2015年11月30日 [08:58]   Jリーグ | スポーツ | その他/2015 

J1/2015 入場者数 その2

今季から2ステージ制になったJ1ですが、入場者数を増やすという目標は達成できたのか?
さて、1stステージが終わった段階での数字で言えば、1試合平均の入場者数は17,892人で、前年の1年を通しての平均である17,240人から、652人増えている。
その上で、過去10年ほどの入場者数。

2006年 5,597,408人 平均18,292人
2007年 5,834,081人 平均19,066人
2008年 5,875,865人 平均19,202人
2009年 5,809,516人 平均18,985人
2010年 5,638,894人 平均18,428人
2011年 4,833,782人 平均15,797人
2012年 5,375,300人 平均17,566人
2013年 5,271,047人 平均17,226人
2014年 5,275,387人 平均17,240人
2015年 5,447,602人 平均17,803人


2011年は震災があって、サッカー観戦どころではありませんでしたから、人数が減ってしまうのは仕方が無い。
これは、どこでも言われている事でしょうけども、やはり、その震災を挟んで、ここ4年の入場者数と、それ以前とは1,000人ほど差がありますね。
先に書いたように、今季1stステージ終了段階では、昨季と比較すると600人強の人数が増えている。
ただ、並べてみると分かる通り、ほぼ横ばいと言う状況に変わりはない。
以前にも書いたが、天候だったり対戦相手だったりで、人数に影響を与えるので、単純比較は出来ない。
とはいえ、人数を増やす策として考えられた2ステージ制ではあるが、人数を増やすという結果は、あまり見込めていない。
しかも、残念なことに最終的に平均で563人増でしかないという事は、本来増えるべきはずの後半、終盤戦となる2ndステージで人数が増えていないどころか減っているという事になる。

更に、クラブ単位でみてみると。

ホーム入場者数(2014年/2015年)
仙台 257,949人 平均15,173人 / 253,705人 平均14,924人
山形 - - / 170,518人 平均10,030人
鹿島 300,310人 平均17,665人 / 279,185人 平均16,423人
浦和 603,770人 平均35,516人 / 658,668人 平均38,745人
大宮 183,791人 平均10,811人 / - -
柏 182,161人 平均10,715人 / 185,609人 平均10,918人
F東京 428,184人 平均25,187人 / 489,336人 平均28,784人
川崎F 283,241人 平均16,661人 / 356,976人 平均20,999人
横浜M 392,496人 平均23,088人 / 411,759人 平均24,221人
湘南 - - / 207,539人 平均12,208人
甲府 206,904人 平均12,171人 / 192,042人 平均11,297人
松本 - - / 285,992人 平均16,823人
新潟 390,648人 平均22,979人 / 372,908人 平均21,936人
清水 241,577人 平均14,210人 / 251,644人 平均14,803人
名古屋 284,474人 平均16,734人 / 276,082人 平均16,240人
G大阪 250,738人 平均14,749人 / 271,984人 平均15,999人
C大阪 367,651人 平均21,627人 / - -
神戸 255,185人 平均15,011人 / 276,512人 平均16,265人
広島 254,951人 平均14,997人 / 278,499人 平均16,382人
徳島 151,034人 平均8,884人 / - -
鳥栖 240,323人 平均14,137人 / 228,644人 平均13,450人


昨季と今季で、昇格と降格と言う結果があるので、これも単純比較は出来ない。
因みに、昨季降格した3クラブの入場者数は合計702,476人、今季昇格してきていた3クラブの入場者数は664,049人と今季昇格したクラブの方が少ない。
とすれば、残っていたクラブは概ね入場者数が増えているという事になる。
因みに、昇格・降格してきたクラブを除いた15クラブでの人数を出すと、2014年は4,572,911人で平均は17,933人、2015年は4,783,553人で平均は18,759人、ま、ここには昇格・降格クラブのアウェー戦が入っていますが、それでも、1試合平均で約800人増えていると言える。
但し、その多くはスタジアム改修で、元々ほぼ満員だった川崎Fの入場者数を増やせた事と、2年連続の優勝争いで浦和の入場者数が大幅に増えたという事だろう。
ただ、2ndステージ制を考えた場合、2ndステージで優勝争いをしていた鹿島の入場者数が、昨季と比較して減っている事、逆に優勝争いとは全く関係なく横浜Mが増えている。
ようは、良いサッカーを出来るかどうかと言う事であって、ステージ制の影響はあまり関係が無かったのではないだろうか?

ただ、こういう話をした場合、今季は平日開催が多かったからという話が出てくる。
確かに印象ではあるが、今季は平日開催が多かった気もするが、同時に試合日の天候が今季は良かったとも思える。
天候に関しても、入場者数に影響を与える。

そして、残念な話ではあるが、平日開催は、今後増えることはあっても減る事は無いだろう。
代表戦の行われる国際Aマッチの数は、ほぼ決まっていて、そこに合わせてJ1は中断するようにしているが、更に、CSを開催する為に、2週間終了を早めている。
つまり、単純に考えて、2試合分は平日開催となってしまう。
これはCSを続ける限り減らす事は出来ない。ま、開幕時期を2週早めれば別ですけどね。
結局、今季、2ステージにしたものの、確かに入場者数は微増した。が、それは、2ステージ制の恩恵と言えるかどうか微妙であり、しかも、数字的には微増であるため、横ばい状態と言う事から変化は無かったと言えるだろう。

もう1、2年してみないと分からない部分もあるだろうが、しかし、現実問題として、2ステージを始めた意味合いは、今季はほとんど無かったと言えるだろう。
何より、シーズン終盤に関しても、1st、2nd関係なく、1位と2位の広島と浦和の争いであり、ACL出場権である3位のF東京とG大阪の部分では盛り上がったものの、2nd優勝争いの鹿島が最終節まで可能性を残していたにも関わらず、影が薄く、それは入場者数にも出ていましたからね。
2ステージ制が入場者数にほとんど影響を与えなかったと言っても間違っていないように思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。