17 富田晋伍、10 梁勇基、14 金久保順、7 奥埜博亮、11 金園英学、20 ハモン・ロペスの4-2-2-2。

川崎Fが有終の美を飾る
立ち上がりから、川崎Fが攻めたい所を、仙台の守備陣がきっちりと対応していてチャンスを作れず、どうにも膠着したような、噛み合って動きが取れなくなったような展開、ただ、これは、仙台の狙い通りと言えるかもしれない。
お互いに決め手を欠いたようなまま、前半は終了。
後半に入って川崎Fは布陣を変えて流れを変えようとするが、なかなかゴールまで行くことが出来ない。
仙台もハモン・ロペスの強烈なミドルシュートがバー直撃するなど、お互いにゴールは遠い。
時間経過とともに川崎Fの布陣の変更が奏功してきたのか、前線でボールが繋がるようになってきて、押し込む展開になっていくが、しかし、仙台の守備陣も粘る。
粘り続けた仙台だったが、何度となくゴールを狙い続けた大久保嘉だったが、80分、PAの外で大久保嘉がボールをもらうと、右足一閃、強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さり、川崎Fが先制。
その後も何度か川崎Fが攻めるが結局追加点は生まれず、また仙台もチャンスは作れず、結局、そのまま試合終了。

川崎Fの苦戦
確かに仙台のこの試合の出来は悪くはなく、特に大久保嘉にはやらせないと言わんばかりに、最終ラインの集中力は高く、きっちりと守備をしていた。
ただ、そこから攻撃へと転じることが出来なかったので、川崎Fにとってみれば、あまり怖くなく、ハモン・ロペスの強烈なミドルシュートがありましたが、そういう単発の怖さがあったとしても、守備面での怖さはあまりなくて、後半は思い切った攻めが川崎Fは出来ていた。
但し、それを踏まえても、川崎Fはゴールが遠かった。
前線をツートップにした結果なのだろうが、前線でボールが停滞して、2トップと中盤の間が距離が出来てしまっていた。
何とか中村憲が間を繋ごうとしていたが、それがかえって中盤を手薄にする事になって、仙台が跳ね返した場合、一旦息をつけるくらい、あまり波状攻撃とはいかなかった。
川崎Fは色々と面白い事をやったり、出来るのは、風間監督の方針と、それを実行に移せる選手の良さがある。
ただ、その影響か、どうにも機能しないことがあったりする。この試合は、正直、全体として機能していなかった。
そこを打開できる選手の個の力があったから勝てたが、こういう所も川崎Fらしさなのかもしれないが、だからこその苦戦なのかもしれない。
こういう波を無くすことが川崎Fにとってみたら課題だろう。

攻める事が出来ず
仙台は正直言えば狙い通りだっただろう。
守って守って隙をついてカウンターで仕留めるという狙いがあったように思えた。
川崎Fの攻撃に対して、前半は良く守れていたし、後半序盤には惜しいシーンもあった。
ただ、惜しいシーンもあったと言うだけで、攻めきる事が出来なかった。
そして、サッカーにおいて攻めなければ点が取れず、点が取れなければ勝てない。
相手が攻めてこない場合は、守る側にとってみれば怖くない。例え、単発とはいえ、ゴールを脅かすシーンがあれば、相手は常に守備を意識せざるを得なくなる。
その攻めが出来なければ、相手にとってみれば脅威ではない。
この試合、仙台の攻撃はほぼ川崎Fに脅威を与えなかった。だからこそ、川崎Fの攻撃は徐々に厚みを増して、大久保嘉にボールを集めることで最終的にゴールに近付いた。
仙台に攻撃の手が無かった訳ではない。
川崎Fに守りに入るだけでなく、その守りからどうやって攻めるのか、サッカーは攻めと守りが表裏一体である以上、攻めが無ければ守れるわけもない。そういう部分が仙台の課題となるだろう。

大久保嘉人
これでJ1では前人未踏の3年連続得点王となった大久保嘉。
また、総得点に関しても、佐藤寿と中山雅に対して1点差の156得点。現状の試合での起用方法を考えると、佐藤寿は来季中山雅の記録を抜くだろうが、大久保嘉はそれ以上の得点を重ねるとしたら、もっと先に進めるだろう。
こうなってくると、常に出てくるのが代表での大久保嘉の待望論だろう。
現状で、ハリルホジッチ監督は得点力を課題に挙げている。で、点を取れる選手を欲している。
大久保嘉は年齢的に外されているが、ここまで点を取れるようになってくると、やはり大久保嘉への期待されるようになるだろう。
但し、個人的には大久保嘉が点を取れるのは今の川崎Fが大久保嘉を活かす方向にチームが出来ているからという面はあるだろう。
この試合のような展開で、常に全員が大久保嘉をみて、そこにボールを送るという事を徹底している。常のファーストチョイスが大久保嘉である。
しかし、代表では、FWや前線の選手へ求められる事が点だけでないだけに、ブラジルWCで機能しなかったように、大久保嘉が機能するとは言えない。それでも、早い段階から招集して起用しておけば良いが、急遽であれば、彼自身責任感が強い所もあるので、結果を出す為に空回ってしまう。
そういう諸々を考えて、それでも、この試合の試合中に何度も見せた、本能でゴールを狙うようなプレー、あれこそストライカーであり、そういう期待される選手であり続ける限り、川崎Fは自信をもったサッカーが出来るだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。